今年もクリスマスが近づき、街はクリスマス一色になってきました。
「クリぼっち」とは、恋人がいなくて一人でクリスマスを過ごす人のことですが、家族・同性の友人とクリスマスを過ごす人のことも「クリぼっち」と呼ぶこともあります。
元々日本にはクリスマスを祝う習慣はなかったのですが、1980年代から、クリスマスは男女で祝うイベント、という風習が広がり始めました。
恋人がいない「クリぼっち」にとっては、「恋人がいない・・・。」という現実を突きつけられる日であり、とても辛いイベントですよね。
ですが、「クリぼっち」でもクリスマスを楽しむ方法はあります!
「クリぼっち」の男性に向けて、楽しいクリスマスの過ごし方について紹介していきます!
クリぼっちの過ごし方|男1人でクリスマスを満喫する方法
「クリぼっち」の男性は、クリスマスイヴとクリスマスをどのように過ごしているのでしょうか?
10月末の収穫感謝祭「ハロウィン」が終わると、街中のディスプレイはクリスマスムード一色になります。街中のジュエリーショップは、彼女へのプレゼント商品を揃えて用意しています。
彼女がいない「クリぼっち」は、「クリスマスをひとりで過ごすのは自分だけか・・・。」とネガティブになりがちですが、意外にも、恋人がいる人は少ないのです。
人口問題研究所の調査では、独身者で恋人がいない男性は69.8%、女性59.1%と半数以上が「クリぼっち」の状況になっています。
参照元:http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/doukou15_gaiyo.asp
ひとりきりの「クリぼっち」でも、クリスマスイブ・クリスマスを満喫できる方法を紹介します。
「クリぼっち」を贅沢に楽しむ3つの方法
クリスマスには、自分へご褒美をしましょう!
いつもよりちょっと贅沢をするのです。クリぼっちなら、一人分の料金しかかかりません。思う存分贅沢に過ごす3つの方法を紹介します。
1.大好きなお酒を楽しむ
今まで1本300円のワインや2ℓで990円の日本酒を晩酌にしていた「クリぼっち」は、クリスマス用に1本3,000円のワインや一升瓶3,000円の日本酒などを購入し、思いっきりお酒を楽しみましょう。
2.大好きな料理をたらふく食べる
気の知れた店で「大好きなメニュー」「大好きなお酒を楽しみましょう」。最近はお一人様の席やメニューが用意されている店舗があり「クリぼっち」をあたたかく迎えてくれます。
お酒好きな方は、最初に書いたお酒と共にお料理も楽しみましょう。
3.「演劇鑑賞」「映画鑑賞」「コンサート・ライブ鑑賞」を楽しむ
「クリぼっち」向けにクリスマスコンサートイベントを企画している会場もあります。好きなアーティスト・俳優を独占した気持ちになれます。
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「クリぼっち」であることを忘れる3つの楽しみ方
「クリぼっち」であることやクリスマスイヴ・クリスマスの時期を忘れて日常的に過ごすことも可能です。
2018年12月24日のクリスマスイヴは振替休日です。12月25日は火曜日で平日ですので、12月24日のクリスマスイヴの日の楽しみ方を紹介します。
1.スポーツジムで男に磨きを掛ける
2018年12月24日は振替休日なので、たっぷりと磨きを掛けることができますよ。
また、クリスマスイヴイベントが多いので比較的に空いています。通常は多忙なインストラクターの指導を独占できる可能性があります。冬季に筋肉を増強すると「冷え性」になりにくくなり一石二鳥です。
2.休日出勤して仕事に専念する
2018年12月24日は月曜日ですが振替休日です。休日出勤はお取引先様からの電話・メールがありません。同じく、社内の関連部署からの問い合わせもありません。
そのため、自分自身の受け持つ業務が200%の勢いで進みます。毎月25日が給料日の方々が多いと思いますので、給料日前に休日出勤すれば、経済的に助かります。
3.勉強をする
語学学習をする・自分自身のスキルアップさせる資格取得の勉強をして、クリスマスであることを忘れましょう。
彼女がいたらデートで勉強する時間はありません。一人の時間を大切に使うことで、仕事にも活かすことができます。
一人の時間を有効活用しましょう!
「クリぼっち」の意味と歴史
「クリぼっち」は、クリスマスイヴ・クリスマスをお一人様で過ごすことを意味する造語です。
「クリスマス」の頭文字+「一人ぼっち」の語尾を語呂よく「クリぼっち」と称すようになりました。
「ぼっち」は意味がわかりますが、クリスマスを「クリ」と略するには無理があったことでしょう。「クリ」と言われて「クリスマス」を連想する方が少ないからです。
「クリぼっち」は2012年頃からインターネット上の掲示板やSNSで広がり始まりました。
命名した方は不明ですが、2012年12月頃に誕生して、現在も若者を中心に盛んに使用されています。
飲食店などは、通常は「お一人様歓迎」のメッセージが、クリスマス時期になると「クリぼっち様」歓迎のメッセージに変わりますよ。
最後に
1980年代後半から1990年代前半の大好景気「バブル時代」のクリスマスは東京都の千代田区の赤坂プリンスホテルに宿泊して豪華なディナーのコースが流行しました。
男性は彼女のクリスマスプレゼントに、ティファニーの「オープンハート」を贈りました。
バブル時代崩壊から25年経過した2018年はアベノミクス効果によって景気が回復したとニュースで聞きますが、バブル期のような派手なクリスマスではなくクリぼっち族が増えました。
また、「クリぼっち」という言葉が出てきた時代は、パートナーがいないと淋しいイメージがありましたが、今は「クリぼっち」用の席やメニューがあったり、カップルお断りのレストランもあるほど歓迎される側になりました。
時代は変わるものですね。
クリスマスには、美味しいお料理を食べに行ったり、お酒を味わったり、勉強・仕事に洗面したり、スポーツジムで男磨きをして、自分へプレゼントをしてみてはいかがでしょうか。