『ボヘミアン・ラプソディ』の評価が高い理由!感想と実話との違いなど

 

ボヘミアンラプソディ1

 

『ボヘミアン・ラプソディ』の映画を観てきました。

 

最初、トレーラーを見たとき、期待してなかったんですよね。

 

だって、迫力が伝わってこないし、フレディに似てない…。

 

と思ったので。

 

だけど、あまりにも評判がいいし、都心じゃない地元の映画館でも上映するって知って、「やっぱり観に行こう!」って思ったんです。

 

映画.comでは4.4、Yahoo映画では4.75と高評価なんですよね。

 

結果、観に行って大正解でした!

 

私はライヴエイド世代だし、もちろんクイーンの曲も聞いていたのでダメ出しするのかなー、と思っていましたが、本当に観に行ってよかったし、得るものがありました。

 

映画って感動したり楽しかったりすることが多いですが、『ボヘミアン・ラプソディ』はそれ以上の価値がある作品でした。

 

最後には拍手がおこったほどです。映画で拍手をしたのは、マイケル・ジャクソンの『This is it』以来です^^

 

・本人じゃないし…。
・似てないし…。
・クイーンって知らないし…。

 

などと迷っているのなら、是非映画館へ観に行くことをオススメします。

 

この映画が大ヒットしていて、涙を流す人もいるほど感動するのはなぜか?

 

に加えて感想も書いていきますので、ちょっとでもこの映画やフレディに興味があればつづきを読んでみてください!

 

「ボヘミアン・ラプソディ」映画の基本情報

映画『ボヘミアン・ラプソディ』日本オリジナル予告編解禁!

「ボヘミアン・ラプソディ」の簡単なあらすじ

 

イギリスのロックバンド、『クイーン』のボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記の映画で、フレディの愛と苦悩とコンプレックスを軸として、バンド『クイーン』の無名時代からライヴエイドまでが描かれています。

 

ですが、フレディだけではなくて、メンバーもかなり登場するし、『バンド』ってこうだよね、曲ってこういう発想から作られるんだ、なども描かれています。

 

冒頭部分から、「おーっ!」て感じで、ここから既に涙を流した人も多いようです。

 

音楽はメンバーのブライアン・メイとロジャー・デイラーが総監督として参加し、2時間13分の上映時間の中で、32曲もの名曲をフレディの声で聴くことができます。

 

最後の21分間のライヴエイドのライブシーンは圧巻です。Gを感じたほどです。

 

「ボヘミアン・ラプソディ」のキャスト・監督

▼監督

ブライアン・シンガー

 

監督はブライアン・シンガーとなっていますが、途中で解雇になり、デクスター・フレッチャーに引き継がれました。

 

ですが、アメリカでは当初監督になった人の名前をクレジットする、という規則があるとかでデクスター・フレッチャーの名前は明記されていません。

 

▼Queenのメンバーのキャスト

フレディ・マーキュリー(リードボーカル・ピアノ) :ラミ・マレック

ブライアン・メイ (ギター): グウィリム・リー

ロジャー・テイラー(ドラム) : ベン・ハーディ

ジョン・ディーコン (ベース):ジョゼフ・マゼロ

 

▼フレディの元恋人で永遠の親友(女性)

メアリー・オースティン :ルーシー・ボイントン

 

▼フレディの最高で最後の恋人(男性)

ジム・ハットン :アーロン・マカスカー

 

音楽プロデューサーにジョンがいないわけ

音楽プロデューサーは、ブライアン・メイとロジャー・テイラーです。

 

ベースのジョンは参加していません。

 

その理由は、フレディの死後、ひどいうつ状態となり1997年の「ノー・ワン・バット・ユー」の発表後に音楽業界から引退して妻子と静かに暮らしているからです。

 

フレディの恋人だったジム・ハットンは、ジョンのことが一番好きだったと著書『フレディ・マーキュリーと私』で書いています。

 

驚くほど控え目で、穏やかで気取らない人で、自分のことを「ただのベースプレーヤー」という遠慮深いジョンにジムはとても好感をもっていたそうです。

 

また、ジョンがフレディの脚にあざがあることに気がついたとき、「あのあざはなに?」と聞いてきたけど、日光のアレルギーで、そばかすだと取り繕った時も、ジョンの優しさを垣間見たかもしれません。

 

本当に相手のことを思っている人は、相手に変化があったとき心配しますからね。

 

そんなジョンの人間性に気付けたジムも思いやりにあふれた人だったことが伝わってきます。

 

ジョンの優しさは、映画の中でも描かれて、それはフレディがメンバー3人にエイズだと告白するシーンです。

 

「ボヘミアン・ラプソティ」の映画で流れる曲

フレディの声で以下の『Queen』の名曲が流れます。

クイーンというバンドを知らなかったとしても、曲は知っていると思います。

 

