車の外観はピカピカでも車のシートのお掃除はしっかりと出来ていますか?
実は、車のシートの汚れは「拭けば大丈夫」なんて簡単なものではないのです。
気持ちよく運転するためにも、車の合成皮革シートの正しいお掃除方法について紹介していきます。
また、合成皮革シートの劣化を防ぐポイントも書いておきますので、是非参考にしてください!
車のシート【合成皮革の手入れ方法】
「合成皮革のシート」は「本革シート」に比べると汚れにも強く比較的に手軽に行う事が出来ます。
手軽に行う事が出来ますが単に「拭き取る」だけではしっかりと汚れは落ちませんので、汚れてしまった時の掃除の方法を紹介します。
車のシートの汚れを拭き取る
シミができてしまうような物をこぼしてしまったり、付けてしまったらまずは「ウエットティッシュ」で軽く叩くようにして汚れを落とします。
ウエットティッシュは水タイプではなく、除菌効果があるタイプを使ってください。
車のシートの汚れが取れない場合
シートの汚れた部分の上に蒸しタオルを置いて、しばらくそのまま置いておきます。
しばらくすると汚れが落ちますので、その後に乾いたタオルで拭いてください。
この時に濡れたシートをそのままにしておくと、シートにカビが生える事がありますので、濡れたシートはしっかりと乾いたタオルで拭き取ります。
車のシートあ汚れてしまって時間が経ってしまった場合
時間が経ってしまうと、多少はシミが残ってしまったり、色が落ちてしまうかもしれません・・・。
汚れにもよりますが、多少は汚れを落とす事が出来ます!
「酸素系漂白剤」を使用します。
塩素系漂白剤を使用するとシートの色が落ちてしまう原因になるからです。
乾いたタオルに酸素系漂白剤を少し垂らして下さい。そして、付いてしまった汚れをこすって落とします。
それでも落ちない場合は、その上に蒸したタオルで叩いて下さい。
ここでのポイントは、蒸したタオルで叩く事です。
蒸したタオルで拭くのは効果的ではないので注意が必要です。
最後に乾いたタオルで拭き取ります。
車の合皮シートの劣化を遅らせるお手入れ方法
高級車といえば本革のイメージがありますが、最近は高級車でも見た目は本革と間違えるほどの合成皮革が使われることも多くなりましたよね。
特に車のシートが合成皮革だと、掃除や手入れは正しくしておかないと、ボロボロになりやすいです。
合皮は人工的に作られていて、年月が経つとどうしても劣化していきますからね。
硬くなってきたり、ひび割れが出てきて、中には表面がボロボロになって剥がれるなんて事もありますから。
早いと3、4年で破れてしまってシートカバーの交換が必要になる場合もあります。
できるだけ、合皮シートの劣化を防ぎたいものですが、残念ながら「合成皮革」の劣化を無くすことは出来ないのです。
ですが、劣化する速度を遅らせる事は出来ます!
劣化を遅らせるのに1番いい方法は「同じ場所に座らない」という事なのですが、自宅にある合皮シートのソファなどは場所を変えて座る事が出来ますが、車の場合はそうはいきませんよね^^;
特に運転席や助手席は座る場所が限られているので「同じ場所に座らない」という事は不可能です。
そこで「劣化を遅らせるお手入れ」が必要となってきます。
劣化を遅らせる為には「汗や水分を極力付着させないようにする」事が大切なのです。
もし、使用した時に汚れが付着してしまった場合は「拭き取る」事が大事です。これをしているとしていないでは、大分変わってきます。
長持ちさせる為には、使ったらそのまましないでおきましょう。
そのままにしておくと、汚れの原因となりシミやカビの原因にもなります。
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まとめ
買い物の中で車を買う事は人生の中でも大きな買い物になりますし、普段の買い物や仕事に行く時など、いろいろな場面で使います。
大切にすることで長く乗れるようになりますので、外はピカピカに、中もマメに掃除をしましょう。
特にシートは乗車する度に汚れもつきやすいです。
合成皮革シートは、「汗や水分を極力付着させないようにする」という事に注意しましょう。
もし、付着したら必ず「拭き取る」事で劣化を遅らせることが出来ます。
付着してしまって汚れてしまっても「正しいお手入れ方法」をしっかりと行う事で汚れを落ちます。
2.落ちない場合は、蒸しタオルをしばらく汚れの上に置き、乾いたタオルで拭き取る
時間が経ってしまった汚れは、
2.乾いたタオルに少し垂らして拭き取る
3.蒸したタオルで叩くように汚れを落とし乾いたタイ折るで拭く
色落ちの原因になってしまいますので、決して「塩素系漂白剤」は使用しないで下さい!
普段からまめなお手入れをする事で合成皮革シートは長持ちする事が出来ますよ。
大切な愛車です。正しいお手入れをマメにすることで、余計な修理費がかかることなく長く乗ることができます。