完全母乳で育児をスタートさせたけど、周りが卒乳してきたから私も卒乳しなきゃ、と焦ったりして卒乳はいつがベストなタイミングなのか悩みますよね。以前は、ママがやめようと思った時にやめてしまう断乳が多かったようですが、今は、赤ちゃんがもう飲まないというまで待つという卒乳を選択する親子も多いです。卒乳はいつがベストタイミングなのかご紹介しておきますね。
卒乳するタイミング
一歳になったお誕生日に卒乳する。という話をよくききます。やはり、離乳食も朝昼夜と三回しっかり食べることができるようになってくると栄養も母乳よりも食事からとれるようになってきます。
水分もストローマグやコップからとれるようになっていると、水分補給も大丈夫ということは今が卒乳するタイミングとも言えます。
ただ、その時、母子ともに健康であることが必要になります。なぜかというと、例えば、赤ちゃんの体調が悪くて水分をストローから取れないのに母乳をやめてしまうと、水分補給もできなくなってしまいますよね?また、ママも授乳をしなくなることでホルモンの変化がおきるので体調が良い時がベストです。
卒乳するメリットとデメリット
では、卒乳するメリットとしないデメリットって何でしょうか?
育児中の私ですが、周りのママさんからは
夜泣きがひどくて、夜眠れない
と聞きますが、我が娘は、卒乳がきっかけで夜ぐっすり寝てくれるようになりました。
卒乳するメリットとしないデメリットについて紹介していきますね。
卒乳するメリット1|夜ぐっすり寝てくれる
卒乳すると、離乳食をよく食べるようになるからか、夜しっかり寝てくれるようになるのが最大のメリットですね。でも、冬など乾燥して喉が渇いた場合は、白湯や麦茶などをすぐに飲めるように用意してあげておくことをオススメします。
卒乳しないメリット2|精神の安定
赤ちゃん自らいらないというまで授乳することで、もしかすると母乳は出ていかもしれませんが、ただ吸っているだけでもその子の精神安定になるともいいます。
卒乳しないデメリット1|ワンオペ育児になりがち
授乳できるのは、ママだけになってしまうので、パパの出番が少なくなり、ワンオペ育児になりがちに・・・。ママがずっと相手をすることになるので大変ですよね。
卒乳しないデメリット2|ママの栄養補給が大変
ママは授乳するために、栄養を気にしなくてはいけません。なるべくカフェインもとらないほうがいいなど大変ですよね。また、卒乳する時も食べ物を気にしないと乳腺炎になる可能性もあるので、気にしていきたいですね。
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上手に卒乳する方法
どんな卒乳方法が適しているかは、その子によって違うとは思いますが、紹介しておきますね。
1. 赤ちゃんに言い聞かせる
カレンダーにしるしをつけて、この日にはおっぱいバイバイしようねと言い聞かせていきます。
卒乳するひと月前くらいから、カレンダーにしるしを付けて一日に一回でいいので、
おっぱいバイバイ
と少しずつ言い聞かせていくと、母子ともに心づもりができます。
2. 昼間の授乳を減らしていく
今までは毎日毎食後にあげていた母乳を、例えば昼間からあげないようにしてみましょう。昼間だと外遊びやほかのことに気を紛らわせやすいので、赤ちゃんもおっぱい以外のことに夢中になるからです。
3. 授乳以外にスキンシップを増やしていく
今までは授乳することで母子ともにスキンシップができていましたが、今までよりも少し多めに抱っこするようにしたり、ギューッと抱きしめたりしてスキンシップを増やしてあげます。赤ちゃんも安心します。
赤ちゃんが卒乳を嫌がった時はどうするのがいいのか?
卒乳というのは、赤ちゃんが自然ともういいやと母乳を求めなくなることです。まだ母乳が欲しいという赤ちゃんに対して、やめなくてはいけない理由がない限り、授乳を続けるのもOKです。
周りがやめているから、早く授乳やめないといけないとか、比べるのではなく、せっかくのハッピーな二人だけの時間を大切にしてあげましょう。
乳児から幼児へのステップなので、母子が笑ってやめることができるようにしたいですね。
まとめ
卒乳と断乳の違いは、大きく違います。以前は、ママがもういいやと授乳をやめる断乳が主流でしたが、今は、子供の気持ちがメインでほしがらなくなるまであげる卒乳というカタチをとる親子も多いようです。
ただ、精神安定剤的におっぱいを口にしている子もいるので、スキンシップを増やしてあげるようにしましょう。
いかがだったでしょうか?長い人生の中授乳している時期なんて少しです。お互いよいタイミングで卒乳できるといいですね^^