連続テレビ小説『カーネーション』の概要と登場人物
朝の連続テレビ小説『カーネーション』は、2011年度の下半期に放送されたドラマです。
ファッションデザイナーとして活躍するコシノ三姉妹を育て上げた小篠綾子さんの生涯を実話に基づいて紹介していくストーリーです。
登場人物を少し紹介しておきます。
小原糸子:尾野真千子、夏木マリ
小原優子:新山千春
小原直子:川崎亜沙美
小原聡子:安田美沙子
小原里香:小島藤子
周防龍一:綾野剛
連ドラ『カーネーション』の最終回のあらすじ
カーネーションの最終回は、2012年3月31日に放送された『あなたの愛は生きています』でした。
だんじり祭りの日。オハラ洋装店の二階のサロンに糸子の娘たち三人とその孫たちが集まりました。生前の糸子と縁のある人たちもたくさん集まり、みんなで楽しくにぎやかに過ごしています。
糸子が生前よく見ていた朝の連ドラ。優子に、糸子の一生を朝ドラにしたいとテレビ局からオファーが入ります。みんなでどうしようかと話していると、「お母ちゃんはいつも自分の話が朝ドラにならんかなっていいよったよな」ということで話がまとまりました。
そして2011年10月、糸子の声が、
おはようございます。死にました。あっちゅう間に5年が経ちました。おかげさんで娘らも元気です。
糸子の写真を見ながらその日のファッションショーの成功をつげる優子。次女の直子は、自分の部屋で一人ワインを飲みながら携帯の待ち受けにしている糸子を見ている。ロンドンにいる聡子は、ミッキーとワインを飲みながらお母ちゃんに会いたいなと泣いている。
泣かんでええ、泣くことのほどちゃう。うちはおる。アンタらのそばに
と糸子の声。
そして、シーンは病院にうつり、看護師が車椅子に乗った女性をテレビが見える場所に連れてきたところで、朝の連続テレビ小説『カ―ネーション』が始まります。子供のころの糸子と娘時代の糸子が画面に笑顔でうつしだされました。
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連ドラ『カーネーション』の最終回の感想
最終回だけど、糸子のセリフが胸にしみました。亡くなっても身近にいてくれる母親っていいですよね。
しかも、この朝の連ドラを主役が楽しみに見ていて、自分の人生がドラマにならないかなって言っていたとか、すごいですよね。コシノジュンコというブランドは知っていたけれどもこんな感じの人だったんだなと感心しちゃいました。
そして、ヒロインが恋も知らず戦争中に旦那と結婚して、子供を産み育て、仕事も頑張ってという様子がすごいです。しかも、ある時周防さんという人と不倫の関係になっていくさまもリアルです。
最終回の車いすの女性は長年の親友?盟友?の奈津らしいです。糸子は亡くなっているけど元気そうですよね。
まとめ
最終回に娘たちが、自分の母親の生涯がドラマになるかどうかを話していて、それがなんとそのままドラマになって放送される。
すごいですよね。カーネーションは朝の連続テレビ小説史上、人気の高いドラマ。それもやはり内容が濃いからでしょうね。
主人公の糸子が生まれそだった大阪ではだんじりは女の子はかつげないものでした。それをなぜ?と思い続ける糸子。
近くのお兄ちゃんたちは乗れるのになぜ、自分だけかつげれないんだろう?そして気が付くと自分で仕事をし始め、ファッションの道にどんどん入り込んでいく様子はとても新鮮でした。
そして、家族ができて、その生涯がドラマになっていく様子。無限ループのつくりがとても面白かったです。