干支の順番はある物語が由来!動物達の順番を簡単に説明!

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年賀状を準備する季節になると、今年の干支を振り返ったり、来年の干支を知ったりする人も多いのではないでしょうか?干支には、古くから言い伝えられている「干支の順番を決めるレース」があります。干支の順番が決まった物語やエピソードについて詳しくご紹介します!

 

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干支の順番にまつわる物語

干支の順番はある物語が由来!動物達の順番を簡単に説明!

 

ある年の暮れに神様が動物たちにお触れを出しました。

 

「元旦の朝、わたしのところに早く挨拶に来た順に12番目までを、1年ごとにその年の大将にしてあげます」

 

動物たちは我こそは、と張り切って正月を待っていました。

 

 

順番が決まった動物たちのエピソード

元旦の朝、神様のところに一番のりについたのはネズミでした。

 

自分は足が遅いからと前日の大晦日から支度をしていた牛のところへネズミが訪ね、こっそり牛の背中に忍んでいました。

 

牛はネズミが背中にいることも気づかず、一生懸命神様のところを目指しました。

 

一晩かけて神様の近くまで着いた牛は、朝になるのを待つために門の前で待ちまし

た。

 

すると開門と同時に、背中に乗っていたネズミがひょいっと飛び降り、ネズミが1番、牛が2番で到着します。

 

牛はネズミに1位を奪われたからと怒らず、2番目でも満足気でした。

 

3番目の虎は、このレースに半信半疑のまま参加しました。

 

虎が本気で信じて走っていたら、足の速さから言えば虎が1番になっていたことでしょう。

 

もしこの話が嘘だったら…と恥をかくのが嫌な虎は、レースには参加したものの探り探りだったので本気は出しませんでした。

 

そして元来の足の速さで3番になりました。

 

ウサギは他の動物が休んでいる間もピョンピョンとひたすら歩みを進めたので4番という高順位で到着します。

 

5・6番目の辰と蛇は、同時に到着したという説もあります。

 

その順位を決めるにあたっては、辰は空を飛べるほど修行を積み尊敬に値する存在だと蛇が譲ったのです。

 

その結果、5番目が辰、6番目が蛇になりました。

 

7番目には他の動物を追い抜いて走ってきた馬が到着しました。

 

その馬を追いかけてきた羊が8番目。

 

そして9・10・11番目はご存知、猿・鶏・犬。

 

犬猿の仲という言葉がある通り、猿と犬はこの頃から喧嘩が絶えませんでした。

 

猿と犬が喧嘩をしながらやってきて、その仲裁を鶏がしていたことから、この動物たちの順位が決まりました。

 

そして最後は猪。

 

猪は神様の元へまっしぐらに走り、実は一番最初に到着していました。

 

しかし、なんと神様の元を通り越してしまい、どこまでも走ってしまいました。

 

ようやく戻ってきた頃には12番目になってしまったのです。

 

十二支の動物たちに込められた意味

十二支はレースに勝ち抜いて選ばれた動物たちですが、実はそれぞれ込められた意味があります。

 

ここで、12の動物たちに込められた幸せを願う意味についてご紹介します。

 

「子(ねずみ)」

ネズミは繁殖力が強く、一度にたくさんの子どもを産みます。つがいが揃うと、あっという間に繁殖することから、子宝の象徴として子孫繁栄の意味が込められています。

 

「丑(うし)」

牛は今でこそ食べ物のイメージが強いですが、昔は農業や荷物を運んで、生活を共にした動物です。どっしりとした体格もあり、牛は粘り強さ・誠実さを表しています。

 

「寅(とら)」

寅は勇敢果敢な動物であり、知的な一面も見せます。そのことから決断力や才覚という意味が込められています。

 

「卯(うさぎ)」

ウサギは他の動物と比べると比較的おとなしい動物です。この穏やかさが安全の象徴とされ、家内安全の意味が込められています。またウサギの跳躍力から、躍動や向上という力強い願いも込められています。

 

「辰(たつ)」

龍は古くから伝説の生き物とされていて、十二支では唯一実在しない動物です。しかし中国では古代から権力の象徴とされ、力強さの願いが込められています。

 

「巳(み)」

蛇は脱皮を繰り返して成長します。このことから終わりと始まりの意味を同時に持ち合わせていて、再生の意味が込められています。

 

「午(うま)」

馬も古くから生活を共にしてきた動物です。人間に好まれながら一緒に国の発展を支えてきたことから、健康や豊作を示す象徴となりました。

 

「未(ひつじ)」

羊は群れで生活をします。このことから家族の安泰の願いが込められています。

 

「申(さる)」

猿は頭もよく、とても器用な動物です。このことから人間の間では山の神、若しくは神の使いなのではと信じられてきました。猿の知恵は賢さを象徴するものになっています。

 

「酉(とり)」

今も全国で行われる酉の市には商売繫盛の願いが込められています。これは赤いトサカが目立ち、人を飛び込む力があるとされることやトリだけに「とりこむ」という意味も持ち合わせています。

 

「戌(いぬ)」

犬の性格は主人にとても忠実です。犬も古くから人間と生活を共にしてきましたが、犬の忠誠心や、社会性は牛や馬とは別の意味で人間の生活に溶け込んでいます。

 

「亥(いのしし)」

猪の肉は古くから、どの病にも効果があると伝えられてきました。このことから猪には無病息災の意味が込められています。また、猪突猛進という言葉の通り、何かに向かって物事を進めるときには縁起がよいとされています。

 

ネコや他の動物が含まれていない理由は!?

十二支には古くから存在していた動物が多くいますが、他にも古くから人と生活を共にしていたのに、十二支に含まれている動物がいます。

 

例えば、ネコ

 

ネコはネズミにレースの日にちを元旦ではなく1月2日と聞いていました。

 

ネコはネズミの言うことを信じて、1月2日の朝、神様の元へと向かいます。

 

しかし、時は既に遅く、ネコは十二支に入ることが出来ませんでした。

 

それ以降、ネコはネズミを見ると天敵として追い回すようになったと言い伝えられています。

 

 

そしてイタチ

 

イタチは12位以内には入れませんでしたが、神様に何度も何度もお願いしました。

 

すると神様は他の動物たちには内緒で1日のことを「つ・いたち」と呼ぶことにします。

 

これでイタチも十二支には選ばれませんでしたが、納得して帰りました。

 

さらにカエルも12位以内には入れませんでしたが、イタチのように駄々をこねるわけではなく、そのまま帰っていきました。

 

13位以降の動物が含まれなかったのは時間や方位と関係ある!?

干支を12位までの動物を選んだのには、月の満ち欠けに理由があります。

 

当時、月の満ち欠けを12回繰り返すと季節が1周すると考えられていたので、12の動物を選出する必要があったのです。

 

そこから年月日を伝えるのに十二支が用いられるようになりました。

 

そして時間を示すには、12の動物を1体2時間に振り分けて、1日を24時間で表すようになりました。

 

また、方位にも十二支が使われ、北を「子の方角」として、そこから30度ごとに十二支を振り分けました。

 

当時は時間や方角を伝える手段がなかったため、十二支はこのような形で活用されました。

 


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まとめ

十二支について順番や由来についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

 

1年の始まりに今年の干支は…と思うことはあっても、ここまで十二支の順番について知る機会はなかったので、こんなに深い物語があると知ると面白いですね。

 

1年も目標を立てるにあたり、今年の干支が選ばれた由来を考えてみると新しい目標が浮かぶかもしれませんね。

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