お部屋のカーテンを変えると部屋の印象がガラリと変わりますよね。しかしカーテンはサイズが沢山あるので、自宅のサイズと合わなかった…。失敗した!と後悔することもあります。ですが、実はカーテンは、意外にも簡単に長さの調整ができるんです。今回はカーテンの長さが合わない時の対処法をまとめました!
カーテンの長さを調整する方法
色や柄の直感で選んでしまったカーテン。
長さが短いと外からの光や音が漏れてしまって不快な思いをしてしまいます。
逆に長すぎる場合は床についてしまい、そこにホコリがたまってしまったり、カビが生えてしまう原因にもなります。
最近、機能性カーテンも増えてきていますが、カーテンは長さがしっかりあってこそ本来の機能を発揮します。
お引越しなどでカーテンの長さの違いに悩むこともあるかもしれませんが、カーテンは少しなら長さを調節することも可能ですので、その調整方法をご紹介しています!
カーテンを短くする方法
まずは長さを短くしたい場合からご紹介します。
長い分には切ればいいと思う方もいるかもしれませんが、カーテンをただハサミで切るだけだと裾がほつれてきてしまうこともあります。
実は私はこの方法にチャレンジしたことがありますが、どんどんと裾がほつれてきてしまい大変でした。
そして何より真っすぐに切るのもなかなか難しいものです。
いくつか方法があるので、紹介していきますね。ぜひ参考にしてみてください!
カーテンフックをアジャスターに変えて調整する
カーテンのフックには種類があるのをご存知ですか?
アジャスター付きのフックに変えることで、数センチの長さ調節が可能になります。
アジャスター付きのフックでもAタイプとBタイプの2種類ありますが、この2つはフックの場所の位置が異なります。
フックを上につけてカーテンレールを見せて吊り下げるタイプがA タイプ。
多くの一般的なカーテンが、フックを上につけてカーテンレールを見せて吊り下げるAタイプを使用しています。
ちなみに、フックを下につけてカーテンレールを隠して吊り下げるタイプがBタイプです。
Aフックを使用して、アジャスターの位置を下に変えると、その分カーテンが浮くイメージになります。
この方法なら手軽に長さ調節が行えますね。
カーテンの裾を短くして縫う
アジャスターを変えることが出来なければ、裾を短くして長さ調節します。ただ、先ほどにも書いた通り、ただハサミで切るだけでは裾がほつれてしまいます。
まずは長さを決めたら、アイロンをかけます。
カーテンにシワやヨレがあると、ハサミで切るときや縫う際にうまくいかなくなることもあるので、この段階でしっかりとのばしておきましょう。
縫い代は10センチあれば理想です。
しっかりと縫い代をとることで、縫い終わった後の生地も安定してカーテンがヨレヨレになるのを防いでくれます。
カーテンの裾をテープで止める
ミシンで縫うのが面倒という人はカーテン用の裾上げテープという方法もあります。
裾上げしたい位置でアイロンで折り目をつけ、テープをつけてアイロンで接着したら完成という簡単な工程で長さ調節が可能です。
カーテン用の裾上げテープがない人には、布用のテープでも代用可能ですが、強度がカーテン用に比べると劣ってしまうため、あまりオススメは出来ません。
カーテンの裾を安全ピンで止める
テープで止めるのも面倒くさい!という人には、安全ピンで止める方法もあります。
裾上げテープと同じく、折り目をつけて数か所を安全ピンで止めていきます。
ただし、折り目をつけてアイロンをかけたとは言え、時間が経つとともに折り目が浮いてきてしまいます。
安全ピンは一時的な処置にして、時間が出来たら安定感がある方法でやり直すことをオススメします。
カーテンの裾を布用ボンドで止める
テープが安全ピンと同じ手順で布用ボンドで止める方法もあります。
布用ボンドなら安全ピンと違い、ムラなく止めることも出来ますし、洗濯もOKなので、テープと同じくらいの安定性もあります。
簡単さと手軽さから、チャレンジしやすい方法かもしれませんね!
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カーテンを長くする方法
では逆にカーテンを長くする方法をご紹介します。
短いカーテンでは十分な音や光が漏れてしまい、十分に機能を果たせない場合もあります。
少し手間もかかる方法もありますが、調整方法が全くないわけではないので、短いカーテンをどうにかしたいと思っている人も諦めないでください!
アジャスターフックで調整する
カーテンを短くしたときの逆で、アジャスター付きのフックにして調節します。
Bタイプのフックを利用してアジャスターの位置を上に変えれば、吊り下げる始点が数センチ下に下がるので、カーテンも長くなります。
ただし、もともとBタイプのフックを使って、光漏れを軽減していた効果はなくなってしまうのと、Bタイプのフックが引っかけられないレールもあるので、ご注意ください!
裾の折り返しをほどいて長くする
カーテンをよく見てみると、裾の折り返し部分に結構幅があることが分かります。
この裾部分をほどくと数センチ分の長さは調節可能です!
裾をほどいて、ちょうどよい長さで折り返してテープやボンドなどで固定してください。
布・リボン・レースを付け足す
カーテンの裾にオシャレな布やレースなどを縫い付けて長さを出す方法もあります。
裾の部分の印象が変わり、長さが変わるだけでなく、カーテンの柄の雰囲気もかなり変わります。
わざわざ短めのカーテンを買って付け足す人もいるほどなので、オリジナルのカーテンを作ることも出来ますね!
まとめ
カーテンの長さを調節するという発想はあまりないかもしれません。
合わなければ買い替えなければならないものだと思っていたカーテンですが、長くすることも短くすることも出来るのです!
裾を縫い直すのは難易度が高いと感じる人はまずはアジャスターを変えてみるのがオススメです。
窓にピッタリなサイズのカーテンを使うと、部屋を広く見せられたり、カーテンの機能を活かせたり、メリットだらけです。
カーテンは柄だけではなく、是非長さにもこだわって選んでみましょう。