新型コロナウイルスの影響で昼食をお弁当に切り替えた人も多いのではないでしょうか?市販の冷食のお弁当用のおかずに飽きてしまっていませんか?今回はそんな方のために自宅で作れる作り置きのお弁当のおかずと冷凍保存の方法をご紹介します。まとめて作っておくと、朝のお弁当作りも楽になりますよ!
冷凍保存できる作り置きおかず
市販されているお弁当用の冷凍食品も美味しいのですが、市販の冷凍食品は野菜が少ないと感じたことと、同じような味のものばかりで少し飽きてしまっていました。
私は、こう思ったのをきっかけにお弁当のおかずを冷凍保存を始めてみました。
休みの日にまとめて作って、小分けのカップに入れて冷凍保存しておくと、私のようにギリギリまで寝ていたい人や、とにかく時短したい人にはお弁当作りの効率アップに繋がります!
私は100均で繰り返し使えるシリコンカップを買い、タッパーに入れて冷凍しておきました。
最近はこのような可愛い形のシリコンカップもあります。
こんなカップに入ったおかずなら、お弁当箱も華やかになりますね!
皆さんも是非お気に入りのカップを見つけてみてはいかがでしょうか?
実際に私が作ってみたおかずを何点かご紹介していきます。
にんじんのマヨサラダ
これは火も使わない簡単に出来るので、毎週のように私も作っています。
これから夏に向けて火を使うと暑い…という人にもオススメです。
◆作り方
1.にんじんを千切りし、耐熱容器にいれる
2.電子レンジで火が通るまで温める(人参半分くらいなら600wで3分くらい)
3.火の通った人参とツナ缶・コーン缶をマヨネーズであえる(ツナ缶の油は少し残しておくとコクが出ます)
4.塩・こしょうで味を調えれば出来上がり
なすとベーコンのオーロラソース炒め
職場のスタッフにケチャップとマヨネーズのどちらが好きですか?と質問をされ、甲乙つけがたいと悩んでしまい…、合わせてオーロラソースを作ることにしました。
◆作り方
1.なすとベーコンを細かく切る(私はなす2本に対してベーコン2枚くらい)
2.フライパンでベーコンを炒め、火が通ったらなすを入れる(参考にしたレシピはオリーブオイルで炒めていました)
3.なすに火が通ってシナシナになったら、ケチャップとマヨネーズを1:1で混ぜた作ったオーロラソースを合わせる
4.ソースが全体に混ざれば出来上がり
しいたけとチーズのベーコン巻き
お弁当のおかずというより、おつまみにも向いているこのおかず。
お弁当用に作ってもその日のうちにいくつか消費してしまいます。
◆作り方
1.しいたけの汚れを落とし、石突を切り落とす(大きなしいたけだと1/2~1/3に切るのもオススメ)
2.モッツァレラチーズを切り、しいたけの傘の部分に乗せる
3.しいたけとチーズをベーコンを巻いていく
4.フライパンにオリーブオイルをひき、ベーコンの巻き終わりを下にして焼く
5.ある程度火が通ったら、裏返してフライパンに蓋をして蒸し焼きにする
6.塩・こしょうで味を調えて出来上がり
保存方法
それぞれ粗熱が取れたら小分けのカップに取り分けて、冷凍保存します。
冒頭で紹介した100均のシリコンカップでもよいですし、お弁当用のカップも耐熱温度を確認して、冷凍保存可能なものならそちらでも大丈夫です。
これらを朝、ひとカップずつ取ってお弁当箱に詰めます。
悩まなくてよいので手軽ですし、朝に調理する必要がないので、手早くお弁当の用意が出来ます。
冷凍保存しているので、これからの時期には安心な保冷効果もあります!
冷凍保存に向かない食材
一度にまとめて作って冷凍してしまえば長期の保存が可能なので便利ですが、食材によっては冷凍保存に不向きなものもあります。紹介していきますね。
水分が多いもの
代表的なものだとレタス・きゅうり・じゃがいも・大根が有名です。
そのままだと冷凍保存は不向きですが、きちんと下処理をすれば冷凍保存も可能です!
例えば、電子レンジで加熱して水分を飛ばしたり、じゃがいもはペースト状にしてしまえば冷凍可能です。
きゅうりも冷凍してしまうとみずみずしい食感が失われてしまうため、食感を重要視しないおかずにしてしまえば、冷凍可能です。
繊維が多いもの
ごぼうやたけのこなど、繊維質なものも繊維が際立ってしまい、冷凍には不向きです。
しかし、こちらも調理法ひとつで冷凍可能になります。
私はカブを冷凍したときに、筋が魚の小骨のように固くなってしまい、食べずらくなってしまいました。
その後、細かく切って過熱して保存してみたところ、筋も気にならなくなりました。
油分が多いもの
マヨネーズは温度差で分離してしまうため、冷凍には不向きと言われていますが、私は気になることなく、食べられています。
同じ理由でチーズも冷凍には不向きと言われていますが、こちらも私の場合再加熱できるので全く気にならずに食べることが出来ます。
マヨネーズやチーズを使う方は、一度少量から試してみてから通常のメニューに入れてみてください。
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冷凍保存する時のポイント
調理したおかずを冷凍保存するにはいくつかの注意点があります。
ここではその注意点についてまとめてみます。
冷ましてから冷凍する
調理したての温かいおかずを冷凍すると、冷凍庫内との寒暖差で水滴が発生してしまいます。
さらに冷凍庫の温度も上がってしまい、冷凍庫に既に入れてある他のものにも悪影響を及ぼします。
しっかりと粗熱をとってから冷凍保存するようにしましょう。
再冷凍しない
一度冷凍したものを解凍して、もう一度冷凍することは控えましょう。
雑菌が繁殖してしまい、健康被害にもつながります。
その際、カップ同士を近づけて冷凍してしまうとカップから飛び出したおかずがくっついてしまうこともあるので、少し間隔を空けて保存しておくのがよいかもしれません。
私は同じおかずでも大小いろいろな大きさのカップに保存するようにしています。
そうすることで、その日の気分や体調で量を加減することも出来るので、オススメです。
日付を書いておく
いくら冷凍保存したからと言って、永久に持つわけではありません。
いつ作ったおかずなのかを書いておくなどして、2週間以内には食べきるようにしましょう。
(夏場はもう少し早めを心がけてもよいかもしれません)
まとめ
お弁当のおかずを作り置きして冷凍保存する方法をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?市販のおかずに飽きたら、ぜひ作ってみてくださいね。
お休みの日におかずを作って冷凍保存しておけば、朝は冷凍庫から出してお弁当に入れるだけで、美味しい手作り弁当を食べることができます。
今は作り置きのレシピもインターネットで検索すると沢山出てきます。
季節の食材などを使って作り置きするのも楽しいかもしれません。
冷凍する際のポイントだけおさえておけば、お弁当作りが早く、楽しく出来るようになりますよ!