秋になればお馴染みの栗。
子どもの頃から食べる機会が多いとは思いますが、
栗は、果物なのか、野菜なのか、もしくは、ナッツの部類に入るのか!?ご存知ですか?
栗拾いに行った事がある方は、木に生えてて、イガイガの中に入っているので、木になるといえば果物なのか?と想像するかもしれません。
でも、食感や味など、果物とは言えませんよね。
栗はそのまま食べることが
できないから、果物とは思えないわ。
また、栗は栄養素を多く含んでいますが、カロリーも高いため、食べ過ぎには注意が必要なんです。。
栗は食べ過ぎちゃダメ!
栗は果物か?野菜か?なぜ食べ過ぎてはいけないのか?何粒までなら食べていいのか?栗の疑問や栄養素などもまとめましたので是非読んでみて下さい!
栗は果物?野菜?
まず、栗は何なのか?という疑問に関して、答えは「果物」です。
ブナ科クリ属の、落葉樹になる、果実なんです。
一般的に、木にできるものは、果実とされているそうですよ。
しかしそうなるとイチゴは?という風になりますが、何も調理していない状態で甘みのあるものは果物とされる、ともあります。
スーパーへいくと、栗は、果物コーナーにあったり、野菜コーナーにあったりして、分類分けが難しいものです。
生物学上の分類分けでは果実ということになるのですが、食品としては野菜となり、スーパーではそのように置かれるのでしょうね!
栗の栄養と効能
栗には栄養がたくさん含まれています。
まず、ビタミンB1を多く含んでいます。
チアミンと呼ばれる酵素で、糖質・アミノ酸の代謝にかかわっています。
カリウムも豊富に含んでいて、ナトリウムを排出する働きがあるので高血圧の予防、疲労回復にも向いている食べ物のようです。
栗の渋皮には、ポリフェノールの一種であるタンニンが多く含まれています。
ポリフェノールと言えば、抗酸化作用があることで知られています。
そのため、老化の防止やガンの予防などにも効果があるのではないか、とも言われています。
栗はビタミンCも豊富です。ジャガイモと同じくデンプン質に包まれているので加熱しても壊れにくくて摂取しやすいです。
ビタミンCは風邪の予防や、肌を健康に保つのに必要な栄養素です。
他に、貧血の予防になる葉酸、腸内の悪玉菌を減らしてくれる食物繊維、亜鉛なども入っており、栗はバランスの良い食品です。
栗は栄養も豊富で効能もあるうえに、栗ごはん、スイーツなど食べ方も豊富で取り入れやすいです。
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栗の一日の摂取量
栗は食べすぎてしまうと、便秘になったり腹痛になる恐れがありますので、適量を守りましょう。
個人差もありますが、1日、8~10粒くらいが適量と言われています。
食べすぎてはいけない他の理由としては、太ってしまうというのもあります。
どんな食べ物だって食べ過ぎれば太ってしまいますが、栗は100gあたり、130キロカロリーあって、白米100gと同じ熱量があります。さつまいもよりもカロリーは高いです。
というわけで、栗は小さいのでついついパクパクと食べすぎてしまうので注意してくださいね。
ケーキのモンブランで使用されていたりもしますので、モンブランは更に砂糖も大量に使われていますから食べ過ぎには気をつけましょう。
脂質も含まれていますので、食べ過ぎると、皮脂腺が刺激され、皮脂の分泌が活発になるともいわれています。皮脂は毛穴につまってニキビの原因となってしまいます。
しかし、栗は、容量さえ守れば体にいいですし、お肌に良い効果ももたらしてくれます。
何でも、食べ過ぎは禁物ですね!!
まとめ
果物か野菜については書きましたが、ナッツか!?については、ナッツ類に含まれるそうです。
ナッツというのは、植物の種子の中の仁と呼ばれている部分が食用として利用できるというもの。
栗などの堅果類、核果類のアーモンド、熱帯果樹のカシューナッツなどいくつかに分類されます。
そうなると、栗は果物であり野菜でありナッツであるという風になりますね。
正式には、栗はブナ科クリ属の果実なんですが!
正式には果物なわけですから、果物として覚えておきましょう!
そして栗は栄養もあり、ビタミンB1、ビタミンC、ポリフェノールなどいいものがたくさん入っていますのでおすすめの食材です。
ですが、カロリーは高めのため食べ過ぎには注意ですので、10粒ほどを味わって頂きましょう!