「焼肉店」でお肉を注文する時って、どのくらいの量を頼めばいいのか迷いませんか?
取りあえず、数種類を適当に注文して、後から追加しますよね。
「一人前はどのくらいの量か?」
「何切れのお肉が盛られているのか?」
疑問に思ったことはありませんか?
そこで、「焼肉店」のお肉の一人前は、何グラムなのか?何切れのお肉がお皿に盛られているのか説明していきます。
焼肉一人前の量・切れだと何枚?
一人で焼肉店へ行くときは「一人前」を注文すると思います。
「一人前」とは「一人に割り当てる量のこと=ひとりぶん」ということですが、焼肉店へ行き「一人前」を注文しても「もの足りないな…。」と思ったことはありませんか?
ラーメン一人前・牛丼一人前・カレーライス一人前・炒飯一人前を食べると満足しますが、焼肉のロース・カルビ・タンなど一人前では満足できません。
焼く肉はいつも一人前以上注文してる・・・。
焼肉店の「一人前」はどのように決められているのでしょうか?
一般的な焼肉店の一人前のグラム数は80g~100gと設定されているようです。
少ないですよね?
洋食屋へ行きハンバーグステーキ・ビーフステーキの一人前は120g~150gと比較すると2/3程度ですので、女性でももの足りないよう感じます。
焼肉店の一人前は少な目なのね・・・。
ハンバーグステーキ・ビーフステーキは他に付け合せ野菜・サラダ・スープ・ご飯を食べるので満足しますが、焼肉は肉・韓国漬物・サンチュ・お酒をともにするので、一人前の肉量が80g~100gでは少ないですよね。
一人前の肉量が80g~100gであると、一切れの肉片は15g程度ですので、一皿は5~6枚分が盛られて提供されることになります。
家族・友人と焼肉店に行くときは、誰が何枚などと野暮な制限付きでは、行くたくないですね。
焼肉の肉の種類
焼肉屋へ入店するとメニューに赤身肉・ホルモンの一人前価格表が書いてあります。その肉とホルモンの部位を紹介します。
これから紹介する部位は全ての焼肉店にあるとは限りませんので、注意してください。
まずはじめに、赤身肉部位の紹介をします。
- 肩サンカク
肩肉の一部であっさりとした美味しさがある、柔らかいお肉です。
- ロース
肉メニューの定番です。肩ロース・リブロースがあり脂身が少ないお肉です。
- 肩ロース
柔く風味があります。上ロース・特選ロースとして提供されます。
- リブロース
ロースの真ん中の厚みにある部位です。脂肪が霜降りになりやすく見かけも上等です。赤身とサシのバランスがよく、最も美味しい部位です。
- シャトーブリアン
細長いヒレの中央にある厚みがある部位です。牛1頭から数キロしか取れないヒレの中の究極な希少部位です。最高級品です。
- ザブトン
あばら側に続く肩ロースです。ロースの中でもサシが入る部位です。
- バラ肉
脂がよく入った部位です。アバラ骨のまわりの部位で柔らかくコクと旨味があります。
- ミスジ
牛1頭からとれる量が少ない希少部位です。あっさりとした食感で濃厚な味わいのとろけるお肉です。
- カルビ
韓国語で「アバラ骨の間の肉」です。赤身は硬いですが細かく入った脂肪分が多いので柔く旨みがある定番のお肉です。
- 上カルビ
カイノミとも言います。適度にサシが入りとても美味なお肉です。
- サーロイン
腰上部の部位で、肉質も柔らかくきめ細かい部位です。焼肉店よりもステーキ店で多く見かけるお肉です。
- ランプ
腿肉の柔らかい部位です。肉質自体が柔く肉汁が豊富です。ユッケなどに使用されるお肉です。
- シンタマ
腿肉の下部のお肉です。さっぱりとした味のお肉です。
- シンシン
「シンタマ」の中央にある特に柔らかいお肉です。
- トモサンカク
モモ肉にサシが入った部位で、味わいにコクが加わったとても美味しいお肉です。ですが、希少部位なので滅多に流通しません。
- イチボ
おしりの赤身肉です。
- ツラミ
頬肉(ほほにく)です。味な濃厚なお肉です。
- ヒレ
牛1頭から少ししかとれない高級部位です。最も柔らかい部位で、中央の厚いお肉で最高級品です。焼肉店よりもステーキ店で多く見かけるお肉です。
次に、ホルモン部位の紹介をします。
- ハラミ
横隔膜の部位です。赤身肉のようですが内蔵肉です。低カロリーでヘルシーな部位です。
- サガリ
「ハラミ」の一部で脂の量が多い部位です。
- タン
舌のお肉です。定番のお肉です。
- ミノ
牛の第1胃袋です。ホルモンの中で人気の部位です。
- ハチノス
牛の第2胃袋です。煮込み料理・スープに使う部位です。あっさりとした味わいです。
- センマイ
牛の第3胃袋です。酢味噌を付けて刺身でいただきます。
- ギアラ
牛の第4胃袋です。他の胃袋より赤身とサシがあり、脂がのっています。
- シマチョウ
「テッチャン」とも言います。腸の中で特に柔らかい部位です。
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最後に
無性に焼肉が食べたくなる時ってありませんか?
実は、疲れが溜まって元気を取り戻したいときに、身体はお肉を欲するものです。
冷えたビールを飲みながら、煙まみれになり、半焼きのお肉を口にいっぱいに放り込むと身体は喜び元気を取り戻します。
「あの店の上ロースは3秒間以上焼かずに食べると最高だったなー」などと思い浮かべると、幸せな気持ちになりますよ。
焼肉が食べたくなったら疲れが溜まっているサインですので、焼き肉店でがっつり食べて元気になりましょう!