  1. 20th Century Fox Fanfare(20セイキ フォックス ファンファーレ)
  2. Somebody to Love(サムバディ トゥー ラブ)
  3. Doing All Right… Revisited(ドゥーイング オール ライト)
  4. Keep Yourself Alive(キープ ユア セルフ)
  5. Killer Queen(キラー クイーン)
  6. Fat Bottomed Girls(ファット ボトムド ガールズ)
  7. Bohemian Rhapsody(ボヘミアン ラプソディ)
  8. Now I’m Here(ナウ アイム ヒア)
  9. Crazy Little Thing Called Love(愛という名の欲望)
  10. Love of My Life(ラブ オブ マイ ライフ)
  11. We Will Rock You(ウィー ウィル ロック ユー)
  12. Another One Bites the Dust(地獄へ道づれ)
  13. I Want to Break Free(自由への旅立ち)
  14. Under Pressure(アンダー プレッシャー)
  15. Who Wants to Live Forever(リブ フォーエバー)
  16. Radio Ga Ga(レディオ・ガ・ガ)
  17. Ay-Oh(エーオー)
  18. Hammer to Fall(ハマー・トゥ・フォール)
  19. We Are the Champions(伝説のチャンピオン)
  20. Don’t Stop Me Now… Revisited(ドント ストップ ミー ナウ)
  21. The Show Must Go On(ショウ・マスト・ゴー・オン)

 

「ボヘミアン・ラプソティ」映画の感想

最初にもちょっと触れましたが、冒頭から感動するシーンで始まります。

 

バンドに詳しい人は、ギターの音色を聴いただけで、演奏している人を当たり前のように当てますが、この映画でもそれが冒頭シーンにありました。

 

とても粋な計らいで、愛が詰まっている映画だな、と思いました。

 

この冒頭のシーンでは、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラーの姿はスクリーンには出て来ませんが、ファンや音楽に詳しい人であれば、ブライアン・メイのギター、ロジャー・テイラーの叩くシンバルだとすぐにわかり、胸が熱くなっただろうな、と思いました。

 

私は、トレイラーを見たとき、「フレディ役のラミ・マレックが全然似てないぞー」、と思ってたんですが、最初にスクリーンで後姿を見ただけで、「似てる!」と惹きこまれました。

 

白いタンクトップにジーンズ姿でステージに向かうフレディ役のラミ・マレックの後ろ姿のシーンです。

 

最後まで期待を裏切られることはありませんでした。

 

話し方、しぐさなどフレディに激似です。

 

役をこなすだけでも大変なのに、本人にそっくりに演じられるなんてすごかったです。

 

体格や足の長さなどフレディには似ていないのですが、しぐさやクセや話し方などすべてがフレディそのものだったので、フレディ本人に見えてくるほどでした。

 

また、ブライアン・メイはまさに本人かと思うほどそっくりでした。

 

フレディがブライアン・メイとロジャー・テイラー、メアリーと出会うところから始まり、最後はライヴエイドで終わるので、フレディの伝記映画というわけではありません。

 

ライヴエイドの頃、クイーンは全盛期を過ぎて落ち着いていた頃でした。

 

ライヴエイドは世界中に配信され、15億人もの人が見ることになるので失敗は許されません。

 

映画では、バンドメンバーとは不仲でフレディは声が出るのか不安という設定でしたが、実際は1984年に発表したアルバム『ザ・ワークス』のワールドツアーが8週間前に終わったばかりでした。

 

翌年、クイーンはツアーをしましたが、それが最後のライブになっています。

 

また、ライヴエイド前にエイズになったことをメンバーに告白していますが、検査で陽性が出たのはジムによると1987年です。

 

時系列で映画にしようとすると限られた時間内になりますので、止む終えず事実とは違うストーリーが設定されているのは仕方ないと思います。

 

ライヴエイドで終わっていて、その後のクイーンの活動やフレディの私生活については一切触れられていません。

 

最高のパフォーマンスをしたシーンで終わっていて、エンドロールではフレディが歌うシーンが流れますので必見です。

 

この映画『ボヘミアンラプソディ』を一言で表現すると、『愛』だなと思います。

 

この映画は、フレディへの『愛』が詰まっている作品なのですが、それはいたるところにちりばめられていました。

 

例えば、フレディの自宅のシーンでは、女優のマレーネ・ディートリヒの大きなポスターが飾ってありました。

 

観客の視界に入るという撮り方ではなくて、マレーネだよ、気づいてね!というカットでした。

 

マレーネ・ディートリヒは1930年代から女優や歌手として活動したドイツの女優さんです。

 

彼女に憧れる女性も多く、女優としてだけでなく女性としても人気がある方で、「マレーネだったら、どんなに足が痛くなるハイヒールだってカッコよく履きこなしてくれるはず」と仰っていた方がいたくらい、女性度が高い魅力的な女性です。

 

フレディはマレーネのファンで、アルバムジャケットの表紙に手法を取り入れたほどです。

 

クイーンのアルバム、『クイーンⅡ』の暗闇にメンバー4人の顔が写っているジャケットは、マレーネの出演映画『上海特急』からの手法です。

 

大好きなマレーネの大きなポスターが登場したり、大好きだった猫や日本好きを表現したガウンを羽織っていたりと、フレディのことがちゃんと表現されていました。

 

また、メンバーの性格などもとてもわかりやく描かれていました。

 

特に、フレディが3人のメンバーに自分がエイズだと伝えるシーンでは、ジョンだけが涙を流すんです。

 

フレディが亡くなるまで添い遂げたパートナーのジム・ハットンは著書『フレディ・マーキュリーと私』の中でジョンが一番好きだったと語っていたわけですが、ジョンはとても控え目で、映画でもそのように描かれています。

 

