結婚を認める条件に、陶芸展で賞をとることを約束した八郎でしたが、茶碗を作る依頼があり快く引き受けました。引き受けたこと自体に不安があった喜美子は、八郎からの意外な言葉で意見が合わず…。スカーレット 67話のネタバレあらすじと感想をまとめました!
スカーレット 67話 ネタバレ あらすじ
昭和35年(1960)、1月1日。川原家ではお正月を迎えていました。東京で働く次女の直子も帰省し、久しぶりに家族が揃いました。父・常治から、家に電話を繋いだことを知らされた直子は大感激し、一家団らんの場は一層盛り上がりました。
一方、正月休み返上の八郎は、会社の作業場で、信作の父・忠信とコーヒー茶わんについて話し合っていました。「2種類の茶わんを10個ずつ作って欲しい」という依頼を、八郎は喜んで引き受けます。しかし、同席した喜美子は、心配の色を隠せません。
コーヒー茶わん20個を完成させるまでは、およそ2週間かかります。陶芸展の出品期限まではひと月ほどしか残されておらず、その上、コーヒー茶わんまで作れるのかと喜美子は八郎を問いただします。
八郎は、お世話になっている人からの頼みであることと、カフェの開店記念の贈り物として、お金を請求しないことを喜美子に告げます。喜美子は、お金を取らないことに納得できませんでしたが、八郎の真っ直ぐな気持ちを受け入れました。
しかし、八郎の作品制作ははかどらず、見かねた喜美子は「コーヒー茶わんはウチが作る!」と言い出します。八郎は「喜美子にはムチャだ」と伝えますが、「ムチャをしたい!」と言う喜美子は、悔し涙を流しながら、ある訴えをしますが…。
スカーレット 67話 感想
常治のことだから電話も買うだろうと思ってましたよ。昭和35年で電話がある家はまだまだ珍しかったと思う。常治が今の時代に生きていたら、時代の先端の物を率先して買うタイプだと思う。
常治がすごく嬉しそうに家族に黒電話を披露するシーンを見て、昭和の時代って、父親が買ってきて、家族に「どうだ!我が家でも電話を買ったぞ!」「掃除機を買ったぞ!」ってドヤ顔で喜んでいたように思える。子供達も「すげー!」って家族みんなで喜んでた感じ。家電を買うにしても、父親の特権みたいなものがあったような気がする。常治を見ていると昭和の父親像が浮かびます。
結婚する条件がかかっているのに、20個の茶碗を作ることにした八郎。しかも、オープン祝いだからタダってところが人が良すぎる。けど、まだ陶芸家とは名乗れない身分だし、初めての依頼だし八郎の気持ちもわかるけど、喜美子がハラハラするのもわかる。
八郎の人の良さは、常治と似てるかも。その点、喜美子はしっかりしていますよね。子供時代、お金がなくて紙芝居を妹に見せてあげることができなくて、自分で紙芝居作ったことあったし、お金の面でもリアルに対応しそう。
まだ結婚前なのに、価値観の違うところが出てきましたね。八郎は喜美子に尻に敷かれるのが見えてますよね。八郎の作った茶碗が欲しいと依頼があったのに、喜美子はそっくりに作れるのかな。
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スカーレット 67話 ツイッターの口コミ
【📢喜びのお知らせ】
でぇーんっ☎#スカーレット pic.twitter.com/FtDWazfIQ3— 朝ドラ「スカーレット」第12週 (@asadora_bk_nhk) December 16, 2019
【📢残念なお知らせ】
雑煮の餅は一人一個の模様…😭#スカーレット pic.twitter.com/52JMUZ2uQl— 朝ドラ「スカーレット」第12週 (@asadora_bk_nhk) December 16, 2019
#スカーレット 八郎の、陶芸家ではない自分は代金をもらえないは、喜美子の絵付け修行中は無給だとか、家政婦の見習い期間の薄給とかとちゃんと繋がってて、そういう「未満の技能の対価」のモヤモヤをずーっと脚本は恐ろしく丁寧に描いてる。
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) December 15, 2019
正直この価値観の問題をここまで真正面から描くんだ、ってことに驚いてる…
プロやないし世話になってるしお祝いして当然やん?派と、
実費かかってるやん?正当な対価を受け取るべき!派と。
何より、それをお互い言語化して「違うね」って言い合えたことがポイントだと思う…#スカーレット— ツナマヨ@朝ドラ好き (@likes_tunamayo) December 15, 2019