俺の話は長い第5話のあらすじと感想!姉との同居で滿の気持ちに変化が…

注目のドラマ、俺の話は長いでは、どんなに文句を言われても、屁理屈を武器に6年間ニートというだらしない生活を守ってきた岸辺満(生田斗真)が、今も生活スタイルに変化はないものの、姉夫婦の同居によって気持ちには変化が出てきたようです。俺の話は長い第5話のあらすじや感想、第6話の展開予想をまとめました。

 

俺の話は長い第5話のあらすじ

俺の話は長い 5話 あらすじ

 

第5回目放送日 2019年11月9日

其の九 銀杏と爪切り
其の十 シャンパンと合い鍵

 

キャスト

岸辺満 役 生田斗真
岸辺房枝 役 原田美枝子
秋葉綾子 役 小池栄子
秋葉光司 役 安田顕
秋葉 春海 役 清原果耶

脚本 金子茂樹

 

俺の話は長い第5話のあらすじ 其の九 銀杏と爪切り

吹き矢を始めた房枝(原田美枝子)は、自宅2階の廊下で練習を積んでいました。それを見た光司も吹き矢に興味を示し、房枝の道具を借りて練習を始めます。

 

そんな中、房枝が経営する喫茶店ポラリスに吹き矢の会の副会長 檀野義明(長谷川初範)がコーヒーを飲みにやってきました。

 

その場に居合わせた常連の牧本(西村まさ彦)は檀野にライバル心を燃やし、自分が開発したオムドライを注文し、自分と房枝の付き合いの長さをアピールしますが、檀野と房枝には全く効果ありませんでした。

 

夕食に茶碗蒸しの準備をする房枝。銀杏をそれぞれのお茶碗に入れていると、春海に「満兄ちゃんは銀杏嫌いだったはず」と指摘されます。

 

「間違えて入れて危なく文句言われるところだった!」と春海に感謝する房枝。

 

いざ夕食時になり、話題は自分が小さい時になりたかった夢。

 

綾子の夢のためにかなりのお金がかかっていることや、学費の差に文句を言う満は、茶碗蒸しを食べ銀杏が入っていなことにも文句を言い出します。

 

嫌いだったでしょ?と問われると、好みは変わるんだと屁理屈を言い出す満。

 

春海(清原果耶)の模試の点数が悪く、偏差値が落ちた事で綾子(小池栄子)は春海が好意を寄せている同級生の高平陸(水沢林太郎)と同じ高校に行きたい為にわざと点数を落としたのではないかと疑います。

 

春海は違うと否定しますが、綾子は信用しません。

 

そんな雰囲気の悪い夕食の席を携帯片手に立った光司(安田顕)ですが、戻ってきて一言「高平君の志望校は春海の考えている高校とは違うよ」光司は直接、高平と連絡を取り合っていることを綾子に打ち明けます。

 

綾子は春海がそんな事許す訳がないと驚きますが、春海は黙ったまま…。綾子は自分だけが光司と高平が連絡を取り合っていた事を知らなかった事にショックを受けます。

 

夜、満が残った銀杏を食べようと台所に降りてくると、春海が勉強をしていました。好きな子と同じ高校に行く事はすすめられないとアドバイスする満に対し、素直に話を聞く春海。

 

銀杏の殻を剥き始めると、そこに綾子が爪を切りにやってきます。「夜爪を切ると親の死に目に会えなくなるぞ」と綾子から教わった迷信を満は話しますが、綾子は気にする事なく爪を切り続けます。

 

いつのまにか2人の会話は幼い頃、厳しかった父親に嘘をついて映画を見に行った話で盛り上がります。見た映画の題名が思い出せず悶々とする2人ですが、同時に思い出し「フォレスト・ガンプ!」と叫びます。

 

懐かしい話を続けているところに春海が来て、話に加わります。

 

高平と光司が、連絡を取り合っていた事を自分だけが知らなかった事で、もやもやした気持ちでいた綾子でしたが、満のおかげで気持ちが切り替わったようです。

 


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俺の話は長い第5話のあらすじ 其の十 シャンパンと合い鍵

