引越で自転車を持っていく場合、自転車の変更登録の手続きって何をどこですればいいのか迷いますよね?
ですが、自転車の登録変更の手続きは簡単です。
自転車の登録変更の手続きに必要なもの、変更登録ができる場所などについて説明しますので、是非参考にしてください。
引越しする時の「自転車防犯登録」の手続きの仕方
自転車は一台につき防犯登録がしてありますので、登録変更が必要になります
まず、防犯登録の変更には身分証明書が必要で、手数料は200円~600円です。
登録変更をスムーズに行うのには「自転車防犯登録カード」があれば簡単に変更できます。
「自転車防犯登録カード」が見当たらないなど、紛失していても手続きはできますので大丈夫です。
その場合、自転車を購入したときの「保証書」か「領収書」があれば大丈夫です。
ですが、保証書や領収書ってどこにしまったか忘れていることもあります。
「保証書」も「領収書」もない時はどうすればいいのか?
その場所は自転車そのものを登録変更のときに一緒に持って行ってください。
自転車には車体番号が刻印されていますので、その車体番号で行うことができます。
自転車の変更登録ができる場所
各都道府県で防犯協会が指定している「自転車防犯登録所」で登録変更を行うことができます。
一般的にホームセンターなどの自転車を販売しているところでも登録変更はできます。
引越し先で周辺に自転車販売店などがない場合は、近くの警察署や交番でも変更の手続きができます。
警察署で行うときは「生活安全課」で変更手続きができます。
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新居で駐輪場を使用したい場合
新居に引越しが終わり、電気やガスや水道など各会社に連絡をして新しい生活を始めますよね。
新居がマンションやアパートなどで、共用の自転車置き場がある場合は、管理人さんか管理会社へ事前に連絡をしておきます。
新居の下見をするときに、自転車があることを伝えておくとスムーズに進みます。
連絡をしないで止めておくと放置自転車と勘違いされてしまうこともあります。
実際にあった話ですが、新居のマンションへ引っ越して、自転車置き場へ置いておいたところ、翌日になくなっていたケースがあります。
本人は、自転車泥棒の被害にあったと思い、新しい自転車を購入したのですが、後で戻ってきました。
なくなった原因は、管理人と住人の方達が、見慣れない自転車があるので隣のマンションの住人が間違えて置いていたと勘違いし、隣のマンションの駐輪場へ運んでいたのでした。

「まさかあなたの自転車だったとは…」
と言われました…。
引越した時、無断で置いていたため、誤解されてしまったのです。
ですので、必ず、管理人さんか管理会社へ連絡を入れましょう。
また、不法駐輪だと思われて、警告文のステッカーを自転車に貼られる場合もあります。
新居に自転車を止める場所は、その場所の駐車方法を確認し、必ず管理人さんか管理会社へ連絡しましょう。
防犯登録をしていない自転車
防犯登録をしていない自転車を引っ越しで持っていく場合でも、変更登録をしなければいけないのでしょうか?
防犯登録は自転車を購入した時に必ず行っているもので、防犯登録は1994年(平成6年)から義務化されています。
「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律第12条」に基づいて義務化されているのです。
防犯登録は義務化されてからは、購入するときに必ず加入しなくてはいけません。
ですが、義務化前に自転車を購入していた場合、加入していなくても罰則はありません。
罰則はありませんが、盗難などで自転車がなくなってしまった場所は、あとで自転車が返ってくることが難しくなります。
防犯登録は盗難を防ぐための効果と防犯登録をすると、その自転車の「所有者」であることが証明されます。

自転車防犯登録はしておいた方がいいです!
防犯登録をすることで自転車の防犯登録番号であったり、所有者のデータが登録されるので、盗難にあったときに返ってくる可能性は大きくなります。
義務化前に買った自転車であれば、引っ越し先でも加入する必要はありませんが、引っ越ししてくると目立つので、盗難に狙われやすいです。
実際、私は引っ越ししてすぐに自転車を盗まれたことがあります。
その当時は、義務化前でしたし、新しい土地で右も左もわからず探すこともできず泣き寝入りしました。
ですので、引っ越しを機に、自転車の防犯登録をすることをおすすめします。
まとめ
引越しは「まだ日にちがあるから大丈夫。」と思っているとあっという間に引越しの日になるものです。
自転車を持って引越しをするときは、その準備の中に自転車の登録変更手続きも忘れずにしてください。
引越しで、今の所在地から場所が変わると、自転車は防犯登録の変更手続きをしなくてはいけません。
防犯登録の変更手続きは難しくありません。
・自転車販売店
・警察署の生活安全課
・交番
・自転車防犯登録カード
・身分証明書
・手数料の200円~600円程度
もし、「自転車防犯登録カード」がない場合は、自転車を購入したときの「保証書」か「領収書」があるとスムーズに変更できます。
変更するのに何も手元にない場合は、自転車本体を登録変更する所に持っていきましょう。
自転車本体に刻印されている車体番号で登録変更できます。
また、義務化前に購入した自転車は登録をされていないと思いますが、加入されることをおすすめします。