フレディは同性愛者だと言う方が多いですが、私はゲイなんじゃないかと思っていたのですが、映画の中で、メアリーに対してフレディがバイセクシュアルだと告白すると、メアリーが「いいえ、あなたはバイセクシュアルじゃないと思うわ。あなたはゲイよ。」と言うシーンがありました。

 

好みが女性から男性へ移った、目覚めた、という意見が多いですが、フレディは寄宿舎学校出身だったんですよね…。

 

世間的には男性であればお付き合いの対象は女性なので、ずっと女性と付き合っていたものの、ゲイであると自分自身ではっきりとさせてメアリーに告白したのだと思われます。

 

クイーンは世界で大成功をおさめますが、フレディは元々人種、容姿などに対してコンプレックスを持っていました。

 

そのことも映画の中で表現されています。

 

さらにゲイであることもフレディの孤独な悩みとなっていき、メンバーたちは結婚して家庭を持つけど自分はいつも一人、孤独になり淋しさを埋めようとパーティを開き多くの人とお付き合いをしますが心は晴れません。

 

そのように淋しさを埋めるフレディの行動を見て、エイズになってもおかしくない、と思っていた人も多かったようです。

 

別れたメアリーに隣に住まいを提供して、淋しくなるとメアリーに電話をするシーンが孤独なフレディの心を表していました。

 

クイーンの曲もたくさんかかるので、ライブのノリで観に行く人も多いと思いますが、この映画にはフレディ・マーキュリーという一人の人間の苦悩・コンプレックス・愛が詰まっています。

 

ですが、フレディはいつも自分に自信を持っていました

 

コンプレックスを持っていると自分に自信が持てないものですが、フレディは違いました。

 

メアリーは、「いつも自分に自信が持てないけど、フレディはいつも自信を持っていた。」と言っていました。

 

自分に自信が持てない人はこの映画から勇気をもらってください。

 

そして、恋愛相手やバンドメンバー、家族、取り巻きのスタッフなどとの関係性、絆なども表現されています。

 

ですので、ドキュメンタリーでもなく、ライブ映画でもない、ヒューマンドラマでもなくて、全部をひっくるめてぎゅっとまとめあげた映画です。

 

更に、俳優さたちの表情や演技力がすばらしく、まさにクイーンでした。

 

すべてのシーンにフレディへの愛を感じたし、最後のライヴエイドを本番に負けないほど完全に再現されているし、すばらしい作品です。

 


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「ボヘミアン・ラプソディ」は評論家に酷評されたのになぜ大ヒットしたのか!?

ボヘミアンラプソディ-4

 

曲の『ボヘミアン・ラプソディ』はレコード会社からも作品としてふさわしくないと強く言われ、評論家たちの意見もよくありませんでした。

 

また、この映画自体も評論家たちからは酷評でした。

 

なぜかクイーンは評論家たちから酷評されますが、作品が世間に公開されると一般人には大絶賛されという不思議なバンドです。

 

なんでだろう?と思ったんですが、rockin’onの編集長の山崎洋一郎さんのトークイベントでのお話しと絡めて書いていきます。

 

山崎さんは、

 

クイーンはすごいバンドなんだけど、どう説明していいか表現できない。

 

例えば、曲を聴いたとき、他のバンドであれば、

 

  • カッコイイ曲だね
  • 悲しい曲よね
  • 怒ってるね
  • ハッピーな曲だね

 

などの感想が出てくるのですが、クイーンは不思議なんだけど、ものすごい高揚感がある。特にシングル曲については、なぜかわからないけど高揚する。理由なき高揚感がクイーンの最大の特徴。

 

何を唄っているのかわからないけど、盛り上がってなぜか高揚してポジティブになる。そこが他のグループと圧倒的に違う。

 

また、クイーンがデビューしたとき、キッスとエアロスミスもデビューし、その当時はデビューすると評論家から酷評されるのは恒例となっていたけど、特にクイーンはけちょんけちょんにディスされた。

 

その理由は、クイーンのすごさの裏付けを表現できないからではないか。

 

例えば、この曲の歌詞の裏にはこのような意味やメッセージがあって、だから感動するよね、というそのようなものがクイーンにはない。

 

だけど、理由がないけど素晴らしい。その素晴らしさを表現できないけど、曲を聴いた人は「クイーンってすごいよね」ってなる。

 

クイーンは評論家からは評価されないけど、どのバンドよりも愛されたバンド。愛される力がすごくあったバンド

 

自分はrockin’onの編集長ということで、今月号の表紙を誰にするかギリギリまで迷った。というのも、映画は公開されるけど、クイーンのアルバムが出るわけでもないし、クイーンについて話題になるものがないから迷った。

 

だけど、試写会を観てこの映画はすごい!と思ったのでクイーンを表紙にすることに決めた。

 

映画が公開されたら、みんなが観に行くし、クイーンのことを知らなくても知ってる曲あるから観てみようという素直な気持ちに火を付ける。愛されやすいバンド。だからこの映画も各ランキングでNo1にランキングされている。

 

そのようなことが起こるのはクイーンならではで、愛されるバンドだということが証明されたバンドだ。

「ボヘミアン・ラプソディ」のトークライブ、山崎洋一郎さんのコメント

 

と仰っていました。

 

本当にそうだな、と思いました。

 

公開初日に観に行く予定でしたが、トークライブがあると知り公開日から2日後に観ました、山崎さんの感想も伺えてよかったです。

 

