NHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』の放送がスタートしました!第一週は『はじめまして信楽(しがらき)』です。朝ドラの主人公は若手女優さんが多いイメージですが、今回は、ベテラン女優の戸田恵梨香が、滋賀・信楽の女性陶芸家の川原喜美子を演じます。第一週の子供時代は、川島夕空ちゃんが熱演。スカーレットの第1話〜第6話のあらすじをまとめています!
スカーレットのあらすじ第1話
第一週【はじめまして信楽(しがらき)】
スカーレット第1話の放送日:2019年9月30日(月)
みなさん、こんにちは!
お昼の #スカーレット の時間ですよ!放送が始まるまでの間、今朝公開された川原夫婦のインタビュー記事を読んでみるのはいかがでしょうか?
▼【特集記事】川原夫妻インタビューhttps://t.co/2HrBJsbheR
— 朝ドラ「スカーレット」第1週 (@asadora_bk_nhk) October 5, 2019
昭和22年、9歳の喜美子(川島夕空)は、父・常治(北村一輝)、母・マツ(富田靖子)、そして、二人の妹たちと共に、大阪から滋賀県・信楽にやって来ました。
先の大戦による空襲で川原家はすべてを失い、その後、手を出した事業が失敗し、多額の借金を背負ってしまいました。それでも、川原家の面々は挫けません。好奇心旺盛な喜美子、そして、楽天的な父・常治のおかげでいつも笑いが絶えない、明るい家族です。
それに、喜美子にとっては、初めて訪れる大阪以外の場所。琵琶湖の大きさに驚き、信楽焼で出来たタヌキには興味津々!すべてが新鮮で、心躍る光景に思えました。
するとある日、転入した小学校へ向かう際、なんと、本物のタヌキに遭遇!!
こっそり後をつけていくと…。
スカーレットのあらすじ第2話
スカーレット第2話の放送日:2019年10月1日(火)
ある日、転入した小学校へ向かう際、本物のタヌキに遭遇した喜美ちゃん。こっそり後をつけていくと、そこには、黙々と何かを掘りだす、怪しい人物が…。
恐る恐る尋ねてみたところ、陶芸に使う“土”を集めていると言います。
「信楽の土は、ええ土や!」
そう豪語する男の名は、慶乃川善(村上ショージ)。陶芸家だと言います。陶芸のことなど全く知らない喜美ちゃんは、土が売り物になると聞いてビックリ!
しかし、おじさんに追っ払われ、そそくさと学校へ向かいます。
帰宅すると、妹の直子(やくわなつみ)が「お腹が空いた!」と暴れています。必死に言い聞かせますが荒れる一方。そして、戦時中の“ある記憶”が脳裏によぎります。
『なんで人は、楽しい思い出だけで生きていけんのやろ?』
喜美ちゃんたちの過去には、一体、何が起こったのでしょうか…?
「なんで人は楽しい思い出だけで生きていけんのやろ」
by きみちゃん(9)#スカーレット pic.twitter.com/FHCSUDWxNl— 朝ドラ「スカーレット」第1週 (@asadora_bk_nhk) September 30, 2019
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スカーレットのあらすじ第3話
スカーレット第3話の放送日:2019年10月2日(水)
昭和22年、9歳の喜美子(川島夕空)は転入した小学校で、初めて給食を食べて大喜び!
待ちに待った給食の時間🍽
きみちゃん、ここ一番の笑顔ですね😁#スカーレット pic.twitter.com/mx3H6a59dX— 朝ドラ「スカーレット」第1週 (@asadora_bk_nhk) October 1, 2019
しかし、当時はまだ、「週二回の補助食」程度で、おかずなどは、各自持参しなければなりませんでした。喜美ちゃんの家は借金のために貧しく、お芋ばかりの生活だったので、持参する物がなく、お腹いっぱいにはなりませんでした。
でも、決まった日・決まった時間に食べられる給食が喜美ちゃんは大好き!最近の一番お楽しみです。
一方、お金を作るために大阪を訪れていた父・常治(北村一輝)は、路地で暴漢に襲われていた青年を助けます。彼の名は、草間宗一郎(佐藤隆太)。終戦の折、満州からようやく帰国出来ましたが、ひどく憔悴し、まったく元気がありません。困っている人を見捨てておけい常治は、草間を信楽に案内することに…。
常治の久しぶりの帰宅と、滅多に食べられない“お米と卵”を使ったおかゆに、喜美ちゃんたちは大はしゃぎ!しかし、連れてきた草間に違和感を覚えた喜美ちゃんは…。
スカーレットのあらすじ第4話
スカーレット第4話の放送日:2019年10月3日(木)
天真爛漫、お転婆すぎる喜美ちゃんは、学校の給料が大好きです。しかし、父・常治が連れてきた謎の男性・草間の分の食費が増えたせいで、給食費が払えない危機を知ります。
喜美ちゃんは『心に栄養が足りない』という草間を元気づけ、早く出ていってもらおうと考えます。草間を探しに出かけると、あの陶芸家と共に居るところを発見。無理やり、陶芸家の家に押し掛け、焼き物を見せてもらうことになりました。
「満州に居た頃に見た、大きなお皿に、心を動かされた。」
焼き物を見て、懐かしむ草間でしたが、喜美ちゃんは不格好な仕上がりを見て、悪気はなかったのですが、けなしてしまいます。
その夜、陶芸家が心を込めて作った焼き物をけなした喜美ちゃんに対し、草間は、
「今日はひどかった。…ひどかったのは、君だよ。」
と厳しくさとします。
心に迫るものを感じた喜美ちゃんは、翌日、陶芸家へ謝罪に行きました。
