門松の処分の仕方!神社にお願いする意味と自宅で捨てる時のポイント

 

お正月に飾った門松ってどうしていますか?

 

自分で捨ててしまうとバチが当たりそうだし・・・。
ゴミ箱にそのまま捨ててしまっていいものか・・・。

 

毎年「どうしよう?」と困っていましたが、神社で処分してくれることを知ってからはお願いするようになりました。

 

神社にお願いすると、1年の健康もお祈りすることができるので、「今年はいいことあるかも」という気分になります^^

 

ですが、忙しくて神社へ持ち込みできない年もあります。

 

その時は自分で処分しています。

 

あっ、正しい処分の仕方ってあるんですよ。ご存知でしたか?

 

自分で処分する方法、門松を処分する日、どうして神社で処分してくれるのか?東京都内で処分してくれる神社をまとめしたので、是非参考にしてみてください。

 

 

門松を神社で処分すると1年の健康も祈れる

 

どんど焼き

 

前年末に門・玄関に飾った「門松」は「松の内」期間が終わると片付けますよね。

 

関東は1月7日、関西は1月15日に片付けます。

 

その他に1月20日まで正月飾りをする風習がある地域があります。

 

引越し後に年末・新年を迎える方々は、隣家の方・自治会の方・町会役員の方に聞いて確認しましょう。それでも不明なときは、引越し先の市区町村役所で聞いてみましょう。

 

「門松」は「年神様(としがみさま)」をお迎えする縁起物です。

 

おすすめの処分方法は、近隣の神社で行われる「どんど焼き」「左義長(さぎちょう)」と呼ばれる火祭りに持っていき無病息災を祈ることです。

 

「どんど焼き」「左義長」と呼ばれる火祭りは神事とされていますが、宗教的な意味はないので、宗教に関係なくお願いすることができます。

 

「門松」「しめなわ」「玉飾り」を神社に持ち寄り、一箇所で積み上げて燃やします。

 

その火にあたることで、1年間、健康に過ごせる言い伝えがあります。また、無病息災・五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る行事になっています。

 

大型の「門松」を設置したお宅は、専門業者によって設置と片付けをしますので、神社に持っていき処分する必要はありません。

 

ですが、「門松」以外の「しめなわ」「玉飾り」などは、ご自身で神社へ持っていき「どんど焼き」で燃やして1年の健康を祈りましょう。

 

どんど焼とは?どんど焼が出来る神社

 

前章で説明しましたが「どんど焼き」についてもう少し詳しく説明しますね。

 

「どんど焼き」とは小正月(こしょうがつ)の行事で、正月の「松飾り・門松」「しめなわ・しめ飾り」「玉飾り」などを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やす全国に伝わるお正月の火祭り行事のことです。近隣の神社で行われます。

 

最近は煙を嫌がる地域住民や火の粉を気にする地域住民に配慮して「どんど焼き」を行わない神社があります。

 

「どんど焼き」で1年の健康を祈る行事に参加できないご時世になっているようです><

 

以前は「どんど焼」を行っていたけどやめてしまった神社もありますので、神社に確認することをオススメします。

 

私は東京在住なので、これから東京都内と都内近郊で「どんど焼き」ができる神社を紹介していきます。

 

東京都内とで「どんど焼き」ができる神社

 

 

「鳥越神社」

場所:東京都台東区鳥越2丁目

毎年伝統的に1月8日に開催されます。

江戸時代に徳川幕府によって正月は1月7日までと定められたので、1月8日に開催されたと言われています。「鳥越神社」では「どんど焼き」と言わずに「どんと焼き」と呼んでいます。

 

「花園神社」

場所:東京都新宿区新宿5丁目

「どんど焼き」と言わずに「湯の花神事」「湯花祭」と呼びます。毎年1月8日に開催されます。「湯の花神事」の火で沸かした甘酒が参拝者にふるまわれます。いただくと1年のご利益があると言われています。

 

「ブタ公園」

場所:東京都世田谷区駒沢5丁目

神社ではありませんが、住民の有志で開催されています。神社の主催ではありませんが、「どんど焼き」の火にあたり無病息災を願いましょう。毎年1月第2日曜日に開催されます。

 

東京近郊で「どんど焼き」ができる神社

 

「丸子山王日枝神社」

場所:川崎市中原区山王町1丁目

東京近郊では有数な盛大さを誇る「どんど焼き」です。規模が大きため神社境内では執り行わず、近くの多摩川第一広場が会場になります。毎年1月第2日曜日に開催されます。

 

「川口市氷川神社」

場所:川口市青木5丁目の

「門松」「しめなわ」「玉飾り」などの他に願いことを書いた「祈願串」を焚いて祈願成就をします。「どんど焼・祈願串焼納祭」は毎年1月15日午後7時より開催されます。

 

「稲毛浅間神社」

場所:千葉市稲毛区稲毛1丁目

漢字では「浅間」ですが、よみがなは「せんげん」です。安産・子育てにご利益があり、女性参拝者に人気です。「どんど焼き」は毎年1月14日に実施されます。

 


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門松の処分を自宅する方法

 

「門松」の片付けをした後、神社の「どんど焼き」行事に間に合わないときがあると思います。

 

毎年1月第2日曜日と決まっていれば、都合を付けることができますが、1月8日など開催日が平日のときは、行くことができませんからね。

 

そのような時には、自宅で処分します。

 

ですが、間違ってもそのままゴミ箱へ捨ててはNGなんです。

 

「どんど焼き」に間に合わないときは、片付けた「門松」を塩で清めてから紙に包んで可燃ごみとして出しましょう

 

そうです、塩で清めてから捨てることをお忘れなく!

 

また、「どんど焼き」の行事が終わっていても、正月飾りを引き取ってくれる神社があるので、問い合わせして確認してみましょう。

 

最後に

 

正月飾りは、年末に飾り新年になると片付ける日程が追いかけてきます。「門松」は「松の内」を過ぎると片付けます。関東は1月7日、関西は1月15日です。

 

なお、「しめ飾り・しめなわ」「玉飾り」は「門松」と同じ時期に片付けます。

 

出来れば、神社の「どんど焼き」に持参して処分しますが、近くに「どんど焼き」をしている所がない場合や間に合わない時は、自宅で処分しましょう。

 

この時、塩で清めることをお忘れなく!

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