グランメゾン東京11話あらすじ感想!3つ星を取ったのは誰の料理!?

ミシュラン3つ星獲得に向けて尾花がマグロ料理に挑戦。そして早見も尾花に対抗し、新作メニューに奮闘。しかし新メニューがきっかけで、尾花と早見は大きく衝突してしまいグランメゾン東京に不穏な空気が流れ始めます。尾花と早見は和解し、ミシュランで3つ星を獲得することができるのか?ウランメゾン東京11話のあらすじと感想をまとめています!

 

グランメゾン東京11話のあらすじ

グランメゾン東京 11話 ネタバレ

 

【第11話の放送日時】2019年12月29日(日)21:00~22:24(最終回SP)

グランメゾン東京第10話では、尾花がリンダ(冨永愛)から目の敵にされている祥平(玉森裕太)をグランメゾン東京に迎え入れることにしましたが、リンダの怒りは収まらず、祥平を引き取ったグランメゾン東京は、このままだとミシュランの審査に影響が出ると脅しをかけられてしまいます。

 

しかし、尾花はリンダの脅しには屈しないことを決意しました。またgakuでも祥平が退職した影響で、丹後がオーナーの江藤からクビを宣告されてしまいます。ミシュランの審査を前に、それぞれの料理人は予想外の出来事に苦しめられていたのです。

 

グランメゾン東京第11話では、尾花はミシュラン3つ星獲得に向けて、新作の魚料理をマグロにすると決めます。しかしマグロ料理に不安を隠せないスタッフが多かったこともあり、尾花と早見で試作を考え、より美味しかった料理を正式なメニューに加えることになりました。

 

尾花と早見はお互いの新メニュー開発に夢中になり、様々なアイディアを出して独創的な魚料理を作り出します。そして、最初に試作メニューを作り終えたのは早見でした。

 

早見の新作メニューであるハタの魚料理を京野(沢村一樹)や相沢(及川光博)にも食べてもらいました。ハタの魚料理は、京野や相沢も唸るほどの素晴らしいものでした。しかし、グランメゾン東京のスタッフの中で、尾花だけが早見に美味しいと声を掛けることがありませんでした。

 

そして尾花は、マグロ料理を完成させることを早見に改めて宣言しました。自分に自信を持てない早見は、尾花の言葉に納得してしまいます。

 

その頃gakuでは、丹後の代わりに入った新しいシェフが横暴だったため、チームワークがまったくないレストランへと変わり果てていました。次々とスタッフがgakuを辞めていき、一人になってしまった江藤の前に、クビを宣告されたはずの丹後が現れます。

 

丹後は以前江藤に救われた経験があったことから、今度は自分が江藤を救うと誓ったのでした。ミシュランの審査に向け、再び丹後が主導となりgakuの挑戦が始まりました。

 

一方のグランメゾン東京は、ミシュランの審査が開始されているにも関わらず、ミシュランの審査員らしき人物の予約がないことを不審に思っていました。リンダからの嫌がらせだと感じ取った尾花は、個人的にリンダとの接触を試みます。

 

そして尾花は必死にリンダを説得し、もう一度グランメゾン東京に食べにきて欲しいと訴えかけます。その言葉に返事をしなかったリンダは、険しい表情を尾花に向けます。

 

グランメゾン東京ではミシュランの審査に向け、早見と尾花の料理どちらを採用するか選択の時が迫っていました。周りから猛反対を受けていたマグロ料理を尾花は見事に完成させ、この料理でミシュランの3つ星を狙うと宣言します。

 

しかし早見は、何か尾花に言いたそうな表情をしています。グランメゾン東京は、無事にミシュランで3つ星を獲得することができるのでしょうか…?