クイーンが愛されるバンドであることが確認できました。

 

ちなみに、雑誌の表紙をクイーンにするかギリギリまで迷いましたが、すぐに完売になったそうです。

「ボヘミアン・ラプソディ」の曲について

 

「ボヘミアン・ラプソディ」の曲の概要

 

映画のタイトルになった、『ボヘニアン・ラプソディ』の曲はフレディの発想から生まれ、1975年10月に発売になった4枚目のアルバム、『オペラ座の夜』から先行シングルカットされたものです。

 

映画の中で、この曲が作られる過程もあって、高音のコーラスを担当していたドラムのロジャー・テイラーが何度もフレディに「もっと高く!」と言われているシーンがあります。

 

個人的に、曲ってどんなふうに作られていくんだろう?と思っているのですが、この曲はとても人間くさい手作り感があるな、と思いました。この辺もクイーンの魅力なのかな、とも思います。

 

フレディはオペラも好きで、曲に取り入れたかったのですが、レコード会社側からアルバムに入れること自体反対されましたが、フレディとロジャーが知り合いのDJ、ケニー・エヴェレットに曲を持ち込んだところケニーには好評でした。

 

ケニーはラジオ番組で何度も流し、曲を聴いたリスナー達にも好評で世界的ヒット曲になり、フレディは、アイヴァー・ノヴェロ賞を再び受賞し、アルバム「オペラ座の夜」は初めて全英1位になりました。

 

初めてフル演奏を披露したのは、2002年のエリザベス2世の女王即位50周年記念コンサートでした。

 

今ではPVは当り前になりましたが、世界初のPVプロモーションビデオはこの『ボヘミアン・ラプソディ』だったのです。

 

クイーンはPV作りにもとても熱心に取り組んでいたバンドで、その後も面白いPVをたくさん作成しました。

 

【発表】1975年10月31日

【収録アルバム】『オペラ座の夜』

【記録】

・2002年ギネスブック発行しているギネス・ワールド・レコーズ社のアンケート結果、英国史上最高のシングル1位。

 

・フレディが亡くなった後、クイーンのアルバムが世界中で売れ、「ボヘミアン・ラプソティ」が再び1位になった。

 

「Bohemian Rhapsody」の歌詞

 

Is this the real life

Is this just fantasy

Caught in a landslide

No escape from reality

Open your eyes

Look up to the skies and see

Im just a poor boy,i need no sympathy

Because Im easy come,easy go

A little high,little low

Anyway the wind blows,doesnt really matter to me

To me

 

Mama,just killed a man

Put a gun against his head

Pulled my trigger,now hes dead

Mama,life had just begun

But now Ive gone and thrown it all away

Mama ooo

Didn’t mean to make you cry

If Im not back again this time tomorrow

Carry on,carry on,as if nothing really matters

 

Too late,my time has come

Sends shivers down my spine

Bodys aching all the time

Goodbye everybody Ive got to go

Gotta leave you all behind and face the truth

Mama ooo (any way the wind blows)

I dont want to die

I sometimes wish Id never been born at all

 

I see a little silhouetto of a man

Scaramouche,scaramouche will you do the fandango

Thunderbolt and lightning-very very frightening me

Galileo,galileo,

Galileo galileo

Galileo figaro-magnifico

But Im just a poor boy and nobody loves me

Hes just a poor boy from a poor family

Spare him his life from this monstrosity

Easy come easy go-,will you let me go

Bismillah! no-,we will not let you go-let him go

Bismillah! we will not let you go-let him go

Bismillah! we will not let you go-let me go

Will not let you go-let me go

Will not let you go let me go

No,no,no,no,no,no,no

Mama mia,mama mia,mama mia let me go

Beelzebub has a devil put aside for me,for me,for me

 

So you think you can stone me and spit in my eye

So you think you can love me and leave me to die

Oh baby-cant do this to me baby

Just gotta get out-just gotta get right outta here

 

Nothing really matters

Anyone can see

Nothing really matters

nothing really matters to me

 

Any way the wind blows….

引用:歌詞カード

 

ボヘミアン・ラプソディの和訳と歌詞の詳しい解説については別記事でまとめましたので、ぜひお読みください。意味がわかるとより感動します。

 

以下をクリックするとページにいけます↓

ボヘミアン・ラプソディの和訳と歌詞の意味について知りたい!

 

「ボヘミアン・ラプソティ」和訳と歌詞の意味

日本語に訳して意味を考えようと思っても難しい歌詞ですよね。

 

海外アーティスの歌詞は難解な歌詞が多いですが、この曲はまだ解釈しやすい方だと思います。

 

個人的な解釈ですが、この映画のタイトルに付けられたこととにも意味があるように思えました。

 

ヒット曲だし、長くて他にない珍しい曲だから、という理由だけではないように思うからです。

 

映画のタイトルにクイーンやフレディとつけてもいいはずなのに、あえてこのタイトルなんですよね。

 

フレディ自身はその人の解釈に任せるようなことを言っていたようですが、この歌詞はフレディの苦悩と告白とういうか心の叫びなのかな、と思えてなりません。

 

ボヘミアンには世間の風習などにとらわれることなく、自由きままに生きる人という意味ですから、ラプソディの自由と掛け合わせても、世間の風習や世間体を気にせず自由に生きるという意味合いになると思います。

