10の秘密 10話のあらすじと感想!由貴子が誘拐した理由が明らかに

死亡したと思われていた由貴子(仲間由紀恵)は生きていました。どうしても由貴子本人に確認したいことがある圭太(向井理)は、由貴子からの連絡を待つことにします。10年前の火事の真相、そして、最後に暴かれる秘密とは…。10の秘密10話のあらすじと感想をまとめています!

 

10の秘密 10話のあらすじ

10の秘密 10話 あらすじ

 

【10話の放送日時】3月17日(火)夜9時~9時54分

フジテレビ系 全国ネットで放送

 

警察からも生存は絶望的と言われていましたが、仙台由貴子(仲間由紀恵さん)は生きていました。

 

しかし、別人となって新しい人生を生きるという願いを叶えるために由貴子が用意していた偽造パスポートは、白河圭太(向井理さん)に奪われたままです。

 

由貴子は、きっとパスポートを取り戻しに来るはずだ。そう確信した圭太は、由貴子からの接触を待っていました。

 

圭太には、娘の瞳(山田杏奈さん)のためにも、火事が起きた10年前のあの夜のことを由貴子に直接確かめる必要があったからです。

 

伊達翼(松村北斗さん)は、10年前に母親が死んだのは、長沼社長(佐野史郎さん)のせいだとようやく事実に辿りつき、長沼社長への復讐を誓います。

 

宇都宮竜二(渡部篤郎さん)は、隠し持っていた偽装建築の証拠を長沼社長に突き付けました。

 

帝東建設を守れるのはあなただけだと諭され、長沼社長は偽装建築と社員の自殺について公表しました。翼にも、大切な人を奪ってすまなかったと頭を下げたのです。

 

由貴子はパスポートを取り返すため、瞳を尾行していました。その時、由貴子は、圭太の母・純子(名取裕子さん)から、自分を捨てた母が、実は自分のためを思って身を引いていたことを聞かされます。

 

そして、瞳もまた、由貴子が実は自分を大切に思っていたことを知り、きちんと別れの挨拶をすることができたのです

 

協力者の二本松(遠藤雄弥さん)も警察に捕まって八方塞がりの由貴子が、奪ったパスポートを返せと圭太に連絡をしてきました。

 

ようやく会えた由貴子に、圭太はパスポートを渡しました。そして、10年前の火事の日、いったい何があったのか教えてほしいと頼みました。

 

由貴子は圭太に、10年前の火事が全ての発端だったことを話しました。

 

由貴子は、あの夜、長沼社長と出会ったこと。全てはそこから始まったのだと語り始めたのです。

 

あの日から長沼社長を脅迫していたこと。長沼社長の口利きで、顧問弁護士の座に着くことができたこと。しかし、長沼から切り捨てられそうになって誘拐事件を起こしたことを…

 

 

10の秘密 10話の感想と見どころ

当時、翼の母と不倫関係にあったばかりか、別れ話のもつれから怪我を負わせてしまった彼女を置き去りにして、迫りくる火事から1人だけ逃げ出した長沼社長。

 

顔色一つ変えることなく、自分が殺した不倫相手の息子にその事実を語って聞かせる長沼社長に復讐を誓った翼でしたが、最後に、社長から謝罪の言葉を聞くことができます。

 

とても美しく心に残る場面が流れました。

 

亡くなった頃のままの若くて美しい母と、成長した翼が、並んでピアノを弾いているシーンです。愛する母を失った痛みが、翼の指で、美しいピアノの音色に変わっていくことを願っています。

 

影のように由貴子に付き従っていた二本松は、由貴子とはいったいどういう関係だったのかとか。悲しい幼少期を送っていた由貴子が憎んでいる母親は、どんな人物だったのだろうかとか…。

 

最終話となる今回は、色々な謎が一気に解けてきますので、そこもじっくりチェックしていただきたいと思います。

 

上質なサスペンスという売り文句の「10の秘密」でしたが、それぞれの人間模様も魅力的でした。

 

みんな、最初は腹に一物のある悪そうな人に見えましたが、蓋を開けてみればそうでもなかったようです。お互いがお互いを思っているのに、それをうまく伝えられない不器用な人達ばかり。

 

最後には登場人物みんながかわいく思えてしまう、不思議なドラマでした。

 


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10の秘密 10話のまとめ

誰もが死んでいるものと思っていた由貴子が、生きていることを知った圭太は、彼女からの連絡を待っていました。

 

元の平凡な生活を取り戻したい。それが圭太と瞳の願いでした。そのためには、10年前の火事で何があったのかを、由貴子からきちんと聞いておかなければなりませんでした。

 

偽装建築の事実をもみ消そうと躍起になっていた長沼社長でしたが、宇都宮に会社を守って欲しいと頼まれ、ついに自分の罪を認め、翼にも謝罪しました。

 

圭太からパスポートを返してもらった由貴子は、夢を叶えるため、旅立とうとしていました。

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