乃十阿(小林薫)の事件をもっと知りたいと、キャンプ場へ向かったケイト(吉高由里子)と尾高(柄本佑)。どんどん真実に迫っていくケイトが気になりますね。今回もドキドキするような展開に期待です!ゲストは勝野洋さん。知らなくていいコト5話のネタバレあらすじと感想をまとめています♪
知らなくていいコト 5話ネタバレあらすじ
【第5話の放送日時】2020年2月5日(水)22:00~23:00
【ゲスト】沖田秀則(勝野洋さん)
元警察署長。スパルタ教育の末、孫を殺害?
無差別殺人の現場となったキャンプ場にやってきたケイト(吉高由里子さん)と尾高(柄本佑さん)。
今は閉鎖され、すっかり寂れてしまったキャンプ場。
ここで、無差別殺人が行われた…。
ケイトは当時に想いを馳せ、複雑な想いになりました。
「考えてもどうにもならないことは、考えないほうがいいよ」
ケイトの気持ちを見越して、一緒に来てくれた尾高の気持ちを知り、「優しくしないでよ」と言うケイト。
「気になるんだな。昔なじみだから」
そう告げると、2人は同じようにポケットに手を突っ込みながら、歩いていくのでした。
時は過ぎ、ケイトは、実の孫を殺害したとして、殺人の罪に問われている元警察署長の沖田秀則(勝野洋さん)の裁判を傍聴することに。
事故で亡くなった両親に代わり、男手ひとつで孫の弘人を育ててきたという沖田。
しかし、罪は認めているものの、動機は語らず、捜査は難航しているという…。
ケイトはそんな沖田に、乃十阿の姿を重ねてしまいます。
ケイトはさっそく、沖田について取材を開始。
自宅周辺の聞き込みをしますが、悪評ばかり。
やはり報道のとおり、行きすぎたスパルタ教育の結果なのか?
しかしそれとは裏腹に、沖田はとても孫を可愛がっており、殺すなんて信じられないという証言もあり、ケイトたちは、なぜ警察やマスコミが、スパルタ報道一色になったのか、疑問をもち始めます。
沖田に面会を断られたケイトたちは、今度は、孫の弘人の周辺を探ることにしました。
すると、彼は同級生から「バッキン(爆弾キング)」と呼ばれていて、爆弾作りが趣味だと判明。
闇サイトで、“バッキン”が、自宅そばにある保育園を爆破すると書き込んでいるのを発見したケイトは、沖田はそれを阻止しようとして殺してしまったのではないかと考えます。
それを聞いた編集長の岩谷(佐々木蔵之介さん)は、何がなんでも犯人に話を聞けと、まずは弁護士(小須田康人さん)に会うよう指示します。
ケイトはさっそく弁護士に会い、沖田の本当の動機は別にあったのではないかと話しますが、沖田は今と違う事実を望んでいないと拒否されます。
一方、野中(重岡大毅さん)は、小泉(関水渚さん)とエレベーターの中で2人っきりのところを迫られ、告白されます。
ケイトと別れた理由を聞かない約束をしてくれたらつき合ってもいいと言う野中。
小泉は訝しがりながらも、それを承諾。
野中は、小泉の父や母の素性を聞き、安心するのでした。
その頃、ケイトは弁護士に断られ、1人高級店へ。
そこに岩谷と尾高も現われ、すっかり酔っ払ったケイトは、尾高のことを「昔なじみ」と連呼します。
酔い潰れたケイトをタクシーで連れて帰ると、もう納骨は済ませたと言っていたのに、杏南の遺骨が。
慌てて隠すケイトに、
「なにも見てないよ」と帰ろうとする尾高。
「尾高さん」
ケイトは尾高に近づくと、ギュッとしがみつき、胸に顔を埋めました。
躊躇いつつも、ケイトの頭に手をのせる尾高。
「ママのお骨がなくなったら、この家が広く感じちゃうと思ったら納骨できない」
尾高はそんなケイトの頭をそっと撫でると、ぽんぽんとしてくれるのでした。
翌日、ケイトは1人で納骨を済ますと、尾高にメール。
もう一度弁護士に掛け合い、沖田と面会することに。
試験勉強が進まないのは、近くの保育園がうるさいからだと思った弘人は、爆弾を作り、爆破を予告。
それを止めようとしたのでは?
と、訴えるケイト。
これを受け、弁護士も、「これが事実なら執行猶予だってあり得る」と主張しますが、沖田は何も言わず、行ってしまいます。
報告を受けた岩谷は、事件について、沖田について、ケイトの思っていることをすべて書けといいます。
可愛い孫を殺し、自分の半生を無駄にしてまで、何を守りたかったのか?