 

この歌詞はフレディのことだ、とわかる一節がありますので、全体としてもフレディの心の中にあることだと思うのです。

 

例えば、「同情なんていらない」(I need no sympathy)とあります。

 

歌詞のとおり、フレディはエイズの病がひどくなっても同情してほしくなかったし、同居していた恋人のジムが手を差し出そうとしても振り払っていたとジムの証言があります。

 

その歌詞の前には、「自分はかわいそうな奴だ」(Im just a poor boy)とあります。

 

これは、容姿、出身、学歴などのコンプレックスをもったフレディ自身のことなのではないでしょうか。

 

クイーンのメンバーは高学歴揃いで、ブライアン・メイは物理理学士で、将来は天文学者になっていたかもしれない人物ですし、ロジャー・テイラーは生理物理学士で将来医者になっていたかもしれないし、ジョンは電気工学士でした。

 

フレディはグラフィックデザインを学んでいましたが、他の3人に比べて学歴に違いがあることがわかります。

 

また、父親は外交官(会計士や最高裁判所の事務員との情報もあり)だったようですが、ザンジバル革命が起こった時、タンザニアからイギリスへ移り住みました。フレディが17歳の時です。

 

タンザニア時代は使用人もいる裕福な環境でしたが、イギリスへ移ったことで生活環境は激変しました。

 

両親は住宅の使用人として働き始めました。

 

イギリスは今も階級が激しい国ですし、大学への入学率も低く、大学に入学する感覚が日本とは違い、イギリスで大学へ入学できるのは一部の人達なんです。

 

フレディ以外のメンバーがそこそこ裕福な家庭の出身であることもわかりますよね。

 

また、フレディはペルシャ系インド人ですので階級制度の激しいイギリスではコンプレックスを感じたようで、本名のファルーク・バルサラからフレディ・マーキュリーへと改名しました。そのシーンは映画の中にも登場します。

 

「コンプレックスをもったかわいそうな奴だけど、同情なんて欲しくない。」とはフレディの心の声だと思えます。

 

人を殺したという節はフレディ自身のことで、ゲイであることを確信したので、過去の自分との区切りで、母親に対して謝っているように思えます。

 

そんな自分のところに、悪魔がやってきたというのです。以下の歌詞から伺えます。

 

「ビールゼバブが悪魔を自分によこした」(Beelzebub has a devil put aside for me)の一節にある、ビールゼバブとは悪魔です。

 

魔除けの風習に唾を吐きかけるというものがありますので、その意味から、以下のような意味になるのでは。

 

「ビールゼバブが悪魔を自分によこしたので、僕に石をなげてもいいし、魔除けのための唾を僕にはいもいいよ」(So you think you can stone me and spit in my eye)

 

石を投げるというのは、旧約聖書の中に、一般的な恋愛から外れた者は石で撃ち殺されなければならない戒律があったので、ゲイである自分は石を投げつけられても仕方ない。という意味になるのでは。

 

「時々、僕なんて生まれて来こなきゃよかったって思うことがある」(I sometimes wish Id never been born at all)とまであります。

 

このような歌詞からも、フレディのコンプレックスやゲイであることの苦悩、母親に申し訳ないという気持ち、だけど同情なんて欲しくないし、世間体なんて気にせず自由に生きていく、という歌詞なのだと私は解釈しました。

 

また、この歌詞に出てくる『風』は、映画『風と共に去りぬ』に出てくる「明日は明日の風が吹く」とは違う意味で、『痛みのある風』なのだと思います。

 

人生には風が吹いて辛いことってあるよね。どうしても風は吹いてくる。つまり「人生にはどのように生きようと、つらいことが起きるよね。」という意味だと思います。

 

このように、『ボヘミアンラプソディ』の歌詞の意味を紐解くと、映画のタイトルにこの曲を選んだ理由がわかり、本当に『愛』が詰まった映画であることがわかり涙が出てきます。

 

フレディ・マーキュリーの遺言

 

初登場で1位を獲得した作品の収益金は、フレディの遺言によりすべてエイズ基金に寄付されることになっていたため、再び1位になった曲『ボヘミアン・ラプソティ』の収益のすべてはエイズ基金に寄付されました。

 

今も称賛されるクィーンが登場したライヴエイドとは

 

ライヴエイドとは、1985年7月13日に、アフリカの難民を救う目的で世界同時に開催・配信されたライブです。

 

参加者は世界の超有名大物アーティストばかりで、日本からも有名なロックスターやバンドが参加しました。

 

メインはアメリカとイギリスのライブで、当時はまだ今のようにyoutubeなどがあったわけでもないので、海外のビッグアーティストたちの生ライブを拝見できるなんで、飛び上がるほどの大イベントでした。

 

日本でも、国内向けにバンドが登場しましたが、洋楽ファン達から「邦楽はいいから海外アーティストたちを放送して!」の要望や、海外バンドの演奏中にCMになったりしてTV局へのクレームも多かったです。

 

12時間ぶっつづけのライブでしたが、私はテレビの前に陣取って全部しっかりと見ていました。

 

面白かったとうか、驚いたのは、フィル・コリンズはロンドンのステージに立っていたのに、最後の方ではアメリカのステージに立っていたことです。

 

