映画の3月のライオンは原作の漫画をずっと読んでいたので、実写化されたらどんなふうになるのかな!?と思っていたこともあって、実写版ができると知った時、興味津々でした。3月のライオンの実写版の感想とあらすじを書いておきます。
3月のライオンの登場人物とキャスト
桐山零:神木隆之介
川本あかり:倉科カナ
幸田香子:有村架純
川本ひなた:清原果耶
二海堂晴信:染谷将太
3月のライオンのあらすじ
子供のころ、交通事故で妹と両親を亡くし、一人ぼっちになってしまった主人公の桐山零(神木隆之介)。
父の友人である幸田(有村架純)の家に居候することになる。
深い孤独にさいなまれながら、将棋をうつことでしか前を向けなかった零は、中学生でプロ棋士の道にすすむ。
高校生になり一人暮らしをはじめ、飲みに行った夜、三日月町にすむ川本あかり(倉科カナ)と出会う。川本家にて朝を迎え、彼女たちの家でたまにご飯をごちそうになるようになっていく零。
そこには、なぜか、三人姉妹だけが住んでいて、お母さんらしき人の写真が仏壇にあり、お父さんの姿はないのだった。
子供のころから、幸田家の娘と息子に比べられて育つのだが、最初はあまり上手でなかった将棋もどんどん成長していく零。
気が付くと二人よりも上手くなって、クリスマスプレゼントに将棋をもらってしまい、二人の嫉妬をいっぺんにうけてしまうのだった。
家にいずらくなってきた零は、高校生で一人暮らしをはじめるものの、食生活などはやはりうまくいかず、がりがりの様子をみたあかりがフクフクしたくて家に連れて帰ったというのだった。
そして、たまに食事を食べにおいでと誘うのだった。
将棋という勝負には勝ち負けはつきもので順調な時もあれば、不調の時もある零だったが、盟友二階堂(染谷将太)の助けや、の兄弟子島田との出会いもあり、だんだんと成長していく。
幸田家の義理の姉、香子が将棋名人後藤と不倫していることを知った零は、なんとかやめさせようとするのだが、香子には逆効果のようで、困りはてる・・・。
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3月のライオンの実写版の感想
3月のライオンの漫画が13巻まで出ていて、しかも現在も続いている作品なので、どのくらい描かれているかとても気になっていたんですよね。
主人公零くんのイメージは、神木くんぴったりだったのですが、それ以外は私の中では正直複雑でした。でも、前後編の映画を見ているうちにこれはこういう世界だと思って見続けたいと気持ちが変わり、映画も見ることにしました。
主人公の零は、子供のころからいじめられていて、遠足などでバスが隣になると、こいつの隣は嫌だといわれるくらい嫌われていました。
でも、零が始めた将棋では、反対側に誰かが必ず座ってくれて、相手をしてくれる。それが彼を将棋にのめりこませたのではないかと思うくらいでした。
子供のころに両親と妹をいっぺんになくして深い孤独におちいっている主人公。
中学生でプロ棋士になるものの、高校は入学しなおして通いなおすも、そこでも結局友達はゼロで、担任の先生と学校の屋上でランチタイムを過ごす始末。
でもその担任の先生の存在が、彼を少しずつ高校でも変えていったりするので、この掛け合いが楽しいです。
将棋の世界のお話なので勝負の世界はもちろんアツイです!男同士の勝負の世界は好きなので見ていたのですが、将棋のルールがわからないとたまに見ていてわからなくなることも。
ただ、川本家とのやりとりもほんわかしていて好きなのですが、なんと、ひなたが、ある時からいじめられるようになり、そのあたりも見どころだと思います。
漫画でも映画でもアニメでも描かれていました。
一番は漫画で見てほしいです。このひなたの学校の担任がダメですが、学年主任がアツイです。
1巻513円からありますが、登録するだけで600ポイントもらえるので、1巻なら無料で読めます。サンプルも無料で読めるし、お試し読みマガジンなら1巻無料です。
アニメ版はシリーズ1と2が無料で見放題です。
そして、川本家のお父さんの存在も出てきます。これは、なんともいえないダメ男です。でも、こんな人もいるんだなと思ってしまいます。
映画では、こういうまとめ方だよなって感じです。ちょっと消化不良の部分もあります。でも、こういう世界もあると知ってもらうとっかかりにはよい作品なのではないかと思います。
3月のライオンがオススメの人!
将棋ファンには是非見てほしいですが、既に見ている方もいるのではないかと思います。
今、いじめられていて、孤独だなと思っている人には見てほしいです。
孤独と戦うことを感じてもらえるかも。または、こういう風な戦い方もあるんだなと知るきっかけになるかもしれません。