生花のような柔らかく色鮮やかな状態を長期間保存できるお花として人気のプリザーブドフラワー。プリザーブドフラワーでブーケを作れば、生花にはない色合いのブーケも可能です。今回は、プリザーブドフラワーを使ったラウンドブーケの作り方についてご紹介します。綺麗に仕上げるコツも!
プリザーブドフラワーでブーケを手作り【材料】
プリザーブドフラワーのブーケを綺麗に仕上げるコツは、全体と色味を確認しながら作ることです!
確認するかしないかによって仕上がりが違ってくるんですよ^^
コツについては、また後でご紹介します。
まずは、プリザーブドフラワーで作るラウンドブーケの材料をご紹介します。
・隙間を埋める小花(紫陽花・カスミソウ・スケルトンリーフなど)
・リーフ(バック処理用)
・リボン
・ワイヤー
・フローラルテープ
・グルー(接着剤)
・オアシス
・ハサミ(ワイヤーが切れる)
メインのお花はお花の種類にもよりますが、表面が平らになっているものを選ぶとラウンドにした時のラインが綺麗に出ます。
↓ローズです
隙間を埋める小花は紫陽花やカスミソウを切り分けておくと使いやすいですね。
↓あじさいです
↓かすみ草です
他にも茎の長いグリーンなども使いやすいと思います。
ワイヤーはブーケの場合、太くてしっかりした物を選びましょう。
なぜなら、ブーケから花首が折れてしまうことを防ぐためです!
ウエディングなどに用いる場合、花首が折れてしまうのは縁起も悪いので、しっかり処理を施しておきましょう。
しかし、あまり太いワイヤーを使うと、ブーケが重くなりすぎてしまいます。
ワイヤーもメーカーによって、同じ太さでも感覚が違うことがあるのですが、#24~#26がオススメだと思います。
↓ワイヤー(#24)です
フローラルテープもお花に合わせて、グリーンかホワイトが良いと思います。
↓フローラルテープです
↓ワイヤーがカットできる機能が付いているハサミです
プリザーブドフラワーでブーケを手作り【作り方】
ブーケを作る工程は作業量もかなりありますが、1つ1つ丁寧に行うことで出来上がりが綺麗なものに仕上がります。
プリザーブドフラワーはブーケ以外にも時計も大人気です。
時計付きなので日常にも役立つから贈り物にすると使ってもらえるので喜ばれるんです。
プリザーブドフラワーの時計の作り方もご紹介していますので、ご興味があればぜひごらになってみてくださいね♪
>プリザーブドフラワー時計の作り方や綺麗に仕上げるコツを知りたい方はコチラをクリック!
プリザーブドフラワーでブーケを手作り① ワイヤーをかける
まずは全ての材料にワイヤリングをしていきましょう。
メインのお花はワイヤー2本を使い、花首が落ちないようにしっかりワイヤーをかけます。
小花や葉っぱ類は細いワイヤーで大丈夫です。
メインのお花にワイヤリングをしてテープを巻く工程のわかりやすい動画がありましのでご参考まで。
プリザーブドフラワーでブーケを手作り② テープを巻く
ワイヤリングが終わったら、続いてはテーピングです。
ワイヤーがむき出しの状態だと見栄えも悪く、アレンジも施しにくいので、全ての材料にテーピングをします。
テーピングをすると、のりで手が汚れてしまいます。
このまま全ての材料にテーピングまで行ってしまいましょう。
プリザーブドフラワーでブーケを手作り③ ラインを作る
全ての材料にワイヤリングとテーピングが終わったら、いよいよアレンジを作っていきましょう。
まずはオアシスを真上から見た状態で、上下左右と真正面に1本さしていきます。
この5本をさすことで、枠組みが出来て他のお花をさしやすくなります!
直径20cmのラウンドブーケなら、上下左右のお花は10cm、真正面のお花は11~12cmほどにすると全体のラインが綺麗に仕上がります。
プリザーブドフラワーでブーケを手作り④ メインのお花をさす
大きなラインが決まったら、メインのお花をさしていきます。
最初に決めた5輪のお花の間にメインの大きなお花をさしていきます。
「お花とお花の間に」ということを意識していくと、ラウンドブーケの丸いラインが綺麗に出ますよ。
1輪さしたときに、きちんと丸い形になっているか、同じ色が隣り合っていないかなど全体を見ながらさしてみましょう。
メインのお花の配置が決まったら、グルーでお花を固定しておきます。
プリザーブドフラワーでブーケを手作り⑤ 隙間を埋める
全体的にメインのお花の位置が決まったら、小花で隙間を埋めていきましょう。
隙間を埋める小花はメインのお花より少し低めの高さにすると、メインのお花で作ったラインが壊れにくいです。
茎のある葉っぱやカスミソウを使うときは、少し飛び出させても可愛く仕上がります。
しかし、あまり飛び出させすぎるとラインが崩れてしまうので、注意が必要です。
また、1つの隙間に大量に詰め込みすぎると、そこだけバランスが悪くなってしまいます。
例えば紫陽花で隙間を埋めるとしたら、大きな塊と小さい塊の紫陽花を作っておくと、使い分けしやすそうですね。
さらに、メインのお花の色が濃い色の場合、色移りを軽減させるためのクッション材としての役割もあります。
隙間に埋めるお花も同系色の色か、色移りしにくいものを選ぶと、長い間保存していても色移りを防ぐことが出来ます。
プリザーブドフラワーでブーケを手作り⑥ バック処理をする
お花で全体が埋まったら、オアシスが見えている部分など根本の処理を行います。
根元の処理には、バック処理用のリーフを使います。
ブーケホルダーの根本の部分がオアシスやワイヤーが見えていると思いますので、そこに這うように面積のある葉っぱ(リーフ)で隠していきます。
葉っぱの代わりに幅のあるリボンなどで根元を隠しても良いです。
下から撮った写真ですが、上がリーフで下が大きなリボンです。
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プリザーブドフラワーでブーケを手作り【綺麗に作るコツ】
一通り、工程を説明してきましたが、ブーケを綺麗に作るコツは何といっても手間を惜しまないことにあると思います。
私はめんどくさがりな性格なので、途中で「ま、いっか」と思ってしまうことが多々あります。
しかし、必ずと言っていいほど後悔してしまいます^^;
ブーケの場合だと一番重要なのは、ラインと色味を細かく確認することだと思っています。
確認なしにお花をさしてしまうと、ある方向から見たときに、色が固まっていることがあります。
何度も何度も全体を見渡して整えていきましょう。
まとめ
プリザーブドフラワーでブーケを手作りする方法などをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
プリザーブドフラワーの保管は日光や湿気に注意が必要です。
作成したブーケは、必ずケースに入れて、直射日光が当たらない場所や風通しが良い場所に保管しましょう。
適切に保管すれば、プリザーブドフラワーならではの鮮やかな色味や質感を長い間楽しむことが出来ます。
丁寧に作成したブーケですので、出来るだけ長い間、そのままの形で残しておきたいものですね。