 

見事、グランメゾン東京は三つ星を取ることができました。ですが、尾花の料理ではなくて早見のオリジナル料理でした。尾花はグランメゾン東京から居なくなってしまいましたが、最後に、別のお店で働いてる尾花と久しぶりに会って、尾花から、俺らで世界中の星取ろうみたいな感じに言われました。

 

グランメゾン東京11話の感想と見どころ

グランメゾン東京第11話の見どころは、尾花のグランメゾン東京に対する愛だと思います。尾花は早見に絶対にミシュランで3つ星を取らせてあげたいと思っていました。そのために尾花はあえて早見の前から姿を消したのです。

 

尾花と一緒に働き出し、早見は料理の才能を開花させたと思います。しかし、そのことを実感していない早見のため、尾花がいなくてもやっていけることを尾花は早見に教えてあげたかったのだと思います。

 

早見のハタの魚料理を食べた時の尾花の表情は、最終回の中でも特に記憶に残るシーンになりました。

 

一緒に働いてきた早見が、天才の料理人、尾花の想像を超えるほど美味しい料理を完成させたのが本当に嬉しかったのだと思いました。しかし、自分にまだ自信を持てない早見を察し、あえて挑発する言葉を並べた尾花も、実は胸が苦しかったと思います。それは全て尾花のグランメゾン東京に対する愛だったと感じました。

 

gakuでは自分勝手に丹後をクビした江藤に、丹後が救いの手を差し伸べたことが感動しました。その行動は、丹後自身が江藤に助けられた過去があったからでした。やはり人の恩というものは、美しいものだと感じた瞬間でもありました。

 

丹後が戻りいつもの勢いを取り戻したgakuは、ミシュランの審査員を驚かせる独創的なコース料理を作り上げていきます。丹後は完全に料理人として自信を取り戻していたのが、画面越し伝わってきました。

 

グランメゾン東京では、祥平も料理人として自信を取り戻しており、それぞれの料理人が挫折から立ち直っていました。尾花は一番弟子だった祥平の成長した姿に、きっと頼もしさを感じていたはずです。

 

そのため、自分がグランメゾン東京を去る時に、祥平を呼び出して早見のサポートを託したのだと思います。非常に不器用な尾花ですが、尾花の気持ちはグランメゾン東京のスタッフに届いていたと思います。

 

そして、尾花の気持ちはリンダにも伝わり、ミシュランの審査員が無事に食べにきてくれたことも良かったと思いました。自分の立場が危なくなったはずのリンダも、どこか清々しい表情を見せており、前進しているように感じました。

 

自分に正直に生きていくことを選んだ人は、やはりカッコいいと思いました。またミシュランの審査員に対しても、堂々とコース料理を提供できるグランメゾン東京に、絶対に星を獲得すると確信してしまいました。

 

そして尾花不在のまま、ミシュランの結果発表が開催されました。しかし、尾花はこっそり会場の外から結果を聞いていたのです。

 

そしてミシュラン3つ星で名前を呼ばれたのは早見でした。その発表に涙を流す尾花は、本当にグランメゾン東京を大切に思っていたのだと感じました。

 

京野や相沢も涙を浮かべており、グランメゾン東京の全員で勝ち取った3つ星だったと思いました。全員の努力が報われた本当に素晴らしい最終回でした。

 

第1話では、尾花が早見に「三つ星を取らせてやる」と言いましたよね。最終回では、「俺らが世界中の三つ星を取ろう」と匂わして終わりました。この終わり方は、続編がありそうだと思いました。

 


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グランメゾン東京11話まとめ

グランメゾン東京第11話では、ミシュラン3つ星を意識してインパクトある魚料理に、尾花と早見が挑むことになりました。そして早見は、尾花の想像を超えるほど美味しい魚料理を完成させます。

 

尾花はまだ自分に自信を持てない早見に対し、あえて厳しく挑発する言葉を掛けます。尾花に言い返せない早見でしたが、最後の最後でやっと自分の魚料理でミシュランに挑みたいと言い出すことができました。

 

しかしその言葉がきっかけとなり、尾花はグランメゾン東京から出て行ってしまいます。

 

一方のgakuは、丹後をクビにしてからチームワークが崩壊し、最終的に江藤一人きりになってしまいました。しかし、そんな江藤に救いの手を差し伸べたのは、江藤に見捨てられたはずの丹後でした。

 

再び丹後と江藤は手を組み、ミシュランの星獲得に向けて歩き出します。そして運命の結果発表の時を迎えます。ミシュランの3つ星を獲得したのは、グランメゾン東京でした。

 

残念ながらgakuは、ミシュランの星を獲得することができませんでした。ミシュラン3つ星を目標にしていたグランメゾン東京は、ついに有言実行を果たすことができました。そしてそれぞれの料理人は、既に次の目標に向かい歩き出していました。

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