扇風機をエアコンと併用して冷暖房の効率を上げて使っている人も多いのではないでしょうか?夏限定の人はもちろん、1年中使っていると気になるのがたまってしまうホコリですね。扇風機にほこりがすぐたまるのはなぜなのか気になりますよね。今回は扇風機にすぐたまるホコリの原因と対策についてまとめています。
扇風機にほこりがすぐにたまる原因
扇風機は羽を回転させて風を送り出しています。
扇風機は羽の後方から空気を取り込み、前方へ風を送り出しますが、この後方から空気を取り込むときに、空気中のほこりまで一緒に取り込んでしまうのです。
扇風機の羽の前にあるカバーが、いわゆるフィルターのような機能を果たしてしまい、カバーのところにほこりがたまってしまいます。
ということは、扇風機を使う部屋の空気をきれいにしておけば、ほこりを吸い込まない・たまらないということになりますね!
扇風機にほこりをたまりにくくする方法
では具体的なお部屋の掃除のコツをまとめてみます。
ここではオススメの方法を3つご紹介しますね!
拭き掃除をする
拭き掃除と言っても、乾拭きでは逆効果なので、しっかりと水拭きします。
乾拭きをすると、静電気が発生しやすくなってしまい、逆に周りのほこりを集めてしまいます。
オススメは静電気防止効果のあるリンスや柔軟剤を20~30倍に薄めた水を雑巾にしみ込ませることです。
少し雑巾が乾き始めたくらいに使うのがベストです!
絞って直ぐの状態で拭き掃除するより、拭いたときの筋が残りにくくなります。
換気をする・空気清浄機を使う
今は新型コロナウイルスの影響で、換気の大切さがとても認知されてきました。
定期的に窓をあけて空気を入れ替えることで、部屋の中にウイルスやほこりが滞ることを防ぎます。
また空気清浄機を使用すれば、目に見えない部屋の小さなほこりやチリも集塵してくれます。
部屋の面積にきちんと合ったものを使用すれば効果は得られるはずです!
カバーをかける
100円均一に行くと、可愛い扇風機カバーを結構見かけます。
そのような扇風機カバーを複数枚購入して、定期的に交換する方法もオススメです。
また、前方にカバーをかけるのではなく、後方の空気を吸い込むところに貼れるフィルターもあります。
後方にフィルターを貼っておけば、空気を吸い込む時点でほこりをキャッチしてくれるので、前方のカバーのところにすぐにほこりがたまる心配はありません。
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扇風機についたほこりの掃除方法
こうして対策をしていたとしても、たまってしまうほこりは仕方ありません。
定期的に掃除とメンテナンスをしておきましょう。
扇風機は出来れば分解して羽を外して掃除するのがベストですが、分解となると手間も時間もかかってしまいます。
今回は分解はせずに掃除する方法をご紹介します。
扇風機のカバーをはずす
分解はしなくても、前方のカバーを外すだけで掃除できる面積が広がります。
カバーは外して掃除するようにしましょう。
たまったほこりを取り除く
はずしたカバーや中央のモーター部分のほこりを取り除きます。
掃除機だけで取りにくい場合は刷毛を使って、ほこりを取り除きましょう。
カバーのほこりがうまく取れない場合は、シャワーで水洗いすると綺麗になります。
それでもうまく取り除けない場合は、食器洗い用の洗剤をつけると、より綺麗になりますよ。
水拭きする
ほこりを取り除いた後は、羽の部分を濡れた雑巾で水拭きをします。
水だけでうまく落とし切れない場合は、カバーを掃除したときと同じように、食器洗い用の中性洗剤を馴染ませてから、また水拭きしてみましょう。
もちろん、仕上げに乾拭きも忘れずに行いましょう。
静電気防止用スプレーを吹き付ける
最後に市販の静電気防止用スプレーを軽く吹き付けます。
もしスプレーがなければ、柔軟剤をしみ込ませた雑巾やタオルなどで軽く吹き上げます。
これを行うことで、ほこりがすぐに羽やカバーにたまるのを防ぐことが出来ます。
まとめ
扇風機にほこりがすぐたまる原因と対策について、まとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
部屋のほこりを吸い込んで、扇風機の前方のカバーがフィルターのような役割をしてしまうことが原因と分かり、納得がいってしまいました。
定期的に掃除することはもちろんですが、静電気防止対策をしておくことで、扇風機にほこりがすぐにたまることを防げるので、お手入れも楽になりますね!
1年中活躍する扇風機も定期的なお手入れで、長く愛用していきたいものですね!