そして、転職できるのか考えれば考えるほど不安になります。
ですが、40代でも充分に転職可能ですし、未経験の職種に就くこともできます。
実際、私は40代の時にキャリアチェンジしました。
男性が40代で転職する方法、注意する点、キャリアチェンジ有望な職種などについてまとめましたので是非ご覧ください。
40代男性の転職【キャリアチェンジ有効求人倍率が高い職種】
40代で未経験の職種に転職することも可能です。
40代以上の男性で未経験の業界へのキャリアチェンジは有効求人倍率が高い職種をお勧めします。
・保安
求人倍率が12倍と非常に高い
・建設関係
求人倍率が6倍と高い
・介護
求人倍率が5倍以上
すべてスーツ・ネクタイとお別れする業界ですが参考にして下さい。
40代男性の転職【未経験業種でも活かせる資格】
40歳代で未経験者でも、資格を持っていると転職の書類選考を有利になることがあります。
企業は経験者を求めていますが、売り手市場状況が継続していますので、企業の人員確保は死活問題化されています。
受注があっても仕事が出来ず納品に至らない状況で、廃業・倒産する最悪なケースが散見されます。
需要の高い保安業界、建設業界、社福業界で有利になる資格を紹介します。
・保安業界
「危険物取扱者」の国家資格があります。
・建設業界
「宅地建物取引士」「CAD利用者技術者試験」「フォークリフト運転者」「重機操縦者」「電気工事士」「玉掛け作業者」の資格があります。
・社会福祉業界
「介護福祉士」「「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)」がり、即戦力として期待される資格です。
上記の有効求人倍率が高いランキング以外の業界では、金融業界の「PF」「行政書士」「中小企業診断士」「社会保険労務士」資格です。
運輸サービス業界では「普通第二種免許」「大型第二種免許」が有利に働く資格です。
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40代男性の転職活動の方法【知人の紹介がおすすめの理由】
40代での転職は、次に就業する企業が決定してから現在の就業先を退職することです。
ですので、まずは知人・友人・取引先の人脈ネットワークを活用して転職先の候補を挙げます。
なぜなら、40代での転職は失敗は避けるべきですので、知人・友人・親戚の紹介による転職の方がよりあなたに合った仕事に就くことができるからです。
転職エージェントを活用して良い転職先があっても、エージェントはあなた自身の本質を十分理解できないケースがあります。
知人・友人・親戚はあなた自身を良く知っています。
まずは、あなた自身の本質を理解した人に紹介された企業を転職先に考えてみることをおすすめします。
それでも、スムーズに転職先が見つからない場合もありますし、もっと広範囲で転職活動したい場合には、転職エージェントも活用します。
40代男性の転職活動の方法【転職エージェント】
転職エージェント企業は40代でも50代、60代でも良い求人に出会うことができます。転職エージェントの人気ランキングを紹介しておきます。
- リクルートエージェント
- パソナキャリア
- ビズリーチ
- アデコ
- リクナビNEXTです。
エントリーすることは在職中でも可能なのでまずは登録しておきましょう。
取得した資格があれば転職活動が有利になります。
40代の転職【失敗しないコツ】
妻子がいる
40歳代の転職は失敗できません。
独身で家族の面倒を見なくてもいい方や、家庭がある方でも預貯金を多く蓄えていてゆとりがある方は、転職に失敗してもリベンジ出来ます。
但し、無職の状態で失業保険の基本手当だけでは、退職前の生活は営めません。
さらに預貯金を多く蓄えていてゆとりがあるとしても、計画以上に出費させて底がみえる状態を覚悟しておきましょう。
ご結婚されている場合は、必ず家族の確認を得ることです。
勝手に行動して家族内にトラブルを生じてはいけません。
さらに思春期のお子様がいらっしゃると、父親の転職トラブルが原因となって非行に走ったり、家出をしたり、犯罪に手を染めてしまうような危険性があります。
奥様・お子様の同意を得て円満退社と円満転職をしましょう。
転職した年に賞与が支給されないケースがある
現職から期間を要せずに転職先が決まっていれば安心ですが、転職した年の賞与が支給されないケースがあります。
住宅ローンでの賞与月には、+20万円+30万円を支払う際は自己資金を持ち出しすることになります。
また現職を退職して転職先就業までタイムラグがある場合、当面の生活費を用意することになります。数ヶ月間無収入でも安心できる生活資金を準備しておきましょう。
生活資金が準備出来ないので、失業保険の基本手当をあてにすると痛い目をみます。
自己都合で退職した場合は、基本手当の申請をしてから3~4月間は待機期間として支給されません。
独身の場合は自己節約すれば、金銭面を耐え凌ぐことが可能ですが、奥様・お子様がいる家庭は毎月出費する費目がありますので、必ず生活資金を用意しましょう。
リストラで転職するケース
転職といっても、自ら転職するケースと、退職したくないのに早期退職を求められて転職するケースがあります。
後者の場合は、「人員整理の噂を聞いた」「企業合併により、合併する企業間で同一部門(秘書課・人事部・総務部・社内情報部門・経理部・財務部・監査部門・IR広報部門)があり整理統合の可能性がある」「経費削減の○年計画」「投資した外国に政変がある」などの情報を入手したら、転職を視野に入れて行動しましょう。
一般的な男性40代は、奥さんと共働きかパート勤務で、中学生・高等学校生・大学生のお子様が2人~3人いて、住宅ローンを返済中の方々が多いのではないでしょうか?
大学を卒業して20数年経過すると40歳代半ばになります。40代半ばなら課長・部長などの要職に就かれていることでしょう。
退職金制度がある企業であれば、勤続20年を超えると800万円(厚生労働省調べ)以上を受け取ることが出来ます。
参考ですが60歳の定年まで勤務した際の退職金平均は1,800万円~2,300万円(厚生労働省調べ)です。
しかし、40代になると課長・部長・取締役のポストが減っていきます。
企業から早期退職制度で退職金の特別優遇制度をオンして人員整理を実行するケースや、企業のM&Aによる部門整理統合による子会社転籍・左遷するケースを見受けます。
最近ではIT技術の飛躍的な躍進によるメガバンクの営業店閉鎖、毎日営業していた営業店を隔日営業化するなどの人員整理が盛んに行われています。
ですので、常に社内情報に敏感になり、リストラの気配がした場合は、転職活動に備えておくことです。
最後に
2008年に発生したリーマンショックの時は、ハローワークは大混雑で求人画面検索するために1時間~2時間待たされました。
現在は待ち時間無く求人画面検索が出来ます。検索している年代を見ると若者はいません。40歳代~60歳代の求職者が圧倒的に多い状況です。
安倍晋三総理のアベノミクス効果で全産業の求人倍率が1.0を超えています。必ずあなた自身に見合った企業が見つかります。40歳代の転職に希望を持ちましょう。
おすすめ関連記事
40代で未経験の職種への転職は難しいケースもありますが、まずは書類選考で合格をもらうことですす。そのためには『職務経歴書』がとても重要になります。
過去の業務内容からスキルや学んだこと、取り組んだこと、得意だったことなど些細なこと全てを書き出して、志望する求人に求められている人材・業務内容・スキルへとつなげて『職務経歴書』を作成することが大切です。
異業種へ転職する際の『職務経歴書』の書き方については別の記事で紹介していますので、是非お読みください。
https://chielabo.com/resume-different-industries/