三歳児神話とは!?なぜ保育園に預けちゃいけないの?
三歳児神話とは、『3歳まで母親が子育てに専念しておかないと、子どもの脳の発達に悪い影響が出るのでは?』というものが代表的な意味です。
実は、なんとなく知っていたものの、三歳児神話ってどのようなものか知りませんでした。
3歳という時期が脳の成長が急激に進むため、この時期に人との愛着やぬくもりなどを体験しておいたほうがよいということなのです。
大切に扱われて、人との愛着を形成させていくことが、発達のために必要不可欠だといわれています。
その特定の相手が、やはり母親だといわれているのです。しかも、その愛着形成がうまくいかないと、精神的に不安定な子になったり自己否定をするようになったり、攻撃的になるのではと言われています。
三歳児神話肯定派のママ友が入園を決めた理由!
ママ友は三歳児神話を信じていたので、
最低、3歳になるまでは自分で子育てする!
と言っていました。後に大変になるくらいだったらこの時期に一緒にいたほうがいいのではないかと・・・。
ただ、その数日後、そのママ友から
保育園に預けることにした!
一緒にいたいと思っていたけれども二人目も欲しいし、やはりお金もほしい!
という連絡がきたのです。
保育園に預けることをあんなに嫌がっていたのにどうしたんだろう?と思っていたら、その友人に言われた言葉に驚きました。
その通りかもしれないと思いました。
もちろん、我が子の成長を一瞬たりとも見逃したくないという気持ちはあります。その友人だってそうです。ですが、保育士さんは保育のプロです。
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保育園から帰って来たときにママがすべきこと!
保育園に入って、生まれて初めての集団生活を送ることになるので、きっとストレスフルだと思います。
ずっと自分の安心できる母親という存在から離されて、友達になるかもしれないけれども最初はだれかわからない人とずっと生活を一緒にしているのですから。
保育園から帰ったら最低一時間くらいは一緒にいてあげましょう。
いつも以上に愛情を注いであげるのです。膝にのせて絵本を読むでも、ぎゅーっと抱きしめてあげるでもいいと思います。夕飯の準備などは簡単にできるように時間のある時にしておきましょう。
保育園に通うのを嫌がった時はどうする?
それでも、最初は、夜泣きや暴れたりするかもしれません。洗礼という名の病気をもらってきて保育園に登園できるのが、ひと月のうち少ししかないかもしれません。
その状況がつらかったら、保育園をとりあえずやめて、一緒にいてあげられる状況だったら一緒にいて成長を見守ってあげるのもいいと思います。
状況を見て、保育のプロと相談しつつ進めていくといいと思います。
保育園への入園が決まっているのに不安な場合
保育園への入園が決まっているのに不安に思って悩んでいる場合、その気持ちが子どもに伝染してしまうので、育児をしていく上ではよい状況ではありません。
不安になるのであれば、今はまだ預ける時期ではないと思ってやめるのもよいと思います。
幼稚園入園はすぐにきます。もちろんその時期になってもてこずることはあります。でも言葉が話せるようになっているとコミュニケーションがとれるのでまだ楽かもしれません。
まとめ
三歳児神話とは、その時期までは母親が一緒にいて育てなければいけないと昔は言われていました。
そのため、その時期までに保育園に預けることが悪いといわれてきましたが、そうではなく母親が働く姿を見せることも大切だと言われています。
ただ妊娠してすぐは、一年後仕事復帰すると決めていたママさんも、一年一緒に育てているうちに気持ちが変わる場合もあり、成長の一瞬一瞬を見ていきたいと気持ちが変化することもあります。
子育ては、各家庭さまざまです。プロの手を借りて母親がゆったりとした気持ちで育児ができるようにしていきたいものですね。