相棒 season18第13話のあらすじと感想! 山間の村で、奇妙な遺体が発見された!地面にはりつけにされた被害者の死因は溺死?犯人は殺人犯と疑われた男か、それとも…。ゲストは松居直美、小宮健五、粕谷吉洋。相棒 season18第13話のあらすじを紹介します!
相棒 season18第13話のあらすじ
【第13話の放送日時】2020年1月22日(水)21:00~21:54
【ゲスト】
山下琴江(松居直美)
神木村や周辺の集落で移動スーパーを営む女性
美濃部達彦(小宮健五)
神木村にある美濃部林業の社長。以前勤めていた女性が行方不明になった
草野奏太(粕谷吉洋)
神木村の駐在所の警察官。村で殺人事件が起こり、特命係の案内役をつとめる
第13話「神の声」
事件の遺留品を返却するため、奥多摩警察署にやってき右京と冠城(反町隆史さん)。ついでに昼食を取ろうと近くの神木村に立ち寄ります。
神木村で、右京と冠城は移動スーパーを営む琴江や駐在所の警察官の草野と出会います。草野によるとそこは今も山岳信仰の残る村で、ちょうど今日から3日間は誰も山に立ち入ることができないといいます。
その時、山で変死体が見つかったと草野に連絡が入ります。事件現場に向かった右京と冠城が見たのは、ロープで縛られ地面にはりつけにされた奇妙な遺体でした。
亡くなったのは、かつて村役場に勤めていたこともある真柴恭平という男性でした。誰も山に入らないはずの日に、誰が真柴を殺したのか?草野は、村に復讐するため橋沼が戻ってきたのではないかと言います。
事件は3ヶ月前に真犯人が捕まりましたが、当時橋沼はマスコミに追われて住む場所を失い、神木村に移り住んだといいます。村にまでマスコミが押しよせたため村人は橋沼を煙たがり、村から追い出そうとしたのでした。
ところが、10ヶ月ほど前、橋沼は突然消息を絶ちました。同じ時期に村の若い女性も行方不明になり、村人は橋沼が殺したのではないかと疑っていたのです。草野は、橋沼を追い出す時に中心となっていた真柴に、橋沼が復讐したのではないかと考えていました。
村人から村八分にされ、行方が分からなくなった橋沼。真柴を殺したのは、本当に彼なのでしょうか?そして、殺人のトリックとは?ミステリアスな事件に特命係が挑みます!
相棒 season18第13話の感想と見どころ
今回は、いつもの相棒とはちょっと違った印象のストーリーでしたね。山岳信仰や山の神などの言葉が出てきたり、遺体が地面にはりつけにされていたりと、少しミステリアスな雰囲気がありました。
田舎で起こる奇妙な殺人事件ということで、金田一耕助シリーズのような雰囲気も感じました。
山の神の存在を信じるおばあさんが「山の神様がやったんだ!」と叫んだりするシーンは、なんとなくひと昔前の光景に思えましたが、そういう信仰が今でも残っている地域があるのかもしれませんね。
田舎のせまい人間関係も、リアルに描かれていると思いました。うわさ話がすぐに広まってしまうところや、よそから来たよく分からない人をのけ者にするなど、現実にもありそうなことを上手く取り入れていましたね。
村の集会の時も、村人が橋沼のことを「やつは人殺しですよ!」と言うシーンがありました。その時点では宮城の連続殺人事件は真犯人が逮捕されていますし、行方不明になった村の女性を橋沼が殺したというのも人々の憶測にすぎません。
しかし、たとえそれが間違いであっても、一度ついてしまった印象はなかなか変わらないものです。私もネットやSNSを使う立場として、気をつけなければいけないと考えさせられた回でした。
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相棒 season18第14話の予想と見どころ
第14話は2週連続スペシャルの前篇「善悪の彼岸~ピエタ」。右京の元相棒が再び現れる!都内で連続して起こる事件は、彼のしわざなのか!?
ゲストは伊武雅刀さん、石田ニコルさんです。
今回、右京の”元相棒”として登場する南井十(伊武雅刀さん)は、右京がロンドンにいた頃ともに仕事をしていた元スコットランドヤード警部です。これまでも、シリーズの中で何度か登場しています。
南井は右京と同様とても頭のいい人物ですが、犯罪者を私的に殺害している疑惑が持たれています。これまで右京は、南井が数々の犯罪に関わってきたと疑いながらも真相にたどり着けずにいました。
相棒season17で南井が登場した時、彼はロンドンにいてまた日本に行くと右京に告げています。つまり次週からの2週連続スペシャルは、約1年ごしの続編ともいえる話になると思います。
また、season17で右京は南井に「必ず、決着はつけます」と宣言しています。ドラマ公式サイトにも南井との“最終決戦”と書かれているので、ついに右京が南井のやってきたことを暴くことになるのか、非常に注目の回になりそうです!
相棒 season18第13話のまとめ
山間の村で起こったミステリアスな今回の事件。山岳信仰の残る村の人々は今も山の神を信じおそれていましたが、本当に恐ろしいのは生きている人間だと感じる話でした。
それにしても、たまたま立ち寄った場所で不可解な事件に出会うとは、さすが特命係のいる所に難事件ありといった感じでしょうか。ここまでくると、特命係が見えない力で事件におびき寄せられているのではないかとさえ思えてきますね。次回はどんな事件が待っているのか、楽しみです^^