BARクラッチのバーテンダー 駒野海星(杉野遥亮)に頼まれた犬の散歩のバイト最終日になった満。その日の夜、クラッチで働く小雪(きなり)のライブを見に行った光司は昔、一緒にバンドを組んでいたズタボロのボーカル 田原洋介(辻本耕志)と再会します。もう一回一緒にやろうと誘われる光司ですが断ります。

 

ライブ後、クラッチで飲む満と光司の話題は音楽の話と犬の散歩を頼まれた BARクラッチのオーナーの話。合い鍵を返そうとすると、明日まで散歩のバイトを続けて欲しいと頼まれます。

 

自宅では房枝、綾子、春海は3人で夕食をとっていますが、房枝と綾子は最近体調が良くないと言い出します。満のせいで話過ぎて、あごが痛くなっていると気付いた綾子達は満に対抗して文句言ったりするのをやめる事に。

 

翌日、亀のボルトの水槽掃除をする満に、房枝は牡蠣の土手鍋を作るから牡蠣を買ってきてと買い物を頼みます。いつもなら大目にお金を要求すると文句を言われてしまうのに今回は素直に従う房枝。「自分と会話する事をさけてないか?」と満は問いますが「今も普通に話してるでしょ」と相手にされません。

 

満はバイトの犬の散歩を終え、マンションに戻るとクラッチのオーナー 三枝明日香(倉科カナ)にばったり出くわします。

 

明日香はかなり自己中心的な性格で、満の用事などお構いなしに振る舞います。食べる物が何もないから買い出しに行ってきてと頼みますが、かなりの量です。

 

牡蠣を買って帰らなければと焦る満は、頼まれたものを全て買い、急いでマンションに戻ります。

 

シャンパンを飲んで待っていた明日香の横柄な態度にキレた満は明日香に報酬はいらないと告げます。満の怒った態度に乗っかった明日香は散歩代も払わないと言い、満が怒る姿を見て面白がります。

 

満は我慢できず帰ろうとします。しかし明日香はご飯だけ一緒に食べて欲しいと頼みます。
断り帰ろうとする満に「今日誕生日なの」

 

結局、満は一緒に食事をする事になります。高級シャンパンとテイクアウトされたご飯で食事する2人は言いたいことを言い合います。

 

満は文句を言いながらも明日香に対してなぐさめの言葉をかけたりと、優しい一面をのぞかせます。
明日香も満に心を許したようでいろいろな話を満にし、そのままソファーで寝てしまいました。

 

満は合い鍵を返そうと明日香に声をかけると、「コウちゃんの散歩をまたお願いすると思うから持ってて」と言われ、そのまま合い鍵を持っている事になりました。

 

自宅に戻ると房枝達はみんなでトランプをしていました。満の事を無視しながらトランプを続ける姿を見て、満は屁理屈を並べ立て挑発すると、我慢できなくなった綾子達は溜まっていた文句を吐き出します。

 

明日香のマンションと自宅を比較する発言をした満に春海は「ならば出ていけば?」「それもありかもね」という満でした。

 

俺の話は長い第5話の感想と見どころ

「銀杏と爪切り」では満の的確なアドバイスが心に残ります。バンドのライブを開催した小雪ちゃんに対して、ほとんど見ていないにも関わらず「周りの評判を聞いたらどんな良い演奏だったかわかるよ」と一見適当なことを言っています。

 

しかし、実際それぞれの感想は全く違う物で、その中にたくさんの高評価があれば、その時間を共有した人間がどれだけ満足したのかわかります。

 

また、バンド再結成に若干の興味を持ち始めた光司に対しても、反対することなくそっと背中を押してみたり…。

 

高平陸と同じ高校に進学したい春海には、自分の失敗談を交えながら、きちんとアドバイスし、いっときの感情で大切な事を決めない方がいいと暗に説得しています。

 

口数が多く、今の自分の状況から周りに文句を言う事が多い満ですが、誰よりも周りのことを考えていると思います。

 

周りの人間は自分の仕事、勉強などに追われて、人のことを考えている余裕がない…と言うのが現実で、その点満は、日々時間を持て余していることから周りの事を考えられると言う環境下にいるからかもしれませんが…。

