毎日使っているトレイの歴史をご存知ですか?
トイレの歴史を知れば知るほど驚きますよ。私は驚きました!
今ではトイレは綺麗になっている所がたくさんありますが、ずっと昔はそうではなかったんです。
トイレの歴史について紹介していきますね^^
優雅に見えた中世ヨーロッパ!トレイの歴史を知ると幻滅する!?
ヴェルサイユ宮殿やローマ帝国など耳にしたことはあるでしょうか?
中世のヨーロッパ時代の有名な宮殿ですよね。
そうなんです。
このヴェルサイユ宮殿で繁栄していた中世のヨーロッパ時代のトイレ事情は、今では想像出来ないほどでした。
中世のヨーロッパ時代の排せつ物は路上に捨てていて、しかも、時には窓から外に捨てていたこともあったのです!
こういった行動が中世から近世にかけて行われていたのです。
ヨーロッパと言えばヴェルサイユ宮殿をはじめ、ローマ帝国など誰もが聞いたことのある華やかに栄えた場所のような印象がありますよね。
ローマ帝国が栄えていた場所での水洗技術はとても立派なものがあったんでが、その技術がヨーロッパでは受け継がれなかったんです・・・。
キリスト教の影響でトイレが個室になったわけ
今の時代では当たり前ですが、この時代のトイレは個室ではないのです。
「排泄が恥ずかしい」と言うことから個室になってきました。
この個室トイレはキリスト教の「排泄は恥ずかしい」という考えから、一つのベットに対してトイレも一つという風習が始まったのです。
ですが個室トイレが持てるのは大富豪だけでしたので、一般家庭では「おまる」を使用していました。
欧米のお金持ちの家には、各ベッドルームにトイレがついていますが、キリスト教の影響だったというわけです。
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水洗トイレの始まりはイギリスだった!
近代の水洗トイレの始まりなはイギリスです。
水洗トイレと言っても昔の「ボットン便所」のようなトイレですけどね。
トイレにフタがしてあり、排せつをしてヒモを引っ張ると水が流れるトイレです。
水が流れてフタはしてあっても、排せつ物がトイレからその糞尿が溜まっている場所まで落ちるというトイレなので悪臭は漂っていました。
ですが、これが水洗トイレの仕組みの始まりなのです。
水洗トイレは16世紀には存在していたのです。
存在はしていて19世紀になると開発も進み存在が広がってきました。
水洗トイレの普及が広がってきたのは公共施設からで、一般の家まではなかなか普及していませんでした。
イギリスには古くからの家がたくさんあったため、水洗トイレを作るのには大掛かりな工事が必要だったので、一般家庭での水洗トイレの普及が遅れていたのです。
水洗トイレの普及が進んできたのは、19世紀の終わりから20世紀の始めです。
この時代の人達の苦労と経験で現代のトイレがあるのです。
男性がハイヒールを履いていた!?
現代ではトイレはごく普通にある場所で生活には欠かせない所ですよね。
排せつをすれば水を流す。これもごく普通の事ですよね。
ですがこの普通に行っている、水を流す事がまた出来ていなかったのです。
しかし、この時代にも下水道のようなものはあったんです。ですが、そのほとんどが下水道としての機能をしていませんでした。
下水道として十分な長さが足りなかったのです。
下水道の長さが足りなかったため、排せつ物を路上に捨てていたことから、街中の下水が詰っていたのです。
路上にも排せつ物を捨てるなどで街中が糞尿であふれていたことから、それを避けるためにハイヒールが生まれました。
ハイヒールは底が高いので糞尿を避けていたのでしょう。
当時は男性がハイヒールを履いていたのです。
まとめ
トイレは誰でも使用するし排泄は人間でも動物でも当たり前の行動ですよね。
今ではしっかり整備されていたり綺麗でお洒落なトイレもあるので、人によっては1人の空間だと言う人もいることでしょう。
ですが、今でこそトイレは個室になっていますが、昔はそうではなかったのてす。
中世のヨーロッパ時代も今では「繁栄していて栄えていた華やかな時代」という印象がありますが、実はトイレ事情に関しては大変な時代だったのです。
過去の苦労があって今の綺麗なトイレに繋がっているのです。
ハイヒールも現代では女性の履物ですが、当時は男性が履いていたのです。
トイレに入る時に中世のヨーロッパ時代のトイレ事情を思い出してみてはどうでしょうか!?
そしてトイレは綺麗に使っていきたいものですね。