仙台由貴子(仲間由紀恵)は、帝都建設と取引して手に入れた3億円を、元夫・白河圭太(向井理)に奪われてしまいました。何とかして取り戻したい由貴子と、娘・瞳のために使いたい圭太の3億円を巡る攻防戦が始まりました。10の秘密 6話のあらすじと感想です!
10の秘密 6話のあらすじ
【6話の放送日時】2月18日(火)夜9時〜9時54分
フジテレビ系列 全国ネットで放送
全てを捨て新しい人生を手に入れるため、弁護士として生きることよりも、帝都建設と裏取引をして大金を手に入れることを選んだ仙台由貴子(仲間由紀恵さん)。
由貴子は、取引を成功させるため、一人娘・白河瞳(山田杏奈さん)を誘拐して、元夫の白河圭太(向井理さん)に、帝都建設の偽装建築の証拠を手に入れさせました。
圭太が大金を手に入れておきながら、協力者である自分には秘密にしていたことを、石川菜七子(仲里依紗さん)は、由貴子の口から聞かされました。
自分に手を貸せという由貴子の誘いは断りましたが、圭太への疑念は晴れるわけでもなく、かと言って、実の娘を誘拐するような由貴子に金を返すことが正解なのか?と、菜七子は悩みます。
圭太は、奪った3億円を瞳の将来のために使いたいと思っているのですが、由貴子は執拗に金を取り戻そうとしてきます。
一方、会社での地位が危うくなってきた宇都宮竜二(渡部篤郎さん)は、由貴子の情報を教える代わりに、自分と手を組まないか?と圭太に取引を持ちかけてきました。
由貴子は、圭太に不信感を抱いて家を出て行ってしまった瞳に近づきます。優しい母親のふりをして瞳を味方につけ、何とかして圭太から3億円の在処を聞き出そうとします。
金のためならば、実の娘を利用することさえ躊躇しない由貴子。
もう二度と、瞳を危険な目に合わせたくない圭太は、隠していた真実を瞳に告げることにしました。
10年前、母親を殺したのはお前か?と、圭太に食ってかかった伊達翼(松村北斗さん)。
10の秘密 6話の感想と見どころ
「これは、あなたなんかの手に負えることでなないの。さっさと平凡な生活に戻りなさい」
元夫の白河圭太に対して、平然とそう言い放つ由貴子。
実の娘を誘拐したり、元夫を利用して大企業と裏取引をしたり…。
一見すると、悪女としか思えないような由貴子の言動。しかし、なぜか、そうとばかりも思えないのは、由貴子が語る、幼少期の苦労話ゆえなのかもしれません。
貧しい家に生まれたばかりに辛酸をなめてきた由貴子が、努力の末に手に入れた弁護士としての地位。それだけでは飽き足らず、さらなる高みを目指し、必死にあがいているようにも見えてしまうからです。
そもそも、圭太との結婚に、本当に愛はなかったのでしょうか?世の中には母親になれない女もいるのよと言う由貴子が抱えている秘密は、まだまだありそうな気がします。
また、翼は、自分が10年前の火事の被害者遺族であったことを白状しました。
母親の死の原因があの火事ではないのならば、自分は人殺しだと良心の呵責に苛まれている瞳を救うことができるかもしれない。
圭太は瞳を救うために、翼と一緒に真犯人を探すことにしました。
気の毒なのは、瞳ですね。瞳は誘拐されただけではなく、過酷な現実と向き合わなければならないのですから。
自分は、金目当てで実の母に誘拐されたこと。そして、信頼していた翼は、実は、母の死の真相を探るために近づいてきたのだと言うこと。
その事実を知ったしまった瞳は、立ち直ることができるのでしょうか。
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10の秘密 7話の予想と見どころ
瞳の身を守るためには真実を告げるしかない。
そう決心した圭太は、由貴子が誘拐事件の真犯人だ。金を手に入れるために娘を利用したのだと、瞳に伝えました。
ボロボロに傷ついた瞳を見て、怒りに震える圭太は、警察に行って由貴子の犯した罪を全て話すことにしました。
ところが、重要な証拠となるはずの3億円が、隠し場所から消えていたのです。由貴子の仕業だと考えた圭太は、宇都宮の元に向かいました。
自分を切り捨てようとしている長沼社長を失脚させたい宇都宮に協力するフリをしながら、圭太は由貴子の居処を聞き出します。
しかし、隠れ家にたどり着いた圭太は、何者かに背後から襲われてしまったのです。
10年前の火事について調べていた翼は、別荘の建設に宇都宮が関わっていたことを知りました。昔のことを思い出した翼は、母が残したメモを探し出しました。
そこに書かれていたのは…。
10の秘密 6話のまとめ
男手一つで育て上げた大切な娘を守りたい父親と、自分には母性なんてないと言い放ち、実の娘でさえも金のための利用しようとする母親。
3億円をめぐって繰り広げられる元夫婦、圭太と由貴子の戦いはますます激しくなってきました。
優しくてセレブな憧れのお母さんと過ごす、母娘の時間を楽しんでいた瞳でしたが、全てが幻であったことを知らされ、深く傷ついてしまいます。
そんな瞳の様子に心を痛めた圭太は、由貴子を警察に訴えることにしました。しかし、隠していた3億円が消えていることに気づき…。