 

光司と高平が連絡を取り合っていたことを、自分だけ知らなかった事にショックを受ける綾子に「自分がそういう立場の人間になったんだ」と話す満。

 

綾子にしてみれば、必死に育ててきた娘が、自分に秘密を持つなどという事は、絶対にないと信じていたのだと思います。しかし、春海は思春期を迎えた女の子。親に言いたくない事、言わない事の方が多いのが現実。

 

それを受け止めきれない母と悪気はない娘。お互いが話す事で解決出来る問題ではないところに、満が自分達の経験から綾子に納得させる場面は、ほのぼのとしていながらも今後の親子関係に大きな影響を与えるシーンだと感じました。

 

「シャンパンと合い鍵」ではBARクラッチのオーナー 三枝明日香との出会いが、満の今後の生活に大きな変化をもたらすのではないかと感じさせられます。

 

明日香は天真爛漫、見た目はとても可愛らしいのですが、嫌な事は嫌、言いたいことははっきり言う女性です。

 

満がお金に困っていると決めつけ、お駄賃を払うから買い物に行ってきて!などと有無を言わさず命令します。満は必死に買い物を終えマンションに戻ると、遅い!と文句を言わる始末。

 

明日香の自己中心的性格に呆れ、散歩のバイト代といらないと言い出す満の姿を面白がり、どんどん挑発的な態度を取る明日香に満は人の気持ちを考えることの大切さを話します。

 

根はきっと優しく良い子なんだろうなと感じさせる明日香。本当は寂しくて誰かに構ってもらいたい、しかしお金があると言う事がその単純な願いを邪魔してしまっているのかもしれません。

 

満はそんな明日香をちゃんと理解したようで、彼女の「誕生日だから一緒に食事して」と言う願いを聞き入れ、明日香の犬の散歩のバイト前に房枝に頼まれた買い物をせずに明日香のそばにいる事を選びます。

 

言いたいことを言い合い、酔ってソファーで寝てしまう明日香に「ハッピーバースデー」と声をかけてマンションを後にする満の優しさが表れたシーンは心温まるものがありました。

 

最近、体調が良くないと言い出した綾子達が、原因は満と喋りすぎる事だと言い出すシーンは思わず笑ってしまいました。満を相手にせず頑張りますが、我慢できずにいつもの状態にすぐ戻ってしまうのは、この家族が仲の良い証拠だと思いました。

 

俺の話は長い第6話の予想や期待

満の生活の中に三枝明日香という新たな人間が関わるようになりました。

 

明日香はマイペースで自己中心的、独立した女性で一般的には扱いづらい感じの女性だと思いますが、満の中では多分扱いやすいタイプの人間なのかもしれません。

 

言いたい事をはっきり言う、満を挑発するなど、屁理屈や口喧嘩の宝庫でいくらでも会話が続く相手の出現は、今後、満の生活を大きく変えていくのではないかと思います。

 

満達と同居する事で元気になっている光司の今後も気になります。昔のバンド仲間にまた一緒にやろうと誘われてはいるものの、その人と一緒にという事ではなく、音楽そのものがやはり諦めきれない気持ちに気がついた光司は、今後音楽活動を再開する事が出来るのでしょうか。

 

綾子に遠慮して我慢してしまうのか、満の言葉に影響を受け、自分らしく好きなことをやろうという気持ちになっていくのか、光司が気の弱い性格なだけに気になります。

 

満の再就職問題、春海の進学問題、古本屋の店主、牧本の房枝に対する想いなど、今後の展開の仕方で大きく方向性が変わっていく問題がたくさんあり、満の周辺はさらにざわついていくのだと感じます。

 

俺の話は長い第5話のまとめ

満の屁理屈には、自分のことは棚に上げてと思わせる部分が相変わらずありますが、春海や光司に対しての言葉には温かさがかなりつまっています。

 

道具を処分したものの、コーヒー屋の店主という夢を諦めてはいないと思われる満を、どのように働かせる方向に持っていくのでしょうか。

 

次回以降、満の生活に影響を与えるであろう明日香の登場が大きくなキーワードになる第5話でした。

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