やむにやまれぬ犯人の心情を、状況証拠と想像で書けと…。
しかし、ケイトは乃十阿のことが頭に浮かび、思うように書くことができません。
結局最後は、岩谷が書くことになってしまいます。
記事は大反響を呼び、沖田の家の庭から爆弾が発見されました。
それでも沖田は、控訴する気はないと言います。
それを聞いたケイトは、その足で乃十阿のもとへ向かいました。
店に入ると、真壁杏南の娘だと名乗るケイトでしたが…!?
知らなくていいコト 5話の感想と見どころ
今回はほんっとにほんとに、盛りだくさんな回でしたね〜!
あぁ、見終わったあとの疲労感というか、虚無感というか、切ないとか苦しいとか、何が正しいのかとか。
結局、ケイトは今までのようには記事が書けずに終わってしまいました。
庭から爆弾が発見されたにも関わらず、孫については一切話さない沖田。。
孫の弘人が、試験が近いと尋常じゃないくらいイライラしていたという証言からも、家の中は相当大変な状況であったと思われます。
だからたぶん、これは憶測ですが、沖田さんは殺意が一欠片もなかったとは言えなかったのではないでしょうか?
そんな自分を許せなかったんじゃないかと思いました。
だって、爆破を止めるだけなら、ゴルフクラブでそんなに殴らなくったってよかったはずです。
物事はそう単純じゃない。人間だってそう。その複雑さを、痛感させられた事件でした。
しっかし、冒頭で編集部の人たちが話してた内容すべてが伏線になっていたのには、驚きましたね〜!
この話には捨て台詞はないのか!?
キャストの皆さんも熱くてよかったです!
弁護士役の小須田康人さんもよかったし、編集長の佐々木蔵之介さんも、バババーン!と目立ってましたね。
ケイトとのやり取りを通して、それぞれの仕事に対する情熱、誇りが伝わってきました。
そんな中、野中くんと小泉さんのやり取りが、プチ面白かったです。
野中くん、アプローチされたらすぐに好きになっちゃうんですね〜。
小泉さんの迫り方がすごかったです。
そして、「1つだけ約束して」と言って、ケイトと別れた理由は聞かないことを約束した野中くん。
お?いいやつじゃんと思わせてからの、小泉さんの父と母のルーツを聞くのかい!という。
そんなに大事かよ〜と、がっくりしました。
小悪魔な小泉さんにすっかり惑わされてますが、この恋が教えてくれることって、なんなんでしょうね〜。
どうしてもケイトのことが気になる野中が、気になります(笑)
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知らなくていいコト 6話の予想と見どころ
今回も、振り向いてからの甘い「ん?」をありがとうございます、尾高さん。
そして、猫舌ふ〜ふ〜からの両手でカップを飲む尾高さん。
ケイトの頭にポンと手を置いてからの、親指だけ撫で撫で。
なんなんですか、それは〜〜〜!!!
本人にはたぶんその気がないのがいいんでしょうね。
ケイトも「そんなに優しくしないで」と言ったり、「昔なじみ」を強調してみたり、尾高のこと想っちゃいけない想っちゃいけないって頑張っているけど、
まだ杏南の納骨してないことがバレて、心の糸がプツンと切れちゃったんでしょうね。
なんだかあのシーンは、1話の野中くんを思い出した私・・・。
その後にくる奥さんからのメールが痛かったですね〜。
そんなケイトの変化に、今度は尾高が離れようとしてる!?
仏壇選びも1人で行けというし、その後の返事もスルー。
でも次週予告で、「まだ不倫じゃないよね?」というモノローグがあり、ヤバヤバ路線になってきちゃいましたよ~。
人間弱ってるときが1番まずいですからね…。
理性が働かず、本能で動いてしまう。
しかも、今度は不倫ネタときたもんです!
もうこの話は、どこまで行って、どこで終わるのでしょうか(汗)
しかも、ケイトは乃十阿にとうとう、杏南の子だって言っちゃいます。
でも乃十阿は、いきなり金出せと言ったり、ホースでジャー!
一見怖い顔の陰には、どんな想いが隠されているのでしょう?
これ以上関わるなという警告なのかな?
そこにまた、尾高さんがちゃーんと追いかけてきてくれて、びしょ濡れのケイトをホテルに連れて行ってくれるようです…(予想)
あ〜次回も気になりますね!
知らなくていいコト 5話のまとめ
ケイトは、尾高と一緒に、無差別事件のあったキャンプ場に行きました。
実の孫を殺した元警察署長が、罪を認めながら動機を語らない姿に、乃十阿の姿を重ねてしまいます。
取材を続けるうち、事件は、孫が保育園を爆破しようとしているのを止めようとして起こったのでは?と思うケイト。
しかし、沖田は控訴せず、刑期を全うした後は、孫の冥福を祈ると、その意志を変えることはありませんでした。
ケイトは乃十阿の本当の動機が知りたくなり、再び乃十阿のもとへ向かいます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。