あくる日、紙芝居屋さんを訪れた喜美ちゃんと妹の直子でしたが、お金がないため、お菓子が買えませんでした。喜美ちゃんは、妹のために“ある行動”を取ることに…。
「子供はタダ、大人はあとで集金させてもらいますぅ~🙋」
さすがきみちゃん、しっかりしていらっしゃる…😅#スカーレット pic.twitter.com/FsnLdZq4LY
— 朝ドラ「スカーレット」第1週 (@asadora_bk_nhk) October 3, 2019
スカーレットのあらすじ第5話
スカーレット第5話の放送日:2019年10月4日(金)
昭和22年、9歳の喜美ちゃんは、得意な絵描きで“給食費を稼ごう”と考えます。また、お金がなくて見られなかった“紙芝居”を自ら作るつもりのようです。
絵を描き始めると、居候の草間に褒められ、喜美ちゃんは、喜びを隠しきれません。学校へ行くのも忘れるくらいに没頭し、夢中で絵を描き続けました。
その夜、酔っぱらった父・常治を迎えに、大野家に向かった喜美ちゃん。学校に来なかったことを聞かされた常治に、怒られるのかと思いきや、
「おなごに学問は必要ない!勉強出来んでもかまへん!」
と、妙な家訓を教えられます。喜美ちゃんの胸に、何かが響いたようで…。
あくる日、ついに完成した絵を家族の前で見せることに。そこに描かれていたのは、『信楽焼のタヌキ、妹の直子(大切な家族)、雄大な琵琶湖』。すべて、喜美ちゃんにとっては欠かせない、大事な心のよりどころです。
そして、野菜の作り方を通して、少しずつ勉強に興味を持ちだした喜美ちゃんでしたが、ある日、突然、草間が家を出ていってしまいました。残された手紙に記されていた言葉に喜美ちゃんは…。
人は、出会いと別れで成長していくものですよね…😢#スカーレット pic.twitter.com/D3guan3nUL
— 朝ドラ「スカーレット」第1週 (@asadora_bk_nhk) October 3, 2019
スカーレットのあらすじ第6話
昭和22年(1947年)、喜美ちゃんたちは、信楽に来て、初めての冬を迎えました。川原家にもようやく電気が通り、井戸も出来て、平和で穏やかな日々が続いています。
喜美ちゃんも家事を任され、畑の手入れや、お風呂を沸かしたり、忙しく過ごしています。火の温度調節は、今では玄人並みに成長。この経験が、後に役立つことになるのかも…?一方、小学校の方では、クラスメイトの照子と信作の教えが実を結び、読み書きも上達、友達も出来て頼られる存在になりつつあります。
そんなある日、父・常治が家を留守にすることになりました。その道中、大阪から来た、本木(武蔵)ら借金取りに出くわしますが、適当に誤魔化し、その場を立ち去ります。
あくる日、照子が信作を呼び出し、喜美ちゃんも付き合わされます。呼び出し場所は、墓地!なんでこんな場所に…と、戸惑っていると、照子から思わぬ事実が聞かされます…。ようやく、照子の心に触れる事が出来たと喜美ちゃんが喜んでいると、突然、照子が…!?
!!?!!??!?!?
🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯#スカーレット pic.twitter.com/SI2fsDsO3s
— 朝ドラ「スカーレット」第1週 (@asadora_bk_nhk) October 4, 2019
スカーレット第1話〜第6話までの感想
女性陶芸家、川原喜美子さんの9歳当時のストーリで、喜美ちゃんの天真爛漫でお転婆な性格がよく表現されていていっきに引き込まれました。喜美子さんの子供時代は川島夕空ちゃんが演じましたが、些細な表現力の演技も素晴らしかったです。
子供時代は、第一週目のみで、来週からは戸田恵梨香さんの登場になるので、もっと子供時代を見たかったな、と残念ではありますが、戸田恵梨香さんがどのように演じられるのか楽しみです♪
出演されている役者さんたち、みなさんとても役にマッチされていて、さすがだなと思いましたが、特に、草間宗一郎役の佐藤隆太の演技が素晴らしかったです!今後、草間さんは登場しないのか気になります。ぜひ、大人になった喜美子さんと再開するシーンを見たいです。
怪我の具合より「心に栄養が足りていない」という草間さん。
後ろ姿もどこか悲しそうです…😢#スカーレット pic.twitter.com/B9APnzgKtV— 朝ドラ「スカーレット」第1週 (@asadora_bk_nhk) October 1, 2019
草間さん出演が正味3回だけだったことに驚愕している(第2回のラスト数秒はカウントしないものとする)。それでいてあの存在感といなくなっての不在感。最小限の台詞数でありながら本質を貫く言霊と強烈なメッセージ。喜美子に授けていった人生の羅針盤。この脚本と構成すごくねえか…?#スカーレット
— 京極ミズハ (@ienomaenigomiga) October 4, 2019
父親が借金を抱えて逃げるように大阪から滋賀の信楽に引っ越してきたことがきっかけで、陶芸に出会ったことで将来陶芸の道へすすむことになったわけですが、人生何がきっかけで出会いや世界が広がるかわからないな、と思わせるストーリーでした。
ネガティブなことがあっても、そこにチャンスがあるかもしれない!そして、大変な状況でも楽しく前向きに生きている喜美ちゃんや父親を見ているとすがすがしくなり、温かく見守る母、富田靖子さんの演技からはほのぼの感が伝わってきてほっっこりしました。続きが楽しみです♪