今は格安チケットがあって、一般人でも海外旅行が簡単にできる時代になりましたが、当時は一般人が気軽に海外に行くなんていう時代ではなかったので、コンコルドでロンドンからアメリカに飛び、何ごともなかったかのようにステージに立っている姿を見て、まるで異次元のようだし平然とパフォーマンスしている姿を見て「なんなんだこれは!」て思ったんですよね。

 

そんなライヴエイドには数多くの大物アーティストが参加しましたが、その中でクイーンのライブパフォーマンスは圧巻で、今でも語り継がれています。

 

クイーンの後はデビッド・ボウイだったのですが、クイーンが凄すぎてボウイの印象が薄れてしまったと言う人もいたほどです。

 

ブライアン・メイは、ライヴエイドはフレディの力が大きかったようなことをインタビューで語っていました。

 

映画の最後に21分間、クイーンのパフォーマンスを楽しめます。

 

メンバーたちは役者さん達ですが、曲はクイーンだし、まるでライブ会場にいるような迫力になっています。

 

とは言っても、やっぱり本物のクイーンのライブエイドが見たい!という方は、DVDの『ロック・モントリオール1981&ライヴ・エイド』で堪能することができます。

 

 

クイーンのライヴ・エイドは『クイーン ライヴ イン モントリオール 1981 & ライヴ エイド』で堪能できる!

 

1981年のモントリオールライブとライブ・エイドの2枚セットのDVDです。ライヴ・エイドの画像は多少粗いですが、本物ですから映画より迫力もあります。

 

モントリオールでのライブも見応えたっぷりで圧巻です!

 

1981年とかなり以前のライブになりますが、こちらは映像もキレイで時代を感じさせません。Blu-rayの方がより美しいので迷ったらBlu-rayをオススメします。

 

 

フレディ・マーキュリーの性格と人生

 

1946年、タンザニアの離島で生まれたペルシャ系インド人で、インドで育ち、17歳のときに家族でイギリスに移り住みました。

 

フレディは最初の頃は個性的な衣装を着ていたし圧倒的な存在感とパフォーマンスで奇抜なバンドでしたが、下品な感じはしませんでした。

 

フレディ自身が幼少時代に裕福な家庭環境で育っていることや、メンバーも高学歴でインテリだったからなのかもしれません。

 

ステージでは堂々とした力強いパフォーマンスをするので男らしく見えますが、インタビューなどを見ると、とても内気でシャイで物静かで優しい印象な時があったり、子供のようなに無邪気だったりとステージとは別人みたいな時もありました。

 

ですが、ステージであれほど強いパフォーマンスをするところを見ると、内心にはとても強いものを持っていたことがわかります。

 

また、とても完璧主義者で、些細なことでも気に入らないと強く主張する人だったようです。

 

パートナーのジムはフレディに振り回されていたそうで、周囲からも気の毒に見えたほどだそうです。

 

歌詞や周囲の人達からの証言のとおり、体がつらくなっても他人に同情を求めず、最後まで音楽活用に取り組んでいたそうです。

 

亡くなる前のPVではフレディはメイクをしていますが、痩せて病状が悪化する顔をメイクで隠すためだったとメンバーが答えています。

 

それでも現場でも辛いなど一切言わなかったそうです。

 

また、日本好き、と言う外タレさんっていますが、フレディの場合は本当に大好きだったようです。

 

というか、世界中にツアーで出かけましたが、それは仕事であって、愛した土地は日本だけだったようです。

 

日本が好きな理由は、「日本は矛盾の塊の国」だからだそうです。

 

日本についてフレディは以下のように話していました。

 

・封建制的な圧政を何世紀も生き延びたこと
・第二次世界大戦からの復活
・複雑で多面的な性格を持っている
・穏やかで毅然な日本人

 

ジム・ハットンと日本を訪れた時、日本に来たんだから、入浴の仕方などもすべて日本式にと言っていたそうです。

 

フレディと日本って似ているなと思います。

 

日本は複雑で多面性のある国ですし、日本人は穏やかで毅然としているところなどフレディに当てはまります。

 

フレディは、1987年に2回目に受けたエイズ検査で陽性の診断を受け、1991年にエイズの感染合併症、気管支肺炎で45歳で亡くなりました

 

1987年当時は、エイズは空気伝染する、と多くの人が誤解していた時代です。

 

その誤解を打ち破ったのが故ダイアナ妃だったのは有名ですが、エイズ患者と素手で握手をしたことが世界中に発信され、エイズは握手をしても感染しないことを証明することになりました。

 

フレディは感染後から亡くなるまで闘病生活のなかで、あの長くてスラリとした美脚は少ししかなかったとメンバーのブライアン・メイがインタビューで答えていました。

 

同棲していたメアリーは女性でしたし、本人も公に自分の趣向については語っていませんでしたが、1984年からジム・ハットンと交際を始めて、ジムはフレディが亡くなるまで添い遂げました。

 

ジム・ハットンは、おそらくフレディから感染したのではないか、と思われるエイズに感染していましたが、フレデッィに告げることはありませんでした。

 

ジムはフレディの周囲にいた関係者からはあまりいい評判を聞きませんし、コアなファン達の間では、「庭師」だと呼ばれ、実際、フレディも両親にジムを紹介した時は「庭師」と言っていたようです。

 

映画の中では「友達」と紹介していますが、フレディがジムの手にそっと自分の手を重ねることで、家族は友達以上の関係だと悟るシーンとして描かれています。

 

