はじめての子育ては、悩みがつきませんよね。授乳回数から、離乳食そして幼児食と進んでいくといつまであげたらいいのかわからないですよね。娘は1歳頃から幼児食を始めましたが、いつまでつづけるべきなのか最初は迷いました。1歳からの幼児食はいつまで与えた方がいいのかご紹介していきます!
幼児食とは?目的は?
幼児食というと、離乳食完了期パクパク期と言われる時期から大人と同じものが食べられるまでのことをいいます。乳歯が生えそろってきて、だんだんと奥歯でも食べ物を噛むことができるようになってきます。
しかし、薄味になるように心がけたり、食べものの固さを気にしたりすることが必要になります。
幼児食の目的は、何でしょう?
1歳からの幼児食はいつまで必要?
一歳を過ぎたら大人と同じ味付けでも大体大丈夫と言われていますので、1歳を過ぎたころから幼児食をはじめてから六歳くらいまでの期間です。ただ、塩分や脂肪分などが多い食事はなるべく避けるようにしたいものです。消化不良をおこしたり、高血圧や糖尿病になってしまう場合もあるからです。そこも大人と同じですよね。
三歳くらいまでは、なるべく薄味でいきたいものです。『三つ子の魂百まで』という言葉があるように、三歳までに培われた味覚でその子の一生を左右するのではないかと言われています。いろいろな味を試して子どもの味覚の幅を広げていきたいですね。
というわけで、三歳までは幼児食の期間と思い、幼児向けの味付けにしますが四歳以降もなるべく薄味にしておいた方が健康面でもおすすめですね。
この時期は、好き嫌いが多くでるような時期ですが、嫌いなものと決めつけず食べる時の環境や状況を重視してあげたいですね。家族全員でなるべく食卓を囲んで食事は楽しいものということを教えてあげたいです。幼児食の間に食べることが楽しいことと覚えてほしいですね。
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幼児食を与える量
幼児食に切り替える時の目安は、1歳半ごろ。そのころは、だいたい奥歯が生える時期だからです。ですが、子供によって歯が生える成長もちがうため、その子それぞれの様子をみて少しずつでも変えていきましょう。食材を噛み切れるようになると徐々に固いものが食べられるようになります。かみつぶしが上手にできるようになってくるとだんだんと量も食べられるようになってきます。
1~2歳くらいの子どもの摂取エネルギーは、女の子が900キロカロリー、男の子が950キロカロリー。大人の摂取エネルギーが大体2000キロカロリーと言われているので、その半分と考えるといいでしょう。
以下は1日のおおよその目安量です。
主食:穀類270g(子ども用のお茶碗1杯分、食パン一枚、うどん1/3玉)
いも類 40g(ジャガイモなら2/3個)
主菜:卵類 50g(卵なら中くらいのものを1個)
肉類 30g(ひき)肉なら大匙2や薄切り肉なら 1+1/3枚
魚類 40g(切り身なら半分くらい)
大豆・豆製品 45g(納豆 30g、豆腐1/5丁)
副菜:緑黄色野菜 100g
淡色野菜 130g
海藻・きのこ類 10g
果物類100g
幼児食の期間中に避けた方がよい食材
この時期は、避けておいたほうがよい食材があります。刺激が強いものや生もの、塩分が強いもの、噛みにくいものや噛み切りにくいもの、これはその子の歯の生えている様子をみてあげましょう。また気管に飲みこんでしまう可能性の高いものは気を付けてあげます。
大人になってくるとついつい、忘れがちな食事の栄養バランスも整えてあげましょう。一汁一菜もしくは二菜を考えて食べさせます。
朝食は食が細い場合は、その日の夕食で補うようにします。
まとめ
1歳をすぎて、歯が生えそろい始めたころに、離乳食からだんだんと幼児食にきりかえていくとよいでしょう。離乳食よりは大人の食事にちかづいてくるので、少し手間はへってくると思います。ただ、塩分や脂肪分などは少し加減してあげるとよいでしょう。
そして、できるかぎり、一緒にお買い物して、食材である野菜をみせてあげたり、お料理を少しずつ手伝ってもらったり食育をしていけるといいですね。
なるべく家族みんなで週一回でもいいので食卓を囲むようにしていくと、食事が楽しいと覚えていってほしいですね。
結局、幼児食は大体5~6歳くらいまででしょう。ただ、その子によっては歯の生えそろっているかが目安になりますので、消化器官は未熟な状態なので気を付けてあげましょう。