海の色に違いがある理由!色の境目があるのはなぜ?疑問を解決!

 

 

海の色といえば「青」というイメージがありますが、実際には、エメラルドグリーン、薄い青、濃い青などに見えますよね?

 

北海道の北端から見るオホーツク海・山形県・新潟県から見る冬の日本海は黒色に見えませんか?

 

また、沖縄県本島・石垣島・宮古島から見る東シナ海は、エメラルドグリーンをしています。

 

伊豆半島から見る駿河湾は綺麗な青色をしています。

 

海の色の種類、海の色に違いがある理由、海の色のに境目ができる理由など、海の色についての疑問をまとめましたので、海の色に疑問をお持ちの方は是非お読みください

 

海の色の種類!違う色に見える理由

 

海の色3

 

 

基本的に海水は「無色透明」のはずですが、人類の目に映し出される「海の色」は青色・水色・緑色・黒色に見えます。

 

なぜ「無色透明」の海水色が変化するのでしょうか?

 

それは、海水の表面に空の色が反射するために海水色が変化するからです。

 

極端な例ですが、沖縄県本島・石垣島・宮古島の昼間・晴天の日は「エメラルドグリーン」に見えますが、天候に関わらず夜間は「黒色」に見えます。

 

海の色は空の青さが影響しているのです。

 

人類の目には空の色が海水面に反射した色を認識するメカニズムになっています。

 

人類の目に映る色は「水色」「青色」「緑色」「黒色」と言われています。

 

海の色2

 

日本本州の海岸の多くは濃い青色や黒色に見えます。

 

日本列島は山間部が多く、山から川に栄養をたっぷり含んだ淡水(たんすい≠塩水)が海に流れます。

 

三陸海岸の牡蠣の養殖・三重県鳥羽市の真珠の養殖は、周辺の河川から栄養分がたっぷりと含んだ淡水が流れているので盛んになりました。

 

そのため、海水の色は「濃い青色」「黒色」に見えます。

 

日本本州の周辺の海水は、山から流れる川の淡水に栄養分がたっぷり含まれているため「濃い青色」「黒色」に見えます。

 

エメラルドグリーンのような綺麗な海の色ではありませんが、多くの魚介類が日本人の食卓を豊かにしてくれています。

 

海の色には、青色・水色・黒色・緑(エメラルドグリーン)があり、違う色に見えるのは、空の青さの影響と川からの栄養素を含んでいるかいないかの違いです

 

エメラルドグリーンに見える理由については、つづきをお読みください。

 

南国の海の色がエメラルドグリーンに見えるワケ

 

海の色1

 

沖縄県本島・石垣島・宮古島・ハワイ諸島・グアム島周辺の海は「エメラルドグリーン」でとても綺麗ですよね。そのため何度も繰り返して訪れたくなりますよね。

 

沖縄県本島・石垣島・宮古島・アメリカ合衆国のハワイ州・グアム島の海岸はエメラルドグリーンの透き通った綺麗な色をしています。

 

エメラルドグリーンと濃い青色・黒色に見える違いは、海水に含まれる酸素と二酸化炭素の量によってかわります。

 

沖縄県本島・石垣島・宮古島・ハワイ諸島・グアム島周辺の海水温度が高くなります。

 

海水温度が低いと酸素・二酸化炭素が液化して海水に含まれるようになります。そのため日本本州周辺の海水は他の成分が混じり合い混濁(こんだく)したように見えるのです。

 

また、海水に含まれている酸素などの栄養分が多くなるとプランクトンが生育するようになります。

 

沖縄県本島・石垣島・宮古島・ハワイ諸島・グアム島周辺の海水温度は高いため栄養素が少なく、プランクトンの生育も少なくなります。

 

海水に含まれる栄養素やプランクトンが少ないため綺麗なエメラルドグリーンに見えるのです。

 

特に海底に珊瑚礁がある海域は、珊瑚礁の淡い色が相交じり合って綺麗な「エメラルドグリーン」色に見えます。

 

オーストラリア東海岸(グレートバリアリーフ)やモルディブ諸島、中米カリブ海のバハマ諸島の海の美しさは、地球からの貴重なプレゼントです。

 


スポンサーリンク

海の色に境目ができて2色になるワケ

 

海の色4

 

海の色に境目ができて2色に見えることがあります。

 

その理由は2種類あります。

 

海の色に境目ができる理由1

 

海の色が2色になり、境目ができるのは「潮目」による違いです。

 

「潮目」は「潮境」とも言われ、異なる水塊の境界のことです。

 

海水温度が低い寒流と海水温度が高い暖流の境を「潮目」「潮境」と言い、「水色」「濃い青色」の2色に見えます。

 

「潮目」「潮境」による海の2色は、海水温度が異なる海流が接する境目(場所)で見られますが、他にも要因があります。

 

山間部から流れ出た栄養分を豊富に含んだ淡水が海に流れ込んだ際にも「海の色の境目」が見られます。栄養分を多く含んだ淡水が流れ込むため境目が発生することがあるようです。

 

海の色に境目ができる理由2

 

海の色違い5

 

海底の深度(ふかさ)に関係があります。

 

前章で説明しましたが、海の色は空の色を反射して人類の目に映る仕組みになっています。

 

海底が浅い時は空の色を反射する比率が高くなり、鮮やかな「水色」「緑色」「薄い青色」に見えます

 

しかし、海底が深いと空の色が反射されずに「濃い青色」「黒色」に見えるのです。

 

海底の深さは陸地のエベレスト山(8,848m)よりも深いため、人類が訪れたことがありません。

 

フィリピン沖のマリアナ海溝(かいこう)のチャレンジャー海淵(かいえん)が世界で最も深く、10,920m(≒11km)もあります。エベレスト山より2,000mも深い計算になります。

 

最後に

 

海の色の種類は「水色」「青色」「緑色」「エメラルドグリーン」「黒色」です。

 

海水温度の違いで見える色がかわってきます。また、山間部からの栄養分が川の水に溶けて海に流れると酸素などの栄養分を含むと色がかわって見えます

 

海の色に境目ができて2色に見えるのは、異なる海水温度が接する箇所や海底の深さの違いです。