フレディはジムのことを庭師だと周囲に紹介していましたが、当時はゲイであると簡単に公にできる時代ではなかったですし、それよりもゾロアスター教徒であったフレディにとっては隠したいことだったのかもしれません。

 

ゾロアスター教徒だと宣言したことはありませんが、8歳の時洗礼を受けていて、葬儀もゾロアスター教のしきたりで行われました。

 

自由に生きたと思いながらも、ゾロアスター教では同性愛は認められていないそうなので、葛藤があったのかもしれません。

 

そんなフレディに対して、また、交際中にフレディの浮気もあったようですが、ジムは最後までフレディの側にいました。

 

映画の中で、フレディの妹が、「兄とはどちらで出会ったの?」と聞くシーンがありますが、映画ではフレディの使用人という設定で、パーティの片づけをしている時にフレディにちょっかいを出されて二人でお酒を飲むシーンではじまり、ジムから「あなたには友達が必要」だと言われます。

 

その後、フレディが電話帳を持ち出してジムを探し出し再会するストーリーになっていますが、実際はジムはサヴォイ・ホテルに美容師とて勤めていて、ゲイの人達が集まるバーで知り合いました。

 

フレディは一人で訪れて、ジムに一目ぼれしたのでお酒をご馳走すると声を掛けましたが、ジムはパートナーと来店していたため丁寧に断られました。

 

1984年には、クイーンは既に世界中で有名だったのですが、ジムはフレディのことを知らず、パートナーに教えてもらったそうです。

 

ライヴエイドが1985年ですからね、フレディがジムと出会った時はフレディは既に超有名人だったのですが。

 

その後、二人は別のバーで偶然に再会し、交際が始まりました。

 

1984年から交際がスタートして、1987年にフレディにエイズ陽性反応が出たとき、フレディはジムに別れるべきだと伝えますが、ジムは亡くなるまでフレディの側にいました。

 

また、フレディはジムにもエイズ検査を受けるようにすすめましたが、すぐには検査をしなかったらしく、おそらく、フレディからうつったと思われるエイズに感染しましたが、自分だけの胸におさめて公にしませんでした。

 

とても信頼しあい愛し合っていた最高のパートナーだったんだろうな、と思わずにいられません。

 

ジム・ハットンは、フレディが二人で住むために購入したアイルランドの家で2010年に亡くなりました。

 

ジムはフレディからその家と7,000万円の遺産を譲りうけていたのです。

 

ところが、フレディは約50億ほどの莫大な遺産を最初にお付き合いをしていたメアリーに譲りました。

 

そして、メアリーはフレディの死後、ジムを家から追い出して自分が移り住み、今もそこで暮らしているそうです。

 

メアリーはジムのことをフレディの恋人だとは認めず、身の周りのお世話をする人だと言っていたそうですが、映画の中では良好な関係に描かれています。

 

フレディが最後まで側で添い遂げてくれたジムにではなく、メアリーに遺産を譲渡したのは、ゲイじゃなかったらメアリーと結婚していたからだと言われています。

 

個人的には、メアリーは子供もいるし、今後の生活もありますが、フィレディはジムがエイズに感染していることを察知していたのかもしれません、またジムはひとり身ですし、そのようなことも考えての遺産分与だったのかもしれません。

 

また、フレディは遺骨の管理をジムではなくメアリーに託しました。

 

おそらく、自分と一緒に暮らしていたジムはエイズに感染する確率も高いだろうし、メアリーに託した方がこの先もずっと管理してくれると判断したのかもしれません。

 

この時には、内緒にしていましたがジムはエイズに感染していたので、フレディの判断は正しかったのかもしれません。

 

ジムはフレディを失ってからの19年間をどのような思いで過ごされていたのでしょうかね。

 

フレディはお気に入りのオペラ歌手、モンセラ・カバリエと1992年のバルセロナオリンピックで『バルセロナ』を歌う予定でしたが、1991年11月24日にこの世を去りました。

 

フレデッィの歌唱力と圧倒的な存在感が世界中に発信されていたのに、と思うと残念です。

 

ですが、1989年5月にアルバム『The Miracle』を発表する頃は、余命が短くなっていることは明らかだったようです。

 

フレディ・マーキュリーは愛と平和を願った人だった

フレディは力強いパフォーマーで、難解な歌詞もありますが、愛にあふれた人って印象があります。

 

それは、作品からもわかります。

 

フレディが作った曲『There Must Be More To Life Than This』(生命の証)はご存知ですか?

 

隠れた名曲でファンの中にもこの曲が大好き!という人達もたくさんいます。

 

元々、マイケル・ジャクソンとのデュエット曲として発売される予定でしたが、結局、アルバム『クイーン・フォーエヴァー』に収録されました。

 

平和と愛を願った美しい曲です。

 

マイケルは元々クイーンのファンで、この曲以外にもクイーンから楽曲の提供話しがあったりしましたが、マイケルがスタジオにラマを連れてきたり、スリラーで忙しくなったことなどが重なって、その後不仲になった説があります。

 

ですが、フレディはインタビューでマイケルのことを「メディアで持ち上げられたり、あることないこと書かれて気の毒だ。彼はとてもシャイで、優しくて、素晴らしくて、才能にあふれている。」と語っていました。

 

マイケルとフレディとの作品としては実現せず、マイケルは後に『We are the word』を作りました。

 

『We are the word』はこの曲『There Must Be More To Life Than This』にインスパイアされたとも言われています。

 

どんな歌詞なのか気になりますよね?

 

以下、英文、和訳ではどんな内容の歌詞なのかまとめました。

 

There must be more to life than this
There must be more to life than this
How do we cope in a world without love
Mending all those broken hearts
And tending to those crying faces
There must be more to life than living
There must be more that needs the light
Why should it be just a case of black or white
There must be more to life than this
Why is this world so full of hate
People dying everywhere
And we destroy what we create
People fighting for their human rights
But we just go on saying see’est la vie
So this is life
There must be more to life than killing
A better way for us to survive
A living hope for a world fill with love
And waking up, just making noise
There must be more to life than this
There must be more to life than this
A living hope for a world fill with love
There must be more to life, than this
There must be more to life, much more to life
There must be more to life, more to life than this

引用:歌詞カード

 

和訳を要約すると以下のような意味になります。

 

人生はこんなものではない

人生にはもっと大切なものがある

愛のない世界でどうやってうまくやっていくの?

なぜ白人、黒人にこだわるの?

それよりももっと大切なものがある

どうしてこの世界は苦しみであるれているの?

いたるところで人は死にかけているし

破壊を繰り返している

命をうばうより大切なことがある

人生はすばらしい

平和にくらせるはずだ

僕は世界が愛で満たされることを願って生きている

 

とても愛に溢れた美しい曲ですよね。

 

愛にあふれたフレディ自信は愛されキャラです。

 

そして、この映画が大ヒットした理由やクイーンというバンドが評論家たちからは酷評でしたが世界中の人々に受け入れられたのは「愛されたから」だと思ったし、映画を見ていてもそう思いました。

 

ライブトークでrockin’onの編集長の山崎さんも同じことを仰っていました。

 

「ボヘミアン・ラプソディ」のまとめ

映画『ボヘミアン・ラプソディ』はフレディを軸に、バンド、孤独、人間関係、同性愛などすべてを網羅しているストーリーになっているので、クイーンのファンじゃない方へもオススメしたい映画です。

 

また、クイーンを知らなくても、曲を聴けば必ず知っているものがあるはずですので、まったく楽しめないということはないはずです。

 

フレディは大の親日家で、その理由は日本とフレディに似ているところがたくさんあるからです。ですので、多くの日本人に観てほしいです。

 

完璧主義者のおかげでいい曲が生まれたのかもしれませんが、自分自身や他人や人生に求めると苦しくなります。

 

フレディは容姿、出身、人種、学歴とコンプレックスをたくさんもっていました。

 

また、ゲイであることやエイズになったことで苦悩も抱えていましたが、同情されるのを嫌い、最後まで曲作りに励みました。

 

ですが、いつも自分に自信を持ち、人と愛し平和を願って最後まで力強く生き抜きました。

 

フレディ以外にも、恋人だったジムのフレディに対する愛情や、プロポーズして同棲していたけど別れた後も最後まで親友だったメアリーとの信頼関係なども伺えて、人生や他人とのとの関わりについて突きつけられる作品だと思いました。

 

抱えきれないほどものすごく重いギフトを受け取った映画でした。

 

観て良かった、楽しかった、感動した、と言葉で表現できない作品なんですが、この映画『ボヘミアン・ラプソディ』を一言でいうと『愛』です。

 

これて、クイーンというバンドと同じだな、と思いました。

 

rockin’onの編集長の山崎さんの仰っていたっことと私が思ったことが一緒だったので、クイーンに『愛』を感じる人って多いんじゃないかと思います。

 

評論家から悪評だったのは、表現できなかったからで、その表現できないすごさは『愛』だったからです。

 

フレディが亡くなって、27年がたって、やっと愛されるバンドだったんだ、と表現できる時代になったのかもしれません。

 

『愛』の大切さと偉大さを伝えてくれて、フレディという一人の人間の人生ドラマ、クイーンというバンド、孤独、人種、同性愛、人を愛するということ、すべてがぎゅっと詰まっていて、さらにライヴエイドの完コピとクイーンの名曲がフレディの声で聴ける素晴らしい作品です。

 

ブライアン・メイとロジャ・テイラーが音楽プロデューサーを担当したこともあって、本当にフレディに対して『愛』がつまっている映画です。

 

映画の中でフレディはメンバーのことを家族だと言うセリフがありますが、フレディ亡き後、ジョンが音楽業界を引退して2人だけになりましたが、今でもブライアン・メイとロジャー・テイラーはバンド『クイーン』として活動しています。

 

そして、引退したジョンのことも今でも「クイーンのメンバーだ」と話しています。

 

公開から2日後なのにパンフレットも完売するほど感動を与える映画、是非、『ボヘミアン・ラプソディ』を観てほしいです。

 

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映画『ボヘミアン・ラプソディ』の事実と違うところ、時系列の違いなど、かなり詳細に別記事にまとめました。

 

ライヴエイドでクイーンは主役となり伝説のステージになりました。

 

ですが、映画では描かれていませんが、ライヴエイドに出演するに至った経緯や当時のクイーンの状況などを知ると、クイーンにとっていかにライヴエイドが大切で重要なステージだったかがわかり、更に感動します。

 

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