美味しそうなチョコレートと聞いて浮かぶのがベルギーチョコではないでしょうか?ベルギーチョコはなぜ有名になったのか?それは、品質へのこだわりをはじめ、プラリネ、バロタンの誕生にあります。ベルギーチョコが有名になった理由、美味しさの秘密について詳しくは本文にまとめましたので続きをお読みください。
ベルギーチョコの品質へのこだわり
チョコレートの国と言えば、多くの方がベルギーを想像すると思います。
しかし、実はベルギーはチョコレートの原料となるカカオが豊富に取れるわけではありません。
では、なぜベルギーチョコが有名なのでしょうか。
その答えはベルギーのチョコレートに対する品質への高いこだわりがあります。
現在は、チョコレートについての定義が緩和され、代用油脂を5%以下使用したものについてもチョコレートだとされていますが、今でもベルギーはカカオ100%にこだわっています。
このこだわりがベルギーチョコの品質の高さを維持する秘訣にもなっているのですね!
ベルギーチョコの歴史
ベルギーチョコは品質にこだわっていることが分かりましたが、なぜカカオの原産国でもないベルギーがカカオ100%を維持し続けることが出来るのでしょうか?
17世紀後半にようやくイギリスにチョコレートが伝わり、ヨーロッパの上流階級の間でチョコレートが話題になります。
ヨーロッパから世界中にチョコレートが広まった理由の一つとしては、植民地の存在が欠かせません。
ベルギーはアフリカにコンゴ・ルワンダ・ブルンジの3か国の植民地を持っていました。
カカオを自国で生産することが出来なかったベルギーですが、植民地から仕入れたカカオをブレンドすることで、風味豊かな美味しいチョコレートが出来上がりました。
スポンサーリンク
ベルギーチョコから生まれたプラリネとバロタン
この植民地から仕入れたカカオをブレンドしてベルギーのチョコレート職人が新たなお菓子を作り出します。
ナッツ類に熱した砂糖を加えてカラメル化したものをチョコレートの中に包んだプラリネというお菓子を作り出したことで、ベルギーチョコの人気に火が付きました。
もともとは鍋から溢れ出てしまった砂糖が、ボールに入っていたアーモンドにかかって出来た「偶然の産物」だったのですが、チョコレート職人が商品として開発することでベルギーチョコは大人気となります。
小粒で宝石のような見た目のプラリネの価値をさらに上げたのが、バロタンというプラリネを入れる専用の箱です。
様々なブランドが競い合うように豪華なバロタンを生み出すことで、バロタンをコレクションする人まで出るほどです。
現在もお気に入りのバロタンを見つけると、ショコラティエにサインをもらう人もいるほどだそうです。
ただの箱、と思っていましたが、ベルギーチョコが広まるきっかけになった重要なものだったのですね。
日本で買えるベルギーチョコメーカー
ヨーロッパを中心に人気を博したベルギーチョコですが、今では日本でも有名になっています。
さまざまなメーカーのベルギーチョコを通販を通しても買うことも出来るので、人気のメーカーをご紹介します。
ゴディバ
まずは言わずと知れた有名ブランド、ゴディバです。
2021年のバレンタイン限定の商品では、夜空をイメージしたパッケージとなっています。
パッケージの缶が人気で売り切れて手に入らないこともあるので、気になる方はお早めにゲットした方が良さそうですよ!
|
レオニダス
続いては添加物にもこだわり、ベルギーの人たちにも好まれているレオニダス。
こちらも2021年のバレンタイン限定商品では、素敵なプラリネの詰め合わせがあります。
|
ダルシー
《 #チョコレート 🍫》
もうすぐバレンタイン。
東京へ買い出しに行って来ました🙆💋総額は言えないけど、繋がりが増えた分、欲しがられる量も倍増した気が…
こちらは自分で頂き😊💋
予定していたプレゼント企画遅れています←#ダルシー#もうすぐバレンタイン#拡散希望 pic.twitter.com/Lpqg6JGHjQ— 愛花 胡桃(あいこも)🍑@撮影会の女神様 (@sukia8rm) February 5, 2019
ベルギーチョコの次世代を担うブランドとして話題なのが、ジャン=フィリップ・ダルシー。
限界まで薄くしたコーティングの極上な口どけが魅力的です。
まだ日本に上陸したばかりで、通販で買うのもなかなか狭き門のようです。
マリー
#ベルギー #王室御用達 の #Mary が #マダムドリュック として京都祇園にオープンしました🍫
↓ベルギー店の記事です。https://t.co/nIyLWgzenG#マリー #マリーチョコレート #チョコレート #ショコラティエ #ベルギー #旅行 #旅 #mary #madamedelluc #chocolate #belgium #trip #travel ✈︎— tojonotes (@tojonotes) February 27, 2019
1919年に創業した老舗ベルギーチョコメーカーのマダム ドリュック、通称「マリー」。
日本には2019年に上陸したばかりです。
マダム ドリュックは原料の品質の高さやパッケージまでこだわりが詰まった商品です。
ノイハウス
ベルギーチョコの元祖として名高いのノイハウス。
2021年のバレンタイン向け商品としては、ワインと合わせるためのチョコレートを新発売させて話題となっています。
|
ヴィタメール
こちらもベルギー王室御用達のヴィタメール。1910年の操業以来、丹精込めた味が受け継がれてきています。
|
ピエール マルコリーニ
今年、ミスタードーナツとのコラボレーションでも話題となっているピエール マルコリーニ。
ミスドのコラボ商品は売り切れ続出で、まだ商品を手に出来ないという人も多いのではないでしょうか?
楽天でもパッケージからワクワクするような商品が取り揃えらています。
|
コート・ドール
庶民的な存在ですが、ベルギーの人々を心酔させたコート・ドール。
深い味わいとして人気を博しています。
|
まとめ
ベルギーチョコについて調べてみましたが、いかがでしたでしょうか?
カカオの含有量や、パッケージであるバロタンへのこだわりを考えても、国をあげての品質を維持しようという熱意の高さが伺えます。
これほどのこだわりがあって作られているベルギーチョコなので、有名になるのも納得です!
今はバレンタインに向けてベルギーチョコも身近に手に入る時期なので、様々なブランドのものを見比べてみるのも